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バンドと歌と劇およびナレーションとで表現する音楽劇。歌とナレーションを割愛しても成立する作品です。

音楽物語 ごんぎつね/田嶋 勉(原作:新美南吉 作詞:酒井一憲)【吹奏楽ライセンス楽譜】

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商品コード
YDOT-F01
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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宅配スコア閲覧:音楽物語「ごんぎつね」

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♪詳細情報♪

原作:新美南吉(Nankichi Niimi)
作曲:田嶋 勉(Tsutomu Tajima)
作詞:酒井一憲 (Kazunori Sakai)
企画・構成:石田修一 (Syuichi Ishida)

演奏時間:14分00秒(約)(カット版約11分)
楽曲構成:全7曲
1.序曲 [2:45] 2.ごんのテーマ [1:50] 3.葬列のテーマ [2:00] 4.彼岸花 [4:10]
5.間奏曲-ごんのつぐない [0:50] 6.ごんの死 [2:30] 7.さようなら [2:00]

グレード:4
主なソロパート: A.Sax. / T.Sax.
Trp.最高音:1st:G / 2nd:D
最少演奏人数:21名(+ナレーション、合唱)編成:吹奏楽(ナレーション付き / 音楽物語)

▼楽器編成▼

Narration

Flute 1-2
B♭Clarinet 1-2
Bass Clarinet

Alto Saxophone
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone

Trumpet 1-2

Horn in F 1-2

Trombone 1-2

Euphonium
Tuba

Harpsichord
(or Synthesizer)

Chorus

Percussion 1-4
Timpani

Bass Drum
Suspended Cymbal
Ride Cymbal / Hi-hat Cymbal
Splash Cymbal / Whip
Triangle / Tambourine
Wind Chime / Sleigh Bells
Claves / Castanets
Congas / Vibraslap
Wood Blocks (High & Low)
鉄板
Glockenspiel / Xylophone
♪演出例♪

ごんぎつね(PDF:120KB)

兵十(PDF:120KB)

使者(PDF:21KB)

小道具衣装(PDF:2.2MB)

※演出例は一例であり、台詞無しでの演奏など様々な演出に応用可能です。
 

アナウンス原稿(PDF:254KB)

♪楽曲解説♪

この作品は、2013年に生誕100年を迎える新美南吉の代表作である「ごんぎつね」を吹奏楽と歌と劇で物語がより鮮明に表現できるよう、原作をイメージを損なわないように再構成したものである。

この作品は平成23年8月、柏市立柏高等学校吹奏楽部のオータムコンサートのために書かれた作品である。

作曲に際し、委嘱者である柏市立柏高等学校吹奏楽部の顧問石田修一より下記のリクエストがあった。

・バンドと歌と劇およびナレーションとで表現する、オペラでもオペレッタでもミュージカルでもない新しいスタイルの音楽であること。
・演奏時間が10分程度であること。
・技術的に容易であり、平易な書法を用いること。
・一度聴けば思わず口ずみたくなるような印象的なメロディーであること。
・むかしばなし → わらべうた風、といった短絡的発想に陥ることなく子どもから大人まで十分楽しむことができ、仮にナレーションや演劇が無くとも独立した楽曲として十分鑑賞に堪えうる曲であること。
・必ず歌を挿入すること。

ストーリーがシンプルで、それでいて場面毎の色合いや趣が特徴的であるため、そこから音を聴き取るのにさほど苦労はせず、殆ど即興でデッサンがとれたように思う。ただ、曲が書き上がり全体を眺めたとき、全体のバランスを考えるとどうしても軽快で速いテンポの曲をどこかに置く必要性を感じた。そして新たに「間奏曲-ごんのつぐない」を書き加えた。シリアスな気分の曲が続く中で、どこかおどけたユーモアのある音楽を挿入することで、ホッと一息つき、同時に前後の曲が持っている緊張した気分をより強調しようとしたためである。この手法を映画では<コメディー・リリーフ>という。

演奏する“場”にあわせてまたバンドの実態にあわせて「譜面どおりの、劇とナレーションと吹奏楽のスタイル」のみならず「紙芝居で」「影絵で」または「劇無しのナレーションと音楽だけで」など自由な発想のアイデアあふれる演出も期待したい。また演奏の都合上どうしてもカットが必要な場合は、スコアに記したとおり、4曲目の「彼岸花」の一部と終曲「さようなら」を省略することも可である。尚、終曲「さようなら」を省く場合は、6曲目「ごんの死」の、スコア49頁に記したとおりの演奏の工夫が必要である。

今回の出版にあたり編成を減らして20人程度で演奏できるように書き直した。