この作品は2021年、ブレーンミュージックへの書き下ろし作品として作曲されました。
「ゴールデン・イーグル」とは鳥の「イヌワシ」のことで、この曲ではイヌワシの鋭い眼光、誇り高き出で立ちから、険しい山の側や森の上を華麗に舞う様子などが描かれています。

曲は最小で金管奏者3名（Part 1：Trp.、Part 3：Hr.など、Part 5：Trb.など）から演奏することが出来ますが、オプションの2パート（Part 2：Trp.など、Part 4：Euph.など）を加えると、金管奏者4～5名でより豊かな響きの演奏となるでしょう。 Part 1のTrp.の最高音が実音Es（記譜ファ）など、どのパートも音域的に無理なく演奏出来る他、各パートに見せ場となるソロが多く書かれているため、表現力の豊かな演奏が求められます。

●組み合わせ例
金管3重奏の場合
Trp. / Hr. / Trb. Trp. / Trp. / Euph.
Trp. / Trb. / Trb. Trp. / Trb. / Tuba　など

金管4重奏の場合
Trp. / Trp. (Part 2) / Hr. / Trb. Trp. / Hr. (Part 2) / Trb. / Euph.
Trp. / Hr. / Hr. (Part 4) / Trb. Trp. / Flg. / Trb. (Part 4) / Tuba.　など

金管5重奏の場合
Trp. / Trp. (Part 2) / Hr. / Trb. (Part 4) / Tuba
Trp. / Hr. (Part 2) / Trb. / Euph. (Part 4) / Tuba
Trp. / Trp. (part 2) / Flg. / Trb. (Part 4) / Bs.Trb.　など

●演奏にあたって
Part 2 または Part 4 が加わらない場合は、楽譜に「カッコ ( )」で書かれたキューを演奏して下さい。

（広瀬勇人）