♪詳細情報♪
作曲者:アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla)
編曲:浅利 真(Makoto Asari)
演奏時間:3分30秒 (約)
グレード:4
編成:サクソフォーン4重奏
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
編曲:浅利 真(Makoto Asari)
演奏時間:3分30秒 (約)
グレード:4
編成:サクソフォーン4重奏
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
楽器編成
Soprano Saxophone in B♭
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
♪楽曲解説♪
アストル・ピアソラ(1921-1992)はアルゼンチンの作曲家。アルゼンチンに生まれ、4歳の時にアメリカに移住しました。若い頃からナイトクラブなどのタンゴバンドでバンドネオンを演奏しキャリアを積んでいましたが、その後クラシカルな作曲技法を学びタンゴに取り入れて、バッハ、ドビュッシーなどの偉大な作曲家の音楽、さらにはジャズなどからの影響も受け、タンゴを伝統的な形から開放し、より複雑な形式を与えて独自の音楽を作り上げました。この作品は 1974年にピアソラが新たな活動の場を求めてイタリアに渡った時に作られた最初のアルバムのタイトル曲でした。
「リベルタンゴ」とは libertad(自由) + tango(タンゴ)に由来する造語です。その後いくつもの録音が残されていますが、本アレンジは1983年ルガーノ(スイス)でのライブ録音に基づいたものになっています。原曲のイメージを残しつつ各楽器のソロやオブリガードを追加してサクソフォーンの魅力を引き出しています。
演奏にあたってはもちろんピアソラ自身の演奏を聴いていただきイメージを膨らませていただきたいと思いますが、特にバンドネオン独特の音のキレやピアノとギターのリズム感、ヴァイオリンのセンス、コントラバスの重厚感などを意識していただけたら、より迫力のある表現に近づいていくことでしょう。熱い演奏を期待しています。
(浅利 真)