コントラバス＆ピアノ：象「動物の謝肉祭」より／カミーユ・サン＝サーンス【ソロ輸入楽譜】

作曲：カミーユ・サン＝サーンス(Camille Saint-Saens)
編成：コントラバス＆ピアノ
校訂：トビアス・グロックラー（Tobias Gockler）

String Bass, Piano

2002年春、ヘンレ原典版カタログにおいて、コントラバスがソロ楽器として初めて登場しました。その記念すべきラインナップには、ホフマイスターの《コントラバス協奏曲》とともに、カミーユ・サン＝サーンスの《動物の謝肉祭》から有名な小品《象》が加わっています。
《象》は、学習者から熟練した演奏者まで幅広いレベルの奏者に親しまれている、数少ないコントラバスの人気曲のひとつです。その魅力的な旋律とユーモラスな表現は、短いながらも演奏会や教育現場で重宝されています。
今回のヘンレ原典版では、ソロ・チューニング（高調弦）とオーケストラ・チューニング（通常の調弦）の両方に対応したコントラバス用パートが用意されており、ピアノ伴奏もヘ長調（F major）と変ホ長調（Eb major）の2種が付属しています。
原典に忠実でありながら、実用性にも配慮されたこの版は、演奏者にとって非常に価値のある一冊です。