作曲：エリック・イウェイゼン(Eric Ewazen)
演奏時間：8:00（約）
グレード：4
編成：トランペット＆ピアノ

C or Bb Trumpet, Piano

音楽は、複雑で混乱した時代に心の慰めや内省の場を提供する手段として長く活用されてきました。この作品は、新千年紀初頭の世界情勢を背景に、平和と希望をテーマに作曲されました。
抒情的なトランペットの旋律と響き豊かなピアノ伴奏が特徴の「祈り」の部分は穏やかで瞑想的な雰囲気を持ち、「賛美」の部分では高揚感あふれるリズムと生き生きとしたジェスチャーが印象的です。
最後には冒頭の牧歌的な素材が再び現れ、静かで安らかな結びを迎えます。「祈りと賛美」はリチャード・ストルゼルへの感謝を込めて委嘱・献呈された作品です。