作曲

保科 洋（Hiroshi Hoshina）

演奏時間

4:00(約）

グレード

3

Trp.最高音

1st：As/2nd：F/3rd：E

編成

吹奏楽

• • Piccolo
  • 1st & 2nd Flutes
  • 1st & 2nd Oboes
  • B1st & 2nd assoons
  • Clarinet in E♭
  • 1st Clarinet in B♭(div.)
  • 2nd Clarinet in B♭
  • 3rd Clarinet in B♭
  • Alto Clarinet in E♭
  • Bass Clarinet in B♭
  • 1st Alto Saxophone in E♭
  • 2nd Alto Saxophone in E♭
  • Tenor Saxophone in B♭
  • Baritone Saxophone in E♭
• • 1st Trumpet in B♭
  • 2nd Trumpet in B♭
  • 3rd Trumpet in B♭
  • 1st & 2nd Horns in F
  • 3rd & 4th Horns in F
  • 1st Trombone
  • 2nd Trombone
  • Bass Trombone
  • Euphonium
  • Tuba
  • String Bass
• • Glockenspiel
  • Xylophone
  • Snare Drum
  • Triangle
  • Cymbals
  • Bass Drum

この曲は「日本バンド・クリニック委員会」の委嘱で作曲したマーチです。

日本バンドクリニック委員会が主催して毎年浜松のアクトシティで行われているバンド・クリニックは創設以来 50 余年の歴史を誇る日本最大のバンド・クリニックですが、浜松で行う以前は「ネムの郷」という三重県志摩半島にあったヤマハの施設で行われていました。風光明媚な志摩半島の五月は本当に素敵で、そこで開催される通称 “ネムのクリニック” は日本のみならず世界中のバンド指導者の憧れの聖地でした。私はそのクリニックの委員としてクリニックの企画・運営に携わり、世界各国から参加される講師や演奏団体のお世話をしておりましたが、毎年様々な企画を打ち出す中で、ネム発信の新曲を作成発表することになり、その一環として委嘱されたのがこのマーチです。爽やかな五月の“ネムの郷”をイメージして作ったこの曲は、曲名通りの明るいマーチで、当時は多くのバンドが取り上げてくれた記憶があります。初演はフェネル指揮の東京佼成ウインドオーケストラ、丁度参加してくれていたアルフレッド・リード氏に褒められたのも懐かしい思い出です。

(保科 洋)