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楽曲詳細情報
- 作曲
- 福島弘和(Hirokazu Fukushima)
- 演奏時間
- 6分45秒(約)
- グレード
- 4
- 主なソロパート
- A.Sax. (or Trp.)
- Trp.最高音
- 1st / high B♭ 2nd / Es
- 最少演奏人数
- 18名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Flute 1 & 2
- B♭Clarinet 1 & 2
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 & 2
- Horn 1 & 2
- Trombone 1 &2
- Euphonium
- Tuba
- Percussion ※2 players~
- Timpani
- Snare Drum
- Bass Drum
- 4 Tom-toms
- Suspended Cymbal
- Wind Chime
- Glockenspiel
- Crash Cymbals (opt.)
- Tam-tam (opt.)
- Xylophone (opt.)
- Marimba (opt.)
楽曲解説
この曲は栃木県足利市にある学校法人 白鴎大学 白鴎大学足利高等学校吹奏楽部、顧問 市村信持教諭の委嘱で2011年5月に作曲、2011年7月27日第53回栃木県吹奏楽コンクール(於:宇 都宮市文化センター)において同団・同氏の指揮により初演された。
作品について作曲者は次の様に述べている。
『市村先生からは東日本大震災をテーマにと承りましたが、直接震災を描写するのは私には無理なので心を込めて演奏する事が、震災に対しての〈嘆きと祈り〉に結びつくのではないか と思い作曲しました。
前半のコラールは〈嘆き〉中間から最後にかけてが〈祈り〉の部分だと思ってください。曲想は至ってオーソドックスですので〈嘆きと祈り〉に直接結びつけるのは難しいかもしれませ んが、感情を込めて歌える様には作曲しましたので、何か感じて演奏して頂けると嬉しいです。』
また、演奏上の注意点も作者の大震災に対する気持ちが現れており次の様に述べている。
『〈嘆き〉の冒頭のテンポは、piu mosso が2回出ていますが、“ほんの少し前向きな気分(希望を持って)”位なテンポ感で、accelは「迷い無く」と言った感じで演奏してください。〈 祈り〉の部分は、曲想的に激しいですが、“希望が何度も砕かれそうになる度に、その希望も、また強くなって行く様な感じ”が〈祈り〉に繋がる様なイメージで演奏してください。』