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楽器上達クリニック!
Adagio(アダージョ)というのはもともとラテン語で、前置詞adとagioとでできている。adというのは、英語でいうとtoとかtowardという意味があり「~の方へ」ということ。agioというのは、平安、安らぎ、ゆとり、くつろぎ、気楽、気心、はたまた平和というニュアンスまで持っている。すると、音楽用語であるadagioとは、単にゆるやかなテンポで演奏する、ということだけではないことがわかる。
穏やかならぬ事件あまたの昨今、わたくしたちにはもっとアダージョが要るように思える。移ろうてゆくそして深まりゆく秋の色の中に、マリンバたちのアダージョを。そして安らぎの方向へ。平和の方向へ。
(初演プログラムノート/伊藤康英)
演奏時間:9分30秒 (約)
グレード:4
編成:打楽器8重奏
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
2nd Percussion 1st Marimba (high)
3rd Percussion 1st Marimba (low)
4th Percussion 2nd Marimba (high)
5th Percussion 2nd Marimba (low)
6th Percussion Glockenspiel / Wood Block / Stones(適当な大きさの石2つを叩き合わせる)
7th Percussion Vibraphone / Finger Cymbal / Bamboo-sasara(40~50センチ程度の竹ひごを束ねたもの)
8th Percussion Bell Tree / Castanet / Wood Block
Adagio(アダージョ)というのはもともとラテン語で、前置詞adとagioとでできている。adというのは、英語でいうとtoとかtowardという意味があり「~の方へ」ということ。agioというのは、平安、安らぎ、ゆとり、くつろぎ、気楽、気心、はたまた平和というニュアンスまで持っている。すると、音楽用語であるadagioとは、単にゆるやかなテンポで演奏する、ということだけではないことがわかる。
穏やかならぬ事件あまたの昨今、わたくしたちにはもっとアダージョが要るように思える。移ろうてゆくそして深まりゆく秋の色の中に、マリンバたちのアダージョを。そして安らぎの方向へ。平和の方向へ。
(初演プログラムノート/伊藤康英)
「春のロンディーノ」「夏のアパッショナート」「冬のソナチネ」