アメリカの作曲家ジョージ・ガーシュイン(1898-1937)は、ミュージカルなど同時代のポピュラー音楽向けに多くの名旋律を創り上げた一方で、クラシックとジャズとを融合させた“シンフォニック・ジャズ”の草分けとしても知られています。代表的な彼の５曲がメドレーになっています。

使われている曲は「ピアノ協奏曲」-「ストライク・アップ・ザ・バンド」(同名ミュージカルより)-「誰かが私を見つめている」 (ミュージカル『オー・ケイ』より)-「ス・ワンダフル」(ミュージカル『ファニー・フェイス』より)-「アイ･ガット･リズム」(ミュージカル『ガール・クレージー』より)。

コルネットの３番は初心者を考えて易しく書いてあります。スウィングの部分で打楽器の人数が不足している場合は、ドラムセットで代奏することも可能です。(そのためのパート譜が用意されています)

（黒川圭一）