宅配スコア閲覧
♪詳細情報♪
演奏時間:8分30秒(約)
グレード:4
全5曲:
1.March Park(マーチ・パーク)[1:20]
2.Cafe Waltz(カフェ「ワルツ」)[1:45]
3.Fifth Forest(5番目の森)[2:00]
4.Skyscraper Blues(摩天楼ブルース)[1:30]
5.CAN-CAN Town(カンカン・タウン)[2:00]
主なソロパート: Picc. / B♭Cl. / Bass Cl. / S.Sax. / A.Sax. / T.Sax. / Trb.
Trp.最高音: 1st / 上B♭ 下G 2nd / F 3rd / F
最少演奏人数:31名
編成:吹奏楽(小編成)
▼楽器編成▼
Flute 1 & 2
Oboe
Bassoon
B♭Clarinet 1 (div.), 2 & 3
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1
(doub. Soprano Saxophone)
Alto Saxophone 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Horn 1 & 2
Trombone 1 , 2 & 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Piano (only 4.)
Drum Set
Concert Bass Drum
Crash Cymbals
Triangle
Tambourine
Wood Block
Cow Bell
Bongos
Wind Chime
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
Marimba (opt.)
♪楽曲解説♪
自分は東京に生まれ育ってきた。ずっと「都会」の中に居る。ニューヨークやパリはわりと題材にされているようので、自分の住む東京の風景をヒントに、ディヴェルティメントという組曲性を活用して、1つの「通り」(Avenue)を描いた。次第に変わる風景、そして朝から夜に移り行く時間。普段聴くことのある様々なポップスタイルの音楽を活用した。出来上がってみれば「これが東京!」というテーマはどこかに飛び「楽しい音楽の時間」と大きなテーマが見えた。ポップな雰囲気を忘れず、愉快に演奏して頂きたいと願う。
1.March Park(マーチ・パーク)
子供の情景。"シャッフル"のリズムに乗せて、遊び心だらけのリズミカルなサウンド。
2.Cafe Waltz(カフェ「ワルツ」)
昼下がりのカフェのようなリラクゼーション。クールなスウィングに乗せて。
3.Fifth Forest(5番目の森)
夕陽に移り変わる木漏れ日の風景。5/8拍子のニューエイジ風。
4.Skyscraper Blues(摩天楼ブルース)
夜の摩天楼。トロンボーンのクールなバラードと、サックスによるホットなブルースが炸裂する。
5.CAN-CAN Town(カンカン・タウン)
華やかな街の象徴。ショーレビュー風の音楽に笑顔がほころぶ。
《演奏上のポイント》
1.March Parkでは3連符系のリズムにして、スウィングの横の流れではなく、はっきりと音を分ける跳ね方をすると"シャッフル"に近くなります。チャールストンなどのダンススタイルの音楽も参考にされると良いでしょう。
2.Cafe Waltzはスウィング(横)のリズムです。フルートソリとのバランスに注意。
4.Skyscraper Bluesのソロ譜は楽譜にとらわれずリズムとフレーズ感を自分から生み出すつもりでアプローチしてください。結果まったく違うフレーズになっても良いでしょう。
"Heavy Blues"の金管セクションは基本的にはリズムは跳ねません(スウィングしない)が、あるリズムだけを作為的にスウィングさせるのもアクセントになります。
ドラムセットのバスドラムと、コンサートバスドラムを区別しておきましたので遵守してください。バスクラリネットはLowCモデルを想定していますが、ない場合は適宜オクターブを換えてください。ピアノはアドリブにしてかまいません。コントラバスは「ウッドベース」の扱いですのでアンプが使えればベターです(コンクールでは利用不可ですが…)。
都立葛飾総合高等学校吹奏楽部委嘱作品
初演・2010年8月 指揮・山田泰之