作曲：ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト（Wolfgang Amadeus Mozart）
編曲：ペーター・シャット(Peter Schad)
演奏時間：3:10(約）
グレード：3
編成：吹奏楽

《演奏にあたって》
アルプスの風景をイメージさせるスロー・ポルカ。ソロには、いきなり6小節目でカデンツァが出てきます。音域は問題ないでしょうが、ここがこの曲の挨拶代わりの重要な部分です。ソリストのおいしいところと前向きに考えて、表現してみてください。全体的には後半やや音域が高くなりますが、リラックスして演奏すれば充分克服できるでしょう。
伴奏は、ゆったりとした軽いポルカの雰囲気を損なわないよう、特にリズムが重たくならないように。また、途中に出てくるオブリガートのパートは、ソリストとのバランスに気をつけましょう。
編成としては、重なっているパートが多いので、小編成でも演奏可能な曲です。

《演出案》
・ゲストを呼んだときのアンコールにも最適
・対旋律のパートをソロにして舞台前面へ。Trp.とかけ合うように演奏してみよう
・チロル的なムードが漂う作品なので衣装もそれに合わせてみよう
・ソリストは舞台上を練り歩きながら演奏してみよう