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困難を乗り越え、未来への光を描く感動作。光差すようなダイナミックなフィナーレが圧巻。

リベラ・アニマス/田村修平【吹奏楽ライセンス楽譜】

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在庫あり
商品コード
YDOT-H07
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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バンド指導者による選曲アドバイス

困難を乗り越え、未来への光を描く感動作!
「魂を自由に解き放て」という意味が込められたこの楽曲は、コロナ禍で世界が未曽有の危機に面した中で、田村修平氏がその現実と未来への光を描いた楽曲です。田村氏は、小編成・・・

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楽曲詳細情報

作曲
田村修平(Shuhei Tamura)
演奏時間
6:50(約)
グレード
3.5
主なソロパート
Fl./Cl./A.Sax.
Trp.最高音
1st:F / 2nd:Es / 3rd:Es
演奏最少人数
15人
編成
吹奏楽

楽器編成

    • Piccolo(doub.Flute)(opt.)
    • Flute
    • Oboe(opt.)
    • Bassoon(opt.)
    • 1st Clarinet in B♭
    • 2nd Clarinet in B♭
    • Bass Clarinet in B♭(opt.)
    • 1st Alto Saxophone in E♭
    • 2nd Alto Saxophone in E♭(opt.)
    • Tenor Saxophone in B♭(opt.)
    • Baritone Saxophone in E♭
    • 1st Horn in F
    • 2nd Horn in F(opt.)
    • 1st Trumpet in B♭
    • 2nd Trumpet in B♭
    • 3rd Trumpet in B♭(opt.)
    • 1st Trombone
    • 2nd Trombone
    • 3rd Trombone(opt.)
    • Euphonium
    • Tuba
    • String Bass(opt.)
    • 1st Percussion
      Timpani
      Suspended Cymbal
    • 2nd Percussion
      Suspended Cymbal
      Tam-tam
      Triangle
      Wind Chime
    • 3rd Percussion
      Bass Drum
      Snare Drum
      Tam-tam
      Crash Cymbals
      Suspended Cymbal
      Triangle
    • 4th Percussion(opt.)
      Tam-tam
      Crash Cymbals
      Suspended Cymbal
      Triangle
      Bass Drum
      Anvil

楽曲解説

2020 年、ブレーン株式会社より委嘱を受けて書き下ろしました。曲題はそれぞれ「libera=自由にせよ」、「animas=魂(の複数形)」というラテン語からなり、すなわち《リベラ・アニマス》(Libera animas)とは「魂を自由に解き放て」や「多くの魂を救い給え」といったような意味になります。

私は、戦争というものを直接体験していません。そのため、日常の些細な行動が制限されたり、国際的な往来が不自由になったりする状況に置かれたことはありませんでしたし、自身が生きている時代にそのような出来事が起こることも想像していませんでした。しかし、まさにこの作品を書いている2020 年は、新たなウイルスによって抑圧された世の中が現実に広がっています。

自由主義を標榜する多くの国、無論日本でも個人の自由が当然のように唱えられています。しかしながら一人ひとりはそれでも何かに縛られながら生きているのではないでしょうか。歴史を遡れば君主に抑圧された時代があり、世界へ視野を広げれば今この瞬間も個人の自由を奪われている地域もあるでしょう。現代の日本においても、社会的な責任や精神面のプレッシャー、自分ではどうすることもできない何かを個人は抱えているかもしれません。人間は常に目の前の抑圧や困難に立ち向かい、戦いながら生きています。抑圧や困難との戦いは、現代においても歴史上でも、人類の歩みそのものであるといっても過言ではないでしょう。

私にとって音楽とは、ひとときの自由を与えてくれるものであり、現実世界の抑圧や困難に立ち向かう勇気をいつも与えてくれるものです。この作品を通して多くの人々の心が解き放たれ、少しでも生きることに前向きになる現実的なキッカケとなれば、作曲者として幸いです。

(田村修平)