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出雲神話の要素や和歌のリズムをモチーフに、オロチ退治の情景を表現。多彩な場面展開がドラマチック。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 高橋宏樹(Hiroki Takahashi)
- 演奏時間
- 9分20秒 (約)
- グレード
- 3.5
- 主なソロ
- Ob. (or A.Sax.) / A.Sax.
- Trp.最高音
- 1st / As 2nd / F 3rd / F
- 最少演奏人数
- 19名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Piccolo (opt.)
- Flute 1 (doub. opt. Piccolo)
- Flute 2
- Oboe (opt.)
- Bassoon (opt.)
- B♭Clarinet 1 & 2
- B♭Clarinet 3 (opt.)
- *Bass Clarinet (opt.)
- Alto Saxophone 1 & 2
- Tenor Saxophone
- *Baritone Saxophone (opt.)
- * どちらかのパートがあれば演奏可
- Trumpet 1 & 2
- Trumpet 3 (opt.)
- Horn 1 & 2
- Trombone 1 & 2
- Trombone 3 (opt.)
- Euphonium
- Tuba
- String Bass (opt.)
- Piano (opt.)
- Percussions ※3 players~
- Timpani (2台で演奏可)
- Snare Drum
- Bass Drum
- Shime-Taiko (締太鼓 or Snare Drum)
- Taiko (太鼓 or Tom)
- Suzu (鈴 or Sleigh bell)
- Suspended Cymbal
- Finger Cymbals (or Triangle)
- Triangle
- Tam-Tam
- Wind Chime
- Anvil
- Glockenspiel
楽曲解説
ラメール(※)アートフェスティバル2017実行委員会の委嘱で
2017.11.5に開催された同名の催しのために書かれた作品。
※ラメール=島根県雲南市加茂文化ホール
日本最古の歴史書「古事記」に残るスサノオノミコトの「ヤマタノオロチ退治」を描く。
「吹奏詩」の名に相応しく、多彩な場面展開でストーリーを感じさせる作品。
19人から大編成まで演奏可能な編成。
物語の内容に沿った音楽的な仕掛けも面白く、出雲神楽「ヤマタノオロチ」からのフレーズの引用や
「スサノオのテーマ」「クシナダのテーマ」をはじめとする印象的なテーマが随所に見られる。
特に、スサノオの詠んだ、日本最初の和歌「八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに 八重垣造る その八重垣を」の 五七五七七の言葉をそのままメロディ化した「クシナダとスサノオの愛のテーマ」、ヤマタノオロチの八つの頭を 「A.D.C#.G.Bb.E.C.Eb」の八音で表現(2音技法の8音版と言える)した「ヤマタノオロチのテーマ」などは、 フレーズの背景を読み解くのも楽しい。