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楽曲詳細情報
- 作曲
 - チャンドラー・L・ウィルソン(Chandler L. Wilson)
 - 演奏時間
 - 17分20秒(約)
 - グレード
 - 5
 - 楽曲構成
 - 全5楽章
第1楽章(3:20)第2楽章(2:40)第3楽章(4:20)第4楽章(3:00)第5楽章(4:50) - 主なソロパート
 - Fl. / Ob. / Eng.Hrn.(or A.Sax.) / S.Sax. / Trp. / Hrn. / Euph. / Perc. Section
 - Trp.最高音
 - 1st:High B♭ /2nd:As /3rd:F
 - 編成
 - 吹奏楽
 
楽器編成
- Piccolo
 - 1st & 2nd Flutes
 - 1st Oboe
 - 2nd Oboe (doub. English Horn)
 - 1st & 2nd Bassoons
 - Contrabassoon (only 4 mov.)
 - 1st Clarinet in B♭
 - 2nd & 3rd Clarinets in B♭
 - Bass Clarinet in B♭
 - Contra Bass Clarinet in B♭
 - Soprano Saxophone
 - 1st & 2nd Alto Saxophones
 - Tenor Saxophone
 - Baritone Saxophone
 
- 1st Trumpet in B♭ (div.)
 - 2nd & 3rd Trumpets in B♭
 - 1st & 2nd Horns in F
 - 3rd & 4th Horns in F
 - 1st & 2nd Trombones
 - 3rd Trombone
 - Euphonium (div.)
 - Tuba (div.)
 - Double Bass (div.)
 
- Timpani
 - Snare Drum / Bass Drum
 - Tenor Drum / 4 Tom-toms
 - Crash Cymbals
 - Suspended Cymbal
 - Hi-hat Cymbal / Gong
 - Triangle / Wind Chimes
 - Cowbell / Slapstick
 - Wood Block
 - Bells (Glockenspiel)
 - Xylophone / Vibraphone
 - Marimba / Chimes
 - Crotales (opt.)
 
楽曲解説
作曲者がフロリダ A&M大学音楽学部に在学中、光栄にもバラク・オバマ候補のために何度か演奏したことがあった。最初の機会はフロリダ州タンパ、2006年春。オバマ候補は民主党の大統領候補として出馬しているさなかだったが、フロリダではあまり知られていなかった。演奏が終わり、ステージ上でオバマ氏の後ろに立って、オバマ氏の45分間の演説を聞いた後、タラハシーへ帰るバスの中は彼の話で持ちきりだった。その後のオバマ氏の講演は、ウィルソン氏と仲間たちに「初のアフリカ系アメリカ人の大統領を見るために生きているのかもしれない」という希望を抱かせた。
オバマ大統領が大統領就任式の最後に大統領執務室を離れるのを見ながら、この作品を創作するインスピレーションを得た。彼が執務室の外へ出たとき、ウィルソンは「彼の歩き方を基に作品を書くことができたら」と考えた。アイデアたちはすぐにまとまって完全な組曲となった。
本作品Suite Forty-fourは作曲者の第44代アメリカ大統領への理解と称賛が基になっている。5楽章それぞれが特徴的なキャラクターと感情を持っている。
- 1楽章:
 - 神秘と謎がテーマで、オバマ元大統領が民主党の指名獲得に向けて出世し始め、「この男は何者だ?」と質問を投げかけている。
 - 2楽章:
 - 堅実なリーダーの性質を持つ、倫理的で、純粋で、正直な、模範となり、優秀である誰かを連想させる。
 - 3楽章:
 - オバマ大統領の地元シカゴの活発なジャズコミュニティを反映したジャズ風の構成で、彼の「クールな」性格を表現している。
 - 4楽章:
 - オバマ大統領が、攻撃的なコメントや風刺、彼の生い立ちに関する難しい質問、そして彼の家族に向けられた手厳しい発言という形の逆境に対処したように、不安と混乱を感じる楽章。
 - 5楽章:
 - これまでの4楽章の集大成で、彼が第44代大統領だった時代の様々なシーンの複合写真ともいえる。
 
















