S.プロコフィエフ (飯島俊成)/Gr.5/7:00
「戦争ソナタ」より(ピアノソナタ第6番 第4楽章)/S.プロコフィエフ(飯島俊成)【吹奏楽ライセンス楽譜】
- 在庫
- 在庫あり
- 商品コード
- YDAP-C01
- メーカー
- ブレーンミュージック / Brain Music
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宅配スコア閲覧:「戦争ソナタ」より(ピアノソナタ第6番 第4楽章)
楽曲詳細情報
- 作曲
- セルゲイ・プロコフィエフ(Sergei Prokofiev)
- 編曲
- 飯島俊成(Toshinari Iijima)
- 演奏時間
- 7分00秒 (約)
- グレード
- 5
- 調性
- 原調より半音高い
- 主なソロパート
- 特になし
- Trp.最高音
- 1st / A 2nd / Es
- 最少演奏人数
- 24名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Flute 1 (doub. Piccolo)
- Flute 2
- B♭Clarinet 1 , 2(div.) & 3
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone 1
- (doub. Soprano Saxophone)
- Alto Saxophone 2
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 (doub. Flugelhorn)
- Trumpet 2
- Horn 1 & 2
- Trombone 1 & 2
- Euphonium
- Tuba
- String Bass
- Piano
- Percussion ※3 players~
- Timpani
- Snare Drum
- Bass Drum
- Crash Cymbals
- Tam-tam
- Tambourine
- Anvil
- Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
- Marimba
- Tublar Bells
楽曲解説
プロコフィエフは旧ソビエト連邦の現代作曲家の1人です。ロメオとジュリエット、3つのオレンジへの恋、あるいはピーターと狼といった作品のアレンジを通じて、プロコフィエフの作品に触れたことのある人も多いでしょう。プロコフィエフの音楽の魅力は、意表をついたような転調や楽想の転換、切迫感溢れるリズムとその対極とも言える叙情性という所でしょうか。
管弦楽や映画音楽、バレー音楽などの作曲家としても有名ですが、自身がピアノの名手であったこともあり、ピアノ作品においても現代の金字塔と言える作品を多く残しています(自作自演の演奏の録音も残されています)。
この編曲の原曲はピアノソナタ第6番の第4楽章。「戦争ソナタ」と呼ばれる非常に高度な演奏技術を要する3曲のピアノソナタの中の1曲です。作品は、戦争をテーマにして書かれたのではなく、単に第2次世界大戦中に作曲されたが故に俗称として呼ばれています。
現代のピアノ曲の名作と謳われるだけあり、多くのピアニストがこの曲を録音しています。吹奏楽版に記したメトロノーム記号はプロコフィエフ自身が記したものではなく、あくまでも参考として僕が書き加えたものですが、 テンポ設定は言うに及ばず、強調する部分や楽想の歌い方、和音のバランスの取り方やリズムの捉え方など、個性豊かな演奏がたくさんあります。
この曲を演奏するにあたっては、原曲のピアノでの演奏を、できれば数種類以上、聴き比べるとよいでしょう。とても興味深く、またとても有意義な音楽的な体験になることと思います。
(飯島俊成)