ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団のイングリッシュホルン（コールアングレ）奏者、キャロリン・ホーヴのセカンドアルバム。ギタリストを除くメンバーは、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の奏者です。その他の世界屈指のオケでもソリストとして国内外で活躍している彼らの実力に圧倒されるでしょう。
　 「エクローグ」はラテン語で「牧歌」の意味。牧歌的な温かな音色を持つイングリッシュホルンですが、フルートとギターが合わさるとパステル・カラーの響きが増し、穏やかな気持ちになります。
　 また、「遭遇 XI」はアジアとヨーロッパ音楽の融合について関心のあった「ルー・ハリソン」と「武満徹 」に捧げられた楽曲。場面展開のはっきりとしたドラマティックな楽曲で、イングリッシュホルンのレパートリーとして重宝されています。
　 このCD1枚でイングリッシュホルンはもちろんのこと、それぞれの楽器の多彩なハーモニーを感じることが出来ます。

演奏：
イングリッシュホルン＆オーボエ：キャロリン・ホーヴ（Carolyn Hove)
フルート： メアリー・ストルパー（Mary Stolper）
ギター：　ポール・ヴィアピアノ(Paul Viapiano）
バスーン：ディビット・ブレイデンタル（ David Breidenthal）
パーカッション：レイナー・ノー・キャロル（Ray nor Carroll）
ヴァインオリン：カミーユ・アヴェラーノ（ Camille Avellano）
ヴァインオリン：イングリッド・ウオ・チュン （Ingrid Kuo Chun）
チェロ： ダニエル・ロスミュラー （Daniel Rothmuller）

■キャロリン・ホーヴ（Carolyn Hove）：
1988年よりロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の唯一のイングリッシュホルン（コールアングレ）奏者であり、 アメリカのイングリッシュホルンの名手の1人。
■ギター：ポール・ヴィアピアノ(Paul Viapiano）映画、テレビ、ライブパフォーマンスで活躍するギタリスト。
以下すべてロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー。
■フルート：メアリー・ストルパー（Mary Stolper）カーネギーホールでリサイタルを開き、アメリカ・ヨーロッパ全土で盛んにゲスト出演している。
■バスーン：ディビット・ブレイデンタル（David Breidenthal）主席バスーン奏者。世界で最も尊敬されるバスーン奏者と言われている。
■パーカッション：レイナー・ノー・キャロル（Ray nor Carroll）ティンパニー奏者として在籍。
■ヴァインオリン：カミーユ・アヴェラーノ（Camille Avellano）13歳でシカゴ交響楽団とソリストとしてデビュー。ソリストとして出演することが多い。
■ヴァインオリン：イングリッド・チュン （Ingrid Kuo Chun）二胡にも精通しており、ピアノとヴァイオリンとの即興演奏を楽しんでいる。
■チェロ： ダニエル・ロスミュラー （Daniel Rothmuller）主席チェリスト。