
鳥になる~雁坂峠鳥瞰、笛吹川は駆け下る~/飯島俊成【吹奏楽ライセンス楽譜】

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- 在庫あり
- 商品コード
- YDOI-A18
- メーカー
- ブレーンミュージック / Brain Music
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宅配スコア閲覧:鳥になる 雁坂峠鳥瞰、笛吹川は駆け下る
楽曲詳細情報
- 作曲
- 飯島俊成(Toshinari Iijima)
- 演奏時間
- 8分20秒 (約)
- グレード
- 5
- 主なソロパート
- 特になし
- Trp.最高音
- 1st:A / 2nd:F / 3rd:H
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- Piccolo
- Flute 1 & 2 (div.)
- Alto Flute
- E♭Clarinet
- B♭Clarinet 1 , 2 (div.) & 3
- Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Contra Alto Clarinet
- Soprano Saxophone
- Alto Saxophone 1 & 2
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 , 2 & 3
- Horn 1 , 2 , 3 & 4
- Trombone 1 , 2 , 3 & 4
- Euphonium (div.)
- Tuba (div.)
- String Bass
- Piano
- Timpani
- Percussion ※4 players~
- Snare Drum
- Bass Drum
- Crash Cymbals
- Suspended Cymbal
- Antique Cymbals
- Tambourine
- Tree Chime
- Castanets
- Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
- Marimba
- Tubular bells
楽曲解説
奥秩父の峰と峠は、かつてしばしば通った所です。
東京の最高峰、埼玉県との県境に鎮座する雲取山から将監峠を越えて雁峠、雁坂峠、甲武信岳、大弛、国師岳、金峰山、韮崎へ。
奥秩父は山塊のほぼ中央に位置する甲武信岳(こぶしだけ)の名前の通り、甲州、武州、信州の国境に拡がり、金峰山の一部で森林限界を越える以外は深い緑に覆われた穏やかな山々の連なる、けれどとても大きな奥深い山塊で、主脈の完全縦走は無雪期であっても5日間から6日間かけて幕営か避難小屋を利用して歩かなくてはなりません。
とはいえ、毎回、東京から韮崎に抜けたわけではなく将監峠から一ノ瀬に下ること、雁峠や雁坂峠、甲武信岳から広瀬に下ることも多くありました。季節を問わず、ある時は仲間と、ある時は一人で、何回も何回も辿った稜線です。その中でも多摩川源流の雁峠周辺、笛吹川源流の沢の一つ、久渡沢が流れ始める雁坂峠は好きな所です。
甲武信岳から奥千丈岳に発する東沢と西沢、雁坂に発する久渡沢をはじめとして多くの急峻な沢が滝や滑め滝をかけ流れ、下り、集まり、笛吹川となって甲府盆地に流れてくる・・・広々とした笹原が拡がる雁坂峠、雁坂嶺は、ちょうど今頃の季節、新緑と光に溢れています。
峠を越える雁になったように、上空から俯瞰しながら下ってみたい。雁は渡りをする冬鳥ですから現実に春から初夏に峠を越えることはないのですけれど、雁のように峠を越えてみたい。
高度を上げて、連なる山々や甲府盆地、遠くは八ヶ岳や南北アルプスを見ながら。
高度を下げて、音をたてて落下する滝のそばを、音もなく滑り落ちる滑め滝をかすめて。
静かな淵に羽を休めて。
そして、広瀬ダムの上空高く舞い上がれば、まだ残雪を頂く白鳳の下に拡がる緑の甲府盆地が行く手の眼下に。
空の旅、飛翔、ご一緒にいかがですか?
(飯島俊成)(初演時プログラムノートより)
初演:2009年6月7日 指揮:近藤久敦 演奏:ソノリテ甲府吹奏楽団 (山梨県立県民文化ホール)
ソノリテ甲府吹奏楽団委嘱作品



