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♪詳細情報♪
編曲:佐藤正人(Masato Sato)
演奏時間:20分00秒 (約)
グレード:5
調性:原調
主なソロパート: Picc. / Fl. / Ob. / Eng. hrn. / Bsn. / B♭Cl. / S.Sax. / A.Sax. / Trp.
Trp.最高音:1st:High B♭ / 2nd:A / 3rd:As / 4th:Fis
編成:吹奏楽
▼楽器編成▼
Flute 1 & 2
Oboe 1 & 2
English Horn
Bassoon 1 & 2
Contrabassoon
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1, 2 & 3 (all div.)
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Soprano Saxophone
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone (div.)
Baritone Saxophone
Horn 1, 2, 3 & 4
Trombone 1 & 2
Bass Trombone
Euphonium (div.)
Tuba (div.)
String Bass (div.)
Celesta
Harp 1 & 2
Percussion ※4 players~
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Tam-tam
Triangle
Tambourine
Glockenspiel
Vibraphone
Marimba
♪楽曲解説♪
この曲は、A・ルーセルがオペラ座の支配人J・ルーシェの委嘱で1930年に作曲したバレエ音楽である。 スコアには粗筋に沿って、序奏、アリアーヌの目覚め、バッカスの踊り、接吻、ディオニソスの歓喜、巫女たちの行列、アリアーヌの踊り、バッカスとアリアーヌの踊り、バッカナール‐アリアーヌの戴冠、の場面と情景が記載されている。 初演は1931年5月22日オペラ座。
--物語の粗筋(カット可)--
クレタの王女アリアドネはミノタウロスの犠牲としてクレタに連れて来られたアテナイの王子テセウスに恋をする。アリアドネはテセウスの怪物退治を助け、ともにクレタを脱出する。しかしテセウスはアリアドネを見捨て、ナクソス島に置き去りにしてしまう。アリアドネは嘆くが、2頭のヒョウが牽く戦車に乗ったバッカスが現れて、アリアドネを妻とし、アリアドネの宝冠を取って空に投げるとそれは星座の冠になった。
今回は、それぞれ1987年と1993年、第35回、第41回全日本吹奏楽コンクールにおいて、川越市立野田中学校の自由曲として編曲したものを、2010年に川越奏和奏友会吹奏楽団が再び第59回全日本吹奏楽コンクール自由曲として取り上げた。それをきっかけにバレエの第2幕にあたる第2組曲の全曲を再編曲した。
参考までに、過去自由曲として取り上げた部分は、練習番号100の2小節前の接吻~101、ディオニソスの歓喜~バッカスの巫女たちの行列、アリアーヌの踊り(106の3小節前~Lento)、10/8拍子のバッカスとアリアーヌの踊り、バッカナール(118の4小節前~122の4小節後までカット)、Presto以降‐アリアーヌの戴冠である。
これまでに秋田市立山王中学校(羽川誠指揮)、1988年北海道教育大学函館分校、1991年秋田県立花輪高等学校(小林久仁郎指揮)等も自由曲として取り上げている。
(佐藤 正人)