作曲：ジェームズ・バーンズ(James Barnes)
演奏時間：28:00（約）
グレード：5
編成：吹奏楽

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Flute 3 (div. Piccolo 2)
Oboe 1/2
English Horn (div. Oboe 3)
Bassoon 1/2
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Bb Bass Clarinet
Eb Contraalto Clarinet
Bb Contrabass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1 (div. Bb Soprano Saxophone)
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Bb Bass Saxophone (opt)

Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
Bb Trumpet 4
F Horn 1/2
F Horn 3/4
Trombone 1
Trombone 2
Bass Trombone
Euphonium 1
Euphonium 2
Tuba

String Bass

Timpani
Triangles 7"9"
Small Suspended Cymbal

1st Percussion
　Snare Drum
　Crotales
　Metal Wind Chimes
　Glockenspiel
　Bongos
　Piccolo Snare Drum
　Machine Castanets
　Triangle 7"

2nd Percussion
　Suspended Cymbal
　Tenor Drum
　Triangle 7"
　Large Suspended Cymbal
　Small Bass Drum
　Marimba

3nd Percussion
　Clashed Cymbals
　Bass Drum
　Chimes
　Glockenspiel
　Wood Blocks
　Xylophone
　Finger Cymbal
　Whip
　Small Tam-tam
　Triangles (2)

4th Percussion
　Bass Drum
　Tam-tam
　Clashed Cymbals
　Large Suspended Cymbal
　Glockenspiel
　Temple Blocks
　Small Bass Drum
　Large Tam-tam
　Chimes

5th Percussion
　Glockenspiel
　Xylophone
　Vibraphone
　Triangles 7"9"
　Finger Cymbals
　Small Tam-tam
　Marimba

Harp
Piano/Celesta

ジェームズ・バーンズの「交響曲第1番」Op. 35は、1974年の夏から秋にかけて作曲され、カンザス大学で彼の修士論文として提出されました。この交響曲は、1976年春学期に同大学のシンフォニックバンドによって初演され、ロバート・E・フォスターが指揮を務めました。
翌年、この交響曲はアメリカン・バンドマスターズのオストワルド作曲賞を受賞し、その結果、アメリカン・バンドマスターズの大会で、ジャック・クライン大佐（アメリカ海兵隊バンド）の指揮により、ノースウェスタン・ウィンド・アンサンブルによって最初の2楽章のみが再演されました。
この演奏の後、バーンズはこの作品をいくつかの出版社に提出しましたが、すべての出版社が「長すぎて難しく、市場性がない」として断りました。そのため、バーンズはこの作品を棚上げにし、そこで保管されていました。
しかし2022年に、大阪市音ウインド・オーケストラからバーンズの全9つの交響曲を録音し、彼らの100周年を祝うという提案がありました。
バーンズはこの機会を逃さず、7日間の週にわたり2ヶ月間かけて、修正と訂正を加えながら4つの楽章すべてを楽譜化しました。その結果、約50年後に、バーンズの全9つの交響曲がついに演奏可能な形で公開されました。