パッサカリアは、低音の主題(この曲では冒頭の８小節)が、絶えず繰り返されその主題に他の楽器が対旋律的に自由に変奏してゆく、古い器楽形式の１つです。

小編成で大人気の「百年祭」が大編成として登場。改作にあたりフレーズ数が増え、厚みが工夫されている。

劇付随音楽として作曲された「マテオの息子｣。吹奏楽のサウンドを生かした福島先生ならではの１曲。

画家・星野富弘氏の画集「風の旅」をイメージ。穏やかで柔らかな中に、力強さ、意志の強さを感じられる。

各楽器のソロを生かした交響曲。全てのパートが緻密に組み合わさり、緊張感のある音楽を生み出している作品。

小編成ながら深い表現力が試される曲。高崎市立高崎経済大学附属高等学校委嘱作品

2部に分かれたこの作品のは、穏やかなメロディーで幕を開け、にぎやかなお祭りが大団円を迎えます。

交互に歌う聖歌の形式を発展させ、「対比｣をテーマに作曲。35名程度でも演奏可能。

主題のリズム音価を変化させたり、反転させたりしていますが、分かりやすい展開になっています。

八戸市の風景やお祭りの謡いを元に、鳥が舞う美しい映像が浮かび上がるような、海の風景を描いた作品。

福島県民謡「相馬流山｣を主題にした、８つからなる変奏曲です。

どことなく哀愁を感じさせる福島県民謡「相馬流山」を主題にした、8つからなる変奏曲。

冒頭からの主題と、その後に続く主題が、展開してゆく曲です。

衝撃的な幕開け、ミステリアスなハーモニー、無機質なリズムに金管群の重厚な旋律。原始の地球を描く。

夜明けのスケッチを意味するタイトルの意図は「時代の夜明け」。パワフルな金管がカギとなる、壮大な作品。

タイトルどおり、燃え上がるような勢いを感じるドラマティックな１曲。

“時のかけら”とは“記憶を辿る音の旅”。緩－急－緩の抽象的な音楽です。

穏やかなピアノのメロディーから曲は始まっていく。「理想と現実、喜びと悲しみ、平静と狂気、対になる部分が人生の如く音楽として表出される。｣

2013年JWECCで紹介された注目の作品。打楽器とピアノによるミステリアスな冒頭から、終始緊張感のある音楽で聴きごたえも十分。その実、意外とグレードは抑えられていて、中学校にもおすすめ！

シリアスな前半、異国を想起させる中間、エネルギーが集約していく終結と、無調と調性の狭間をさまよう。

実存主義哲学の旗手サルトルの思想を想定した哲学的な作品です。

ラテン気質の底抜けに明るく楽天的なお祭りの雰囲気とは違うが、ウィンド・オーケストラの未来を見据えた、力強く明快な音楽となっている。

秋田県立新屋高等学校委嘱作品。不気味で神秘的な空気が漂う、男鹿の情景や伝説を題材にした作品。

偉大な神への畏敬の念と恐怖、そしてこの古代文明を築き上げたファラオとその無数の民への賛美を織り交ぜて描いたものです。