
イタリア・パドヴァの教会をモチーフにしたTrp三重奏作品がフレキシブル編成で登場! 中~高音楽器で組むことのできるフレキシブル新編成の登場です♪

演奏:名古屋芸術大学サクソフォーン専攻生演奏:神戸女学院大学音楽学部(稲本渡准教授門下生)※こちらは原曲のトランペット三重奏版の音源になります。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 八木澤教司(Satoshi Yagisawa)
- 演奏時間
- 4:50
- グレード
- 3
- 編成
- フレキシブル・アンサンブル
楽器編成
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Trumpet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Clarinet in E♭
- Part 2
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Trumpet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Part 3
- Flute
- Oboe
- Tenor Saxophone in B♭
- Clarinet in B♭
- Trumpet in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Alto Saxophone in E♭
- Baritone Saxophone in E♭
- English Horn in F
- Horn in F
- Bassoon
- Trombone
- Euphonium
楽曲解説
この作品の原曲は、私が准教授を務めている神戸女学院大学音楽学部の音楽表現専攻ミュージック・クリエィション(作曲)専修の研究試演会(2024)のために作曲したトランペット三重奏曲です。 毎年のようにフレキシブルアンサンブルを作曲し出版してきた私は、いつしか高音楽器を中心とした少人数のフレキシブルを開発できないかと思うようになりました。その経緯もあり、今回はトランペット3重奏曲を軸として、他の楽器でも親しまれる効果的な楽想で作曲することを試みました。その結果として、このフレキシブル版が誕生しました。
タイトルは14世紀初頭に建設されたイタリアのパドヴァに位置する小さな教会『スクロヴェーニ礼拝堂』を意味します。私がヴェネツィアに取材旅行で滞在したときに訪れた思い出深い場所で、古代ローマの円形劇場の跡地に建てられた、シンプルなロマネスク・ゴシック様式の外観、内部の荘厳さと美しさは忘れられません。私自身が肌で感じた印象をエッセイ風に3つの短い楽章にまとめています。
インターネットなどでこの礼拝堂や歴史的背景を調べてイメージを膨らませ、個性豊かな演奏をしていただけることを楽しみにしています。
(八木澤教司)
■ 初演メンバー(神戸女学院大学音楽学部)
Part 1(Trumpet)…福中 明(非常勤講師)
Part 2(Trumpet)…大川 紗季(学生)
Part 3(Trumpet)…美濃 一葉(学生)