4本のソロクラリネットをフィーチャーしたポップス。

《演奏にあたって》
Cl.4名によるジャジーな曲。ソリストは、4声でハーモニーを形成しつつ細かい動きやグリッサンドなども出てきます。ズレや走る事がないよう、ゆっくりのテンポからの練習をお勧めします。
伴奏の難易度は低いですが、リズム・パートは、ソリストのテンポ維持のためにも速くならないように気をつけましょう。編成的には、中編成以上の人数が必要です。リズム・パートが少ない傾向が見られますので、E.Bassを加えることやBass Drumも入れてみるのも良いかもしれません。
Trp., Trb.が4パートある反面、Perc.が2名と少なく書かれています。明るいジャズ系の音楽ですから、Perc.の小物を加えてみるのも、この曲の楽しさをより際立たせる一つの方法でしょう。

《演出案》
・曲のコミカルさを音楽だけでなく動きでも表現！ソロパート（Cl.）はコミカルな動きとともに演奏しよう
・ソロパートは衣装にもこだわってみよう。シルクハットなどクラシックな衣装がオススメ
・中間部でTrp./Trb.パートもオイシイ出番があるのでスタンドしてみよう