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B.バルトーク (黒川圭一)/Gr.3.5/9:00

ハンガリー農民の歌(全2曲)/B.バルトーク(黒川圭一)【吹奏楽ライセンス楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
YDAB-A06
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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弊社「ライセンス楽譜」は、該当作品の「年間演奏ライセンス」を購入いただくスタイルの楽譜です。


この「ライセンス楽譜」をご購入のお客様には《楽譜(スコア+パート譜セット)》と《演奏許諾書》をお送りいたします。《演奏許諾書》により定められた期間内(※1年間)は、自由に演奏していただけます。


「ライセンス楽譜」の楽譜は返却不要です。ただし、《演奏許諾書》記載の許諾期間が終了した後は、公の場での演奏はできませんのでご注意ください。許諾期間終了後に、再演をご希望の場合は、新たに「年間演奏ライセンス」をご購入ください。


(1)「年間演奏ライセンス」お申し込みについて
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(3)「年間演奏ライセンス」の有効期間について
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(4)《演奏許諾書》について
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(5)演奏や録音等に関する著作物使用料について
日本音楽著作権協会(JASRAC)等の著作権管理団体が徴収いたします。演奏や録音等の際には楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は編曲者名を含む)・出版社名を日本音楽著作権協会等にお届けいただき、所定の著作物使用料をお支払いください。コンサート等のプログラム・パンフレットには、必ず楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は、必ず編曲者名を含む)の記載をお願いいたします。

(6)無断複製の禁止
楽譜の無断複製(コピー等、方法の如何を問わず)は、著作権法で禁じられております。ただし、演奏者数の都合により、パート譜の補充が必要な場合に限り、必要部数のコピーを認めます。また、コンテスト等の審査用にスコアをコピーして提出することは認めます。

(7)第三者の使用禁止
《演奏許諾書》に記載された演奏団体以外の第三者が、該当楽譜を演奏することはできません。万一、他の団体によって演奏された場合は、全ての楽譜を没収させていただき、ライセンスご契約者様(団体)及び、不正に楽譜を使用された団体に対し損害賠償を請求いたします。
(*)料金・サービス内容は諸事情により予告なく変更になる場合があります。 あらかじめご了承ください。


この楽譜は返却不要です


■許諾期間終了後に再演ご希望の場合■

① 楽譜をお持ちの場合は、再演用ライセンスがご利用いただけます。


再演用|年間ライセンス料 
吹奏楽作品(商品コードYD〇〇) 一律 16,500円(税込)
アンサンブル作品(商品コードYDQ〇〇) 一律 11,000円(税込)
ブラスバンド作品(商品コードYE〇〇) 一律 11,000円(税込)


再演用ライセンスは初回購入の演奏者(団体)にしか付与できません。

お申し込みの際には初回購入時のライセンスコード(演奏許諾書・スコア表紙に記載されています)が必要です。

ご利用方法、お申込みは下記ブレーン・オンラインショップへ


②楽譜をお持ちでない場合(紛失含む)は、新規で「年間ライセンス」(楽譜セットつき)が必要です。

¥44,000(税込)
税抜 ¥40,000
数量
-+

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宅配スコア閲覧:ハンガリー農民の歌

¥1,100(税込)
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楽曲詳細情報

作曲
ベラ・バルトーク(Bela Bartok)
編曲
黒川圭一(Keiichi Kurokawa)
演奏時間
9分00秒 (約)
Ⅰ.バラード(主題と変奏) Ballade [3:15]
Ⅱ.古い舞踏の旋律 Old Dance Tunes [5:50]
グレード
3.5
調性
原調
主なソロパート
Ob.(or A.Sax. Cl.) / Bsn.(or T.Sax.) / B♭Cl. / Bass Cl.(or Euph.) / A.Sax.
Trp.最高音
1st:F 2nd:D
最少演奏人数
25名
編成
吹奏楽(小編成)

楽器編成

    • Flute 1
    • Flute 2 (doub. Piccolo)
    • Oboe (opt.)
    • Bassoon (opt.)
    • B♭Clarinet 1 , 2 & 3
    • (all 2players~)
    • Bass Clarinet
    • Alto Saxophone
    • Tenor Saxophone
    • Baritone Saxophone
    • Trumpet 1 & 2
    • Horn 1 & 2
    • Trombone 1 & 2
    • Euphonium
    • Tuba (2 players~)
    • String Bass (opt.)
    • Percussion ※4 players~
      Timpani
      Snare Drum
      Bass Drum
      Crash Cymbals
      Suspended Cymbal
      Triangle
      Tambourine
      Glockenspiel
      Vibraphone
      Marimba

楽曲解説

ベーラ・バルトーク(1881-1945)は、ハンガリーを代表する作曲家であり、また、ピアニスト、民族音楽学者。父ベーラはピアノ、チェロを演奏し、母ヴォイト・パウラもピアノ教師という音楽一家に生まれ、幼い時から母よりピアノを学んでいた。しかし、7歳のときに父が死去してからは、国内の地方都市を転々とすることとなった。当時のハンガリーの地方都市で接することができたのは、ジプシー音楽と民謡が主で、欧州楽壇の中心にあった近代的な音楽と接する機会には恵まれなかった。

転機となったのは、1894年ポジョニ(現・ブラチスラヴァ市/スロベニア共和国)に定住することになり、当地のギムナジウムに入学してからのことである。そこで作曲やピアノを学び、本格的に音楽家を目指すこととなる。1899年ブタペスト王立音楽院に入学後、ピアニストとして頭角を現すと共に、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」(1902年ブタペストで初演)に接し作曲意欲を大いに高められた。

一方、当時のハンガリーは独立運動が高まりつつある時期で、音楽界も古くから伝承された民族音楽が注目されるようになり、バルトーク自身も大きな影響を受けた。そのような折、作曲家であり民族音楽の研究者でもあったゾルタン・コダーイ(1882-1967)と共に伝統的な民族音楽の収集に没頭していくこととなる。バルトークは、作曲活動の一方で、現在のハンガリー、ルーマニア、スロベニアなどや、遠くは北アフリカまで広範囲に亘って民族音楽の採集にあたり、体系的な研究として現在においても重要な著作を数多く残している。

この「ハンガリー農民の歌」(Sz79/BB71)は、まず、ピアノ曲として「15のハンガリー農民の歌」が1914年と18年の2つの時期に作曲された。さらに、このなかから、第6曲〈バラード(主題と変奏)〉と第7~15曲〈古い舞踏の旋律〉の第13曲を除く各曲を作者自身がオーケストレーションした管弦楽版「ハンガリー農民の歌」(Sz100/BB107)が1933年に発表されている。

この吹奏楽編曲版は、千葉県のいすみ市立大原中学校の委嘱により編曲。2011年7月27日、第53回千葉県吹奏楽コンクール(於:千葉県文化会館)において、荘司康一指揮/同校吹奏楽部によって初演された。

編集および演奏について『今回収録のスコアは、管弦楽版と同じ〈バラード(主題と変奏)〉と〈古い舞踏の旋律〉との2つの楽章を、小編成吹奏楽用に編曲したものである。このトランスクリプションは、ピアノ版、管弦楽版どちらか一方に基づいているものではなく、双方の要素が吹奏楽に適した形で用いられている。また、原曲には含まれない打楽器なども多く追加されている。

第1楽章〈バラード(主題と変奏)〉は、ハンガリー東部のベーケシュ県にておいて1918年に採譜されたバラードの主題を変奏曲としている。この民謡は「アンゴリ・ボルバーラ」とも呼ばれ、封建時代における若い恋人達の悲劇が歌われている。冒頭、アンダンテ、7/8拍子で、管楽器のユニゾンで提示される主題が、歌詞内容の進行に対応して、徐々に様々な和声を付けされ、また変奏されて発展していき、最後はフルートの装飾句を伴って主題が強奏されクライマックスを迎える。

第2楽章〈古い舞踏の旋律〉は、比較的速いテンポの民謡9つが並べられており、いずれも1907~1912年にかけて採集されたものである。ハンガリーの代表的な舞曲のジャンルである「豚飼いの踊り」のリズムが聴かれるなど、同時期に採集された民謡に基づく「子供のために」「ルーマニア民族舞曲」「ソナチネ」などバルトークの作品群との類似性も感じられよう。もとはバグパイプによって演奏されていた最終曲では、急速なテンポで、バルトーク的な民俗音楽的な高揚感の頂点に達する。

演奏にあたって、この曲では、同じ旋律が複数回繰り返されるが、その際のダイナミクス、オーケストレーション、和声などの差異などを十分に表現できると良いだろう。一方、バルトークが魅せられた民謡そのもの味わいも十分に表出したい。フレーズの重心や頂点を意識するとともに、適切なアゴーギクによって、旋律の魅力をより際立たせることができよう。また、音色のパレットが限られる小編成吹奏楽においては、打楽器が演奏全体の色彩感に及ぼす働きは小さくない。バランスに配慮しつつ、要所ではしっかり存在感を主張することによって、演奏を一層華やげることができるだろう。』

なお、オーボエとバスーンについては、それぞれクラリネットやサックス群に代替を書き加えているので、オーボエ、バスーン奏者がいないバンドにも演奏が可能なように配慮されている。

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