サクソフォーン4重奏:サクソニック・ダンス/戸田 顕【アンサンブル楽譜】
- 在庫
- 在庫あり
- 商品コード
- ENMS-84016
- JANコード
- 4995751823854
- メーカー
- ブレーンミュージック / Brain Music
♪詳細情報♪
詳細編成
Soprano Saxophone in B♭
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
♪楽曲解説♪
この作品はアマチュアのサクソフォーン・アンサンブル「シロート・サクソフォーン・アンサンブル」の委嘱により、2001年9月に作曲された。曲名の“サクソニック・ダンス”は造語で、サクソフォーンという楽器を擬人化し、サクソフォーン達がダンスをする様子をイメージしている。印象的なメロデイーと、変化に富むリズミッックな作品で、サクソフォーンの楽器の音色を活かした色彩感あふれる作品である。
曲は、急・緩・急の3つの部分からなり、前奏部は“サクソフォーン達が魔女に魔法をかけられ、人間の意識を持たせるよう”に始まり、その後、アルト・サクソフォーンによる主題が、“リズムに乗ってキュートに踊るように”奏でられ、ソプラノ・サクソフォーンに引き継がれる。中間部では、サクソフォーンの柔らかい音色を活かした、バロック・ダンス的なゆっくりしたメロデイーが奏でられ“愛し合うサクソフォーン達”が表現されている。再び、力強いリズムが現れ、”まるで競い合う4人のサクソフォーン達が踊るよう”にエキサイテイングに展開し、最後は主題が再現され”魔法が解けてサクソフォーンが元の姿に戻る”場面で終わる。
技術的にはそれほど高度なものは要求されておらず、アマチュアの演奏家にとっても楽しめる作品である。
昨年のアンサンブル・コンテスト等でも演奏されているが、正式な初演は、2002年6月12日相模原市の「杜のホールはしもと」において同サクソフォーン・アンサンブルによって行われた。