「原曲以上にドラマチック」と評された構成が魅力の決定版アレンジ。

水爆実験に巻き込まれた漁船を題材にした絵本「ここが家だ」にインスパイアされた作品。

迫りくる音に圧巻の第1部と相反する性格の漂うように歌う第2部。体に染み渡るような音の波が聴衆を包み込む。

原題: Wine-Dark Sea : Symphony for Band ／ John Mackey　→ギリシャ神話「オデュッセイア」を取り上げた全3楽章にわたる一大抒情詩。いかつさと美しさを併せ持つ。

めくるめく響きの中を駆け抜けるような緊張の幕開けから、優美な中間部を経て、感動的なクライマックスへ。

色彩豊かな構成だけでなく、各楽器の「鳴りやすい音域｣で編曲されているから、演奏効果抜群。

全体で一本の筋が通った構成が魅力。難易度は高いがよく鳴るオーケストレーションにもご注目。

前奏曲とシチリアーナ、乾杯―泡立つ酒よ、祈りの歌の3つの場面を抜粋し編曲。最後は劇的に幕を閉じる。

ロメオとジュリエットそれぞれが生まれた家を題材にした作品です。両家の関係を音楽で表現。

日本的な和の旋律の中に、時折入るジャズの響きが特徴的な作品。打楽器パートが活躍する。