今年の自由曲は何にしようかと中澤先生が悩んでおられる頃、吹奏楽ではまだ編曲されていない「ハンガリー民謡孔雀による変奏曲」を千葉市立土気中学吹奏楽部の指導者加養浩幸先生が森田一浩先生に編曲依頼をされているという話があり、中澤先生から加養先生に「うちにもやらせてもらえないか」とお伺いしたところ、「いいですよ。中学と高校という別部門ですし、野庭高校さんだったら相手に不足はありません」と言って下さったことで決まりました。

日本一、それは結果ではなく日本一の中澤先生と一緒に、日本一の努力、日本一心を込めた演奏を目指すことでに辿り着くことができるものだと信じ、全力疾走の毎日を送りました。

　 やるだけのことはやった、と自信を持って本番に挑むことができました。みんな音楽に集中出来ていたと思うし、目指していた孔雀がはばたくイメージも出来たと思います。