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R.シュトラウス (田村文生)/8:15/Gr.5

交響詩「影のない女」/R.シュトラウス(田村文生)【吹奏楽ライセンス楽譜】

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商品コード
YDAS-C10
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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宅配スコア閲覧交響詩「影のない女」

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♪詳細情報♪

作曲:リヒャルト・シュトラウス(Richard Strauss)
編曲:田村文生 (Fumio Tamura)
演奏時間:8分15秒 (約)
グレード:5
主なソロパート: Fl. / Ob. / Eng.hrn. / B♭Cl.
Trp.最高音:1st:High C / 2nd:G / 3rd:As / 4th:E
編成:吹奏楽

▼楽器編成▼

Piccolo (doub. Flute)
1st , 2nd & 3rd Flutes
1st & 2nd Oboes
English Horn in F
1st & 2nd Bassoons
3rd Bassoon
(doub. Contrabassoon)

Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭ (div.)
2nd Clarinet in B♭ (div.)
3rd Clarinet in B♭ (div.)
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contra-alto Clarinet in E♭
Contrabass Clarinet in B♭

Soprano Saxophone in B♭
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
1st & 2nd Trumpets in B♭
3rd Trumpet in B♭
(doub. Flugelhorn in B♭)
4th Trumpet in B♭
(doub. Flugelhorn in B♭)

1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F

1st & 2nd Trombones
3rd & Bass Trombones

1st & 2nd Euphoniums
Tuba (div.)
String Bass (div.)

Celesta
Harp
Timpani

1st Percussion
Snare Drum / Bass Drum
Suspended Cymbal
Triangle / Whip
2nd Percussion
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Triangle / Tambourine
Castanets / Tam-tam
Glockenspiel
3rd Percussion
Crash Cymbals
Triangle / Tam-tam
Castanets
Wind Machine
Glockenspiel
Xylophone / Vibraphone

♪楽曲解説♪

愛媛県立伊予高等学校、札幌日本大学高等学校、北海道教育大学岩見沢校共同委嘱作品(委嘱コーディネーター:渡部謙一)。全日本吹奏楽コンクール全国大会・高等学校の部で演奏された。
この作品はリヒャルト・シュトラウス自身による交響詩ではなく、オペラを元に田村文生氏が交響詩として独自に再構築したものです。

オペラの構成
【第1幕】
オペラの舞台は神話上の帝国。皇帝、皇妃、乳母が登場。王妃は影を持っていない。ある日、一羽の鷹が訪れ「12番目の月の終わりまでに皇妃が影を得なければ、皇妃は父親の手に返還され、皇帝は石にされるだろう」と通告する。そのため乳母は、人間界に降りて行き、皇妃に自分の影を売り渡す女を見つけることを提案する。人間界では、染物師バラクと、その妻が暮らしている。人間界に降りた皇妃と乳母は、贅沢な暮らしの幻を出現させ、バラクの妻に影の引き換えとして、その贅沢な暮らしを与えようとする。
【第2幕】
乳母はバラクと妻を引き裂こうと、美少年の幻を出現させ妻の誘惑を試みる。美少年に惑わされてしまった妻は自暴自棄となり、染物の仕事道具である擂鉢(すりばち)を壊してしまったバラクは意気消沈する。
その後結局、バラクの妻は影を捨て去る。妻が影を売り渡したことを知ったバラクは、突然天から降りてきた剣を手に、妻に振り下ろそうとするが・・・・。
【第3幕】
霊界の裁きの場。金色に流れる「生命の水」を飲めば、妻の影は皇妃のものになり、石にされてしまった皇帝も元の姿に戻る、と勧められるが、皇妃の「我は飲まぬ!」と拒否する言葉によって、自らの逡巡を克服した皇妃には影が与えられ、皇帝は元の姿に戻る。バラクと妻は絆を取り戻し、妻は自分の影を回復する。二組の夫婦は「人間性」を歌い、彼らの「生まれていない子供たち」を讃える。

交響詩としての構成
1.短い前奏(オペラの冒頭)
2.第1幕・第1場~第2場への転換音楽 皇妃と乳母が神話の帝国から人間界へ降りてゆく
3.第1幕・第2場:贅沢な暮らしの幻影 ヴァーグナーのオペラ《タンホイザー》の「ヴェヌスベルクの音楽」と、「快楽に浸る」という意味的、また調的共通性が見られる
4.第2幕・第3場:美少年に惑わされ自暴自棄となるバラクの妻。《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》を思わせるような軽快な音楽。
5.第3幕・第3場:2組の夫婦が試練を克服し、互いの無事を喜び合う。