宅配スコア閲覧
サックス・パートにソリストがいるバンドに!期待の若手作曲家、野呂望氏によるオリジナル作品で、統一感あるしっかりとした作風の中に、若い感性から生まれるおしゃれさが散りばめた素敵な楽曲です。朝の散歩が日課になって・・・
♪詳細情報♪
演奏時間:7:20(約)
グレード:3.5
主なソロパート:A.Sax./T.Sax./B.Sax./Perc.
Trp.最高音:1st:As / 2nd:As
演奏最少人数:20人
編成:吹奏楽
▼楽器編成▼
2nd Flute
Oboe (opt.)
Bassoon (opt.)
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭ (opt.)
Bass Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
2nd Trumpet in B♭
1st Horn in F
2nd Horn in F
1st Trombone
2nd Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass (opt.)
1st Percussion
Snare Drum
Tambourine
Crash Cymbals
Bass Drum
Triangle
Tubular Bells
Xylophone
Crash Cymbals
♪楽曲解説♪
聖隷クリストファー中・高等学校吹奏楽部、大江戸シンフォニックウィンドオーケストラの委嘱により、2019年末作曲。最低20人から演奏が可能である。
よく目にするであろう夕焼けとは性質が違い、光の波長や空気などの影響で辺り一面を眩しく照らす朝焼け。この光景を目にした時の言葉にできない心情を、強弱、緩急共に激しく揺らぎ、移り変わる曲調に変換した。場合によっては雨になる予兆とも言われている朝焼けだが、それ以上にその日を照らす、ひいては未来を照らすその光に、僅かでも希望を見出したいと感じている。
冒頭部の木管楽器群を主体とした儚げなメロディーが、この曲の軸となる主題。その後すぐ導入するアレグロ部でも、感情的な楽想は保たれたままである。
和声にさらに深みが増し、より柔軟な表現が求められる中間部を経て、楽曲は再びアレグロ部へと戻っていくが、クライマックスでは冒頭部の主題が再現され、より大きな盛り上がりを見せる。
(野呂 望)