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木管8重奏:土蜘蛛伝説~能「土蜘蛛」の物語による狂詩曲/松下倫士【アンサンブル楽譜】

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在庫あり
商品コード
ENMS-84405
JANコード
4995751818485
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
¥3,960(税込)
税抜 ¥3,600
数量
-+

♪詳細情報♪

作曲者:松下倫士 (Tomohito Matsushita)
演奏時間:5分00秒(約)
グレード:4.5
B.Cl.最低音:Low D (実音)
編成:木管8重奏
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
楽器編成
1st Flute(doub. Piccolo)
2nd Flute

1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
Bass Clarinet in B♭(Opt. doub. Contrabass Clarinet in B♭)

Alto Saxophone in E♭(doub. Soprano Saxophone in B♭)
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭

♪楽曲解説♪

病気で臥せる源頼光のもとへ、召使いの胡蝶が、処方してもらった薬を携えて参上します。ところが頼光の病は益々重くなっている様子です。

胡蝶が退出し夜も更けた頃、突然雲霧が沸き起こり、頼光の病室に見知らぬ法師が現れ、病状はどうかと尋ねます。不審に思った頼光が法師に名を聞くと「わが背子(せこ)が来(く)べき宵なりささがにの」と『古今集』の歌を口ずさみつつ近付いてくるのです。よく見るとその姿は蜘蛛の化け物で、あっという間もなく千筋の糸を繰り出し、頼光をがんじがらめにしようとしますが、頼光は枕元にあった源家相伝の名刀、膝丸を抜き払い、斬りつけると、法師はたちまち姿を消してしまいました。

騒ぎを聞きつけた頼光の侍臣 独武者は 、大勢の部下を従えて駆けつけます。頼光は日頃の病もすっかり忘れた様子で、名刀膝丸を「蜘蛛切」に改めると告げ、斬りつけはしたものの、一命をとるに至らなかった蜘蛛の化け物を成敗するよう、独武者に命じます。

独武者が土蜘蛛の血をたどっていくと、化け物の巣とおぼしき古塚が現れます。これを突き崩すとその中から土蜘蛛の精が現れ、土蜘蛛は千筋の糸を投げかけて独武者たちをてこずらせますが、大勢で取り囲み、ついに土蜘蛛を退治します。

場面が様々に変化していくので、間の取り方や音色を工夫し、緊張感がなくならないように気をつけてください。そして全体の音量バランスを考え、一体感のあるサウンドを作れるよう心掛けてください。

(松下倫士)

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