編成変更/カットについて
  • バンドジャーナル
  • 編成変更/カットについて
  • FAXでのご注文はこちら
  • 製品添付譜ダウンロード(無料)
  • 電子オルガンで演奏される方へ

電子オルガン許諾楽曲
作曲家別リスト

リストに無い作品でも申請可能な場合がございますのでお問い合わせください。
>>お問い合わせフォームはこちら
※必ず利用規約をご確認ください。 ⇒ 利用規約はコチラ
秋 透浅利 真阿部俊祐 阿部勇一天野正道飯島俊成石川健人石毛里佳磯崎敦博井澗昌樹伊藤康英今井 聡ウィルソン上埜 孝内堀 勝江原大介大嶋浩太郎岡田 宏織田英子小野寺 真賀内隆弘数原 晋片岡俊治片岡寛晶金山 徹兼田 敏鹿野草平上岡洋一亀井光太郎河邊一彦菊池幸夫木下牧子木村吉宏デイヴィッド・ギリングハム櫛田てつ之扶ジェリー・グラステイル黒川圭一糀場富美子高 昌帥後藤 洋小長谷宗一小山清茂近藤久敦酒井 格坂井貴祐佐藤正人塩﨑美幸シシー宍倉 晃清水大輔下田和輝ライアン・ジョージジュリー・ジルー榛葉光治杉浦邦弘鈴木英史鈴木輝昭ジョセフ・スパニョーラクロード・トーマス・スミス髙橋伸哉高橋宏樹田川伸一郎侘美秀俊田嶋 勉立田浩介建部知弘田辺恒弥田村修平田村文生樽屋雅徳土田豊貴戸田 顕内藤淳一長生 淳仲田 守中橋愛生夏田鐘甲延原正生野呂 望芳賀 傑朴 守賢八田泰一林 大地ジェームズ・バーンズ日景貴文平山雄一平原伸也広瀬勇人福島弘和福田洋介スティーヴン・ブライアント鋒山 亘星出尚志保科 洋堀 滝比呂堀内俊男ジョン・マッキー槇 尭史真島俊夫松尾善雄松下倫士松代晃明三浦秀秋三澤 慶水口 透明光院正人森田一浩八木澤教司山里佐和子山内雅弘吉野由紀子和田直也渡部謙一和田 薫(50音順)

G・・・グレード

秋 透

ラテン気質の底抜けに明るく楽天的なお祭りの雰囲気とは違うが、ウィンド・オーケストラの未来を見据えた、力強く明快な音楽となっている。

浅利 真

A.Sax.のソロをフィーチャー。ソリストだけでなく、サックスセクション全体のアンサンブルが聴かせどころです。

阿部俊祐

祝賀的な性格と威厳を持ち合わせた作品。勇壮なホルンで幕を開け熱狂的なコーダで曲を閉じる自由な構成の三部形式。

阿部勇一

古来から受け継がれる「葵祭」をテーマに描かれた、重厚で美しい曲調の作品。
「走馬灯のように次々と移り変わる幻影」のように変化に富んだ作品。勇ましく効果的な打楽器が演奏を彩る。
打楽器やコーラスを効果的に用いた和の彩り鮮やかなサウンドで、人数が少なくても華やかな印象を与えます。
疾走感を伴う重厚な音楽の中に憂いの表情が織り交ざる様は、哀愁漂う英雄の姿を想起させる。
波の心地よい音が漂う南国の海らしいゆったりとしたおおらかさと豊かさを持ち合わせた曲。序盤にトランペットのソロがある。
阿部勇一初の木管フレキシブル作品。幻想的なハーモニーが魅力!
いくつかの気まぐれなパッセージが絡み合いながら、壮大で希望に満ちたフィナーレを歌い上げます。
由利地方の歴史を題材にした、偉人たちへの抒情詩。和風の響きと、厚みのある和音でそのドラマを表現。
日本の音階を使用したり、天気雨の様子が描写されており、古来の妖怪との関係、妖しさと親しみを感じる作品となっている。
秋田県立新屋高等学校委嘱作品。不気味で神秘的な空気が漂う、男鹿の情景や伝説を題材にした作品。
タイトルは「永久の情熱」を意味する。脈々と受け継がれる音楽への情熱を讃え、委嘱団体の更なる発展を願う祝典序曲。
夜明けのスケッチを意味するタイトルの意図は「時代の夜明け」。パワフルな金管がカギとなる、壮大な作品。
巨大なクジラの様子やキラキラ輝く海、そして心躍る「命の歌」と一緒に数千キロの旅に出よう!
衝撃的な幕開け、ミステリアスなハーモニー、無機質なリズムに金管群の重厚な旋律。原始の地球を描く。
「海」をテーマにその「姿」「起源」「命」「未来」について音楽表現した作品。
この曲は2002年4月、大津シンフォニックバンドにより委嘱されたもので、全5章から構成されている。
偉大な神への畏敬の念と恐怖、そしてこの古代文明を築き上げたファラオとその無数の民への賛美を織り交ぜて描いたものです。
幽かに地平線の彼方に浮かぶ都市の様子から始まり、中盤では、にぎやかな町と軽快な管弦伎楽の様子を描いている。

天野正道

モーツァルトの《「ああ、ママにいうわ」による変奏曲》を題材とする、大変美しい作品。
16ビート系のポップス色の強いアレンジになっており、アンコールピースとしても使うことが出来るようになっています。
バンドとサックスセクションがインタープレイを繰り広げるスタイル。タイトルの古めかしいイメージとは異なり、ポップスのエッセンスも加わったスタイリッシュな作品。
ロンドンミュージカル的なアップテンポのマーチとエルガー、ウォルトン風のトリオを持つブリティッシュマーチスタイルな作品。
ブラームス「交響曲第一番第四楽章」が8ビートでリズミカルな楽曲に大変身!
明快なテーマと変容していくモティーフがドラマティックに展開されるオリジナリティが詰まった作品。
ロメオとジュリエットそれぞれが生まれた家を題材にした作品です。両家の関係を音楽で表現。
「3面体」を表現。短い3曲で構成されているが、曲の仕組みを理論的にとらえず、あるがままの音楽を感じたい。
「調性感の無い」本作は、聞いた印象は難しそうに聞こえるが、中学生でも十分演奏できる難易度が魅力。
瑜伽行(密教における行の一つ)、鎌倉時代の謎めいた歴史書「吾妻鏡」をタイトルに持つこの作品は、全体として「ミステリアス」な雰囲気をもつ。
管打8重奏曲の縦横(編成と演奏時間)を膨らませる事によって再構成した作品です。
音楽による「色」の変化を楽しむ作品。天野作品ならではの華やかでゴージャスなサウンドを味わえる。
「エクスピエイション」とは「贖罪(罪滅ぼし)」の意。コソボの内乱をきっかけに書かれたこの作品は、内乱の終結を願う作曲者の祈りが背景にある。
コソボ内乱の終結を祈る作品。衝撃的な強奏を経て、緩やかな部分を織り交ぜながら終結部へ謳い上げていく。
瑜伽行(密教における行の一つ)、鎌倉時代の謎めいた歴史書「吾妻鏡」をタイトルに持つこの作品は、全体として「ミステリアス」な雰囲気をもつ。
印象派の作品のような幻想的な部分と、ポップスの要素を含んだリズミカルな部分のコントラストが秀逸。
グラールウィンドオーケストラによる2007年の委嘱作品。ソナタ形式を用いて書かれており、緩急がしっかりた楽曲です。
コンテンポラリー、ジャズ、吹奏楽オリジナル、クラシックと様々な顔を持つ作品。ソロが多く登場。
Fanfare(打楽器が活躍),Gesang(Cor Anglais と Flugelhornが活躍),Finale(疾走感溢れるアレグロ)の3曲構成。
全曲を通して「突然」がきっかけになって終わるという、かなり無理のある「つじつま合わせ」でこの曲は構成されています。
その題名通り作曲家の頭に繰り広げられる架空のバレエにつけられた音楽。技術的には中学生でも充分演奏できるよう配慮されている。
Sottovoceの特徴的なリズム上に、ダブルリード属によって提示される動機による序奏から開始されます。
ベルトランの詩集から想を得て作曲されたピアノ独奏曲。ラヴェル自身も管弦楽化しなかった「スカルボ」、天野正道氏の手による吹奏楽名アレンジです。
私たちの本能に語りかけてくるような和のテイストたっぷりのコンテンポラリー作品。サウンドは難しそうに聞こえるが中学生バンドでも十分演奏できる名曲
立正大学吹奏楽部顧問・福田先生の退官を記念し、立正大学吹奏楽部OB会からの委嘱により作曲。「RISSHO」の名前が音列として表現されています。
タイトルが示すやうに傾向の異なる2つの樂章から成り立つてゐるが、其れぞれの樂章も大きく分けて2つのシチュエーションから成り立つと云ふ、2重構造に成つてゐる。
イメージは「ポップス・ジャズ系アンサンブル」。音楽に乗ってリズミカルに演奏を!
緻密なバランス設計などが必要な作品。是非、スコアをじっくりと読み込んで挑戦を!
ベルトーンファンファーレで始まり、50―60年代英国ミュージカルなどでよく使われた感じのマーチで、普通のマーチらしくないメロディラインを生かすために4/4で書かれている。
お祭り(盛り上がった演奏会)のラストを飾る「グランド・フィナーレ」。コンサートのエンディングを飾るにふさわしい1曲。
中国五経のひとつ「易経」45番目の卦。音と音との繋がりが生み出す、音楽的事象を絶対音楽として表現。
古き良き時代の「イタリアオペラ」テイストを織り交ぜ、全編表現豊か(エスプレッシーヴォ)に書かれた作品。
スペインの伝統的リズムや民謡素材なども、その原型のテイストを大切にしながら取り入れた作品。
小編成でも手ごたえありの難曲!中盤に出てくるリズミカルな部分が印象的。
「虚空に散った若き戦士たち」とは鹿児島・知覧の特攻隊の事で、このレクイエムには「特攻隊の事実を“音楽”を通して風化させない」という思いが込められている。
日本神話とギリシャ神話の間には不思議な共通性があり、それをもとにして書いた曲。
「変容」を意味するタイトルの通り、主題が形を変え、変容しながら曲が進行します。
福岡大学応援指導部吹奏楽団の委嘱作品。
「おほなゐ」とは「大地震」を表す日本の古語で、阪神淡路大震災の記憶を風化させないための作品として作曲されました。
6曲からなるピアノ組曲を基に大編成向けアレンジ。打楽器も華やかに加わった、天野氏による吹奏楽編曲版。
スペインを代表する作曲家ファリャにより作曲されたバレエ音楽。構成曲:隣人の踊り~粉屋の踊り~終幕の踊り
たんなる外国人旅行者としてではなく、音楽活動の場としてポーランドをより身近に感じる作曲者が、この国の歴史や国民性を題材として書いた作品。
スピード感のあるアンサンブル、ソリストの超絶技巧、そしてラテンのリズムまで!? ぜんぶ聴かせられる作品をお探しの腕に覚えのあるバンドに。
ラヴェル自身が書いた2台のピアノヴァージョンを基にして、オーケストラ版のエッセンスを振りかけたアレンジコンセプト。天野正道氏の手による名アレンジです。
阪神淡路大震災の「あの震災を風化させない取り組み」の一環として作曲された。
第一次世界大戦で右手を失ったピアニストから依頼を受けて作曲されたラヴェルにとって最初のピアノ協奏曲。天野正道氏による吹奏楽編曲版は大編成向けアレンジです。
打楽器が曲の進行をけん引していくコンテンポラリー作品!全パートによる無調性のアドリブ・シーンなどバンドのカラーが色濃く反映される!
音楽の内容は雅楽における「左方、右方」に法ってはいるものの、今現在の「コスモポリタンミュージック」という観点で作曲。
楽器の舞台上の配置(位置、高さ)によって全体の響きが変わるという事に着目し、通常の吹奏楽とは違った響きの空間を作り上げられるよう作曲されている。
実存主義哲学の旗手サルトルの思想を想定した哲学的な作品です。
本来パート1に続いて演奏されるこの曲は、通常の楽器配置でも演奏できるように考慮してある。
タイトルの「KonzertmusikforBlasorchester」は日本語訳をすると「吹奏楽のための演奏会用音楽」という意味になります。
この作品はUHFのネットワークで深夜にオンエアされた、同名のアニメーションサウンドトラックからの抜粋編曲作品として書かれた。
通常の吹奏楽とは違った新しい響きを実現した作品。
多分にビッグバンド的要素を含んだ曲。
曲はかつて行われていた所謂「東京音楽祭」などの軽音楽系音楽祭などのオープニングに使用される、典型的な16ビート系ポップスで書かれている。

飯島俊成

語りと吹奏楽のための作品です。語りのテキストは孤独感や、いわれなき差別と被差別、あるいは偏見、そして誰もが持っている筈の暖かさや思いやりが描かれています。
作曲者の婚約に際して彼女への贈り物として書かれ、優しい「想い」を感じとれる作品。
フランス軍が欧州に勢力を伸ばしていた状況が物語に取り込まれ、劇的かつ美しい音楽がとめどなく流れる作品。
稲生川がとうとうと流れ霧立ち上る春の風景、まだ荒れ野だった頃の北の台地の厳しい冬の情景、あるいは難工事と自然の驚異に立ち向かった先人達の意思に思いを馳せて頂けたらと想います。
夜の海、朝の海、夕凪、風の匂い、花の香り、海の音、風の音‥‥、自然の情景を自由に想像しながら演奏していただけたらと思います。
小さな氷の結晶が空気中を舞い、それに太陽の光が反射してキラキラと輝いて見えるダイヤモンドダストの様子が、絶妙なオーケストレーションでサウンド化されている。
作曲者は実際に椎葉村を訪れ民謡を聴き作曲しており、詩情溢れる村の風景、せつない子守の心情などを美しく表現している。
九州の風土が香り立ち、壮大で力強く、また洗練された響きが飯島氏らしい安定感ある1曲。原曲が民謡だけに親しみやすさもあり各曲が違った風土を感じさせる。演奏会のメインになり得る組曲。
「砂塵」と「荒野を照らす月の光」はそれぞれ、鏡野吹奏楽団、名取交響吹奏楽団の委嘱により作曲した作品ですが、副題の「TowardEmbraceforPeace」の通り、ひとつながりの作品です。
前半は浜大津の湖岸の情景、秋の穏やかな日射しが踊る湖面、やわらかな風の印象。そして後半、雲が吹き払われ、紺碧の空に明るい太陽が輝くといった想定で作曲されている。
全体に明るく華やかな序曲スタイルで、演奏会のオープニングにはもってこいの1曲。中間のコラールが大変美しい。感動的なクライマックスのうちに曲を閉じる。
曲は静かに始まり、次第に活気づくように長くクレッシェンドしていく。昇る朝日を想像させるこの部分が、中間部の対位法的コラールを挟む形で構成されている。朝を迎えるすがすがしさに溢れた曲。
川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団の委嘱作品。2005年の吹奏楽コンクール全国大会で川越奏和奏友会吹奏楽団が演奏されました。
憎しみの連鎖を止めることが出来たら…。2002年にモスクワで起きた劇場占拠事件を基に作られた。
プロコフィエフは旧ソビエト連邦の現代作曲家の1人です。ロメオとジュリエット、3つのオレンジへの恋、あるいはピーターと狼といった作品のアレンジを通じて、プロコフィエフの作品に触れたことのある人も多いでしょう。
静かな源流から山間をゆったりと流れ、大河へ、そして太平洋へ。四万十川の流れを描いたこの作品は、自然、そしてそこに棲む人間を含めた生命への賛歌です。
曲の後半、静かに刻むバスドラムとティンパニは心臓の拍動です。どんなに葛藤や不安、恐怖を感じる時があったとしても、彼の岸に渡る時は穏やかな優しい最良の時間である筈、そうあって欲しい。

石川健人

小柄ながら独特な存在感を放つ「阿修羅像」を吹奏楽で表現。管楽器と打楽器が対等な立場でサウンドを構築。

石毛里佳

おもちゃの街並みを眺めているような、ポップでかわいらしい世界が広がります。20名程度で演奏可能。
何もないところから世界が広がって、主人公がその世界で色々な経験をしてから家に帰るまでを描いています。
物語のように次々と変わるシーンが楽しい作品。楽器の特性を生かした、室内楽的な響きが特徴。
コンサートのオープニング用に、華やかな曲にしようと作曲された。ドラムセットが入ったりと、ポップな雰囲気の曲。
「Gold」のきらきらした様子や「Claps」のシャープでリズミカルな感じが良く表れていると思います。
リストのハンガリー狂詩曲の中でも最も有名な曲。使用打楽器も特殊なものがなく、小編成にもオススメ。
疾走感溢れる作品は、金管楽器のファンファーレ的なかっこよさや、木管のきらきらしたサウンドを目標に演奏にしたい。

磯崎敦博

スッペの代表作のひとつで、ウィーン・オペレッタの黄金期の幕開けを告げる1作。序曲においても美しい音楽が満たされており、楽しく演奏できるでしょう。
ポール・デュカスの最も有名な作品として知られている管弦楽曲で、磯崎敦博氏により編曲された作品。

井澗昌樹

有名なミュラー=ベルクハウスのアレンジを参考に、いくつかの場面では原曲から書き直している。
ロマン派の作曲家ウェーバーの、優雅な世界が広がるクラシックの王道的作品。若い演奏家にこそぜひ触れていただきたい一曲です。
コンサートのメインに、楽章を抜粋してアンコールにもおすすめです。
孤独な宿命を背負った少女に花化粧を。凛とした潔い美しさの中に寂しさが垣間見えるような音楽。
誰のためでもなく、ただ美しく咲く一輪の花からインスピレーションを受け描かれた音楽。
井澗ファンにはたまらない抒情的な旋律。星空を思わせるキラキラした音色にも注目。
ふわりふわりと舞う蝶の姿と「恋をしている」という言葉の響きの、優美で怪しげな印象の一致を音楽で綴った作品。
大編成版ではより表情豊かな世界になるよう工夫されている。ふわりふわりと舞う蝶の姿と「恋をしている」という言葉の響きの、優美で怪しげな印象の一致を音楽で綴った作品。
祝福されるべき、生命に溢れた大和の景観と、倭建命の息の途切れの表現を目指した作品。

伊藤康英

ラテン系の屈託のない明るさが感じられる一方でどん底の救いのない人生をも意味するタイトル。

今井 聡

元は4手ピアノ用の作品で、後にドビュッシー自身によって管弦楽用にも編曲された。今井氏の編曲は管弦楽版で使用されている特殊な楽器をはずし、小編成でも原曲のニュアンスが損なわれないように工夫されています。
第10回笹川賞受賞入賞作品

ウィルソン

作曲者の第44代アメリカ大統領への理解と称賛が基で、5楽章それぞれが特徴的な曲調と感情を持っている。

上埜 孝

各楽器に細かな指示があり、演奏者の力量が試される。ドラマティックな原曲の雰囲気を残した貴重な編曲版。
金管のみの特徴あるファンファーレで始まる第1楽章が大変印象的である。駒澤大学、龍谷大学が全国大会で演奏!

内堀 勝

3つのテンポが入り混じっている新鮮な「ダッタン人の踊り」

江原大介

静寂の中一筋の陽光が差し、やがて花を照らす― 神秘的で美しい雲仙の自然を描く。全3楽章の日本的な音楽。
ジャズの和声に彩りを添えるVib.の組み合わせが魅力的な爽快感溢れる作品。
過ぎ去った時間や経験を音楽の素材として活かしてほしい一曲。
“時のかけら”とは“記憶を辿る音の旅”。緩-急-緩の抽象的な音楽です。
笛や木管楽器の魅力を活かし、祭り囃子や読経といった「和」の世界を表現した「序・破・急」構成の作品。
2013年JWECCで紹介された注目の作品。打楽器とピアノによるミステリアスな冒頭から、終始緊張感のある音楽で聴きごたえも十分。その実、意外とグレードは抑えられていて、中学校にもおすすめ!
夜の有明・八代海に無数の光が浮かぶ現象「不知火」(しらぬい)。かつて妖怪の一種とも言われた「不知火」と長崎の美しくも厳しい自然を表現。
タイトルどおり、燃え上がるような勢いを感じるドラマティックな1曲。
推進力で聴かせるコンテンポラリー作品。土俗的な打楽器群に激しい木管楽器。生命力あふれる力強い音楽。
シリアスな前半、異国を想起させる中間、エネルギーが集約していく終結と、無調と調性の狭間をさまよう。
穏やかなピアノのメロディーから曲は始まっていく。「理想と現実、喜びと悲しみ、平静と狂気、対になる部分が人生の如く音楽として表出される。」

大嶋浩太郎

沸き立つ緑の音の波を表現。新進気鋭の作曲家の意欲作が初登場!

岡田 宏

演奏することを通して心から湧き出る喜びを味わってもらい、心の癒しや生きる力を生み出していってほしいという願いから書かれた。

織田英子

山をを開拓し、木の上に家を造り、休みの日などその家で過ごす。そんあ自由で楽しい世界を描いた作品。
ゆっくりとしたテンポの歌うような楽想で始まる曲だが、後半は一転してドライブ感のある速い曲想となる。

小野寺 真

軽やかな旋律や変化に富んだリズム、官能的な和声などフランス音楽的な色彩感を堪能!
劇中曲の明るく楽しいメロディを用い、緩急を織り交ぜ自由に構成。オペレッタのコミカルな雰囲気を楽しめる。
ロシアの民謡が元になっているので音楽的にもわかりやすく、アレンジ作品は初挑戦というバンドにも◎
広いレンジのオーケストレーションで、小編成でも厚みのあるサウンドを表現できるアレンジです。
全8曲の中から5曲を扱っている。ハイライトのような形で様々な性格のシーンや舞曲を楽しめるよう構成。
ピアノ版も参考にしながら、小編成吹奏楽として効果的に響くよう再構成されている。
おとぎ話の世界や異国情緒が、多彩な音色で表現されています。「バレエ版」からの5曲で構成。
急-緩-急の3部構成。旋律・和声・構成ともに明解で親しみやすい色彩感溢れる作品。
1年間の季節の移ろいを描いた組曲から、秋から春にかけての4曲をセレクトし、色彩感豊かにアレンジ。
全8曲のうち4曲をハイライトのような形で様々な性格のシーンを楽しめるよう構成されています。
本格派アレンジ作品をお探しのバンドに。抒情的・ロマン的な和声感、吹奏楽ならではの色彩豊かなサウンドが楽しめる作品です。
2台のピアノのために書かれた3曲から成る組曲でドビュッシーの最後のピアノ曲と言われています。
ラヴェル作品の中でも最も技巧的作品で、スペイン風の情緒に満ち、劇的な変化をするダイナミックな曲調。
ドビュッシーは異国情緒を大変うまく音楽に取り入れた作曲家で、この「イベリア」でもスペイン情緒を巧みに表現している。こちらは第3集の全3楽章を編曲した作品。版は異なりますが神奈川大学をはじめ全国体でも多数演奏!
レスピーギの隠れた名曲!演奏会のメインに!テーマと12のバリエーションからなる、25分にわたる作品。息の長い抒情的なテーマが、レスピーギらしい華麗な変奏によって姿を変えていく。第7変奏は各楽器のカデンツァとなっている。演奏会のメインとして、上級バンドにおすすめ。

賀内隆弘

華やかに、勇壮に、トリオは優雅に。コンサートマーチだけでなく、入場行進などでも演奏可能。

数原 晋

楽しく自由にかっこよく演奏する作品。中間部にパーカッション→テューバ・ソロが見せ場あり。

片岡俊治

民謡《安曇節》の中に出てくる特徴的な合いの手や、その旋律の断片をつなぎ合わせ再構築された。30人以下でも演奏可能。

片岡寛晶

大空を駆け巡るようなスピード感のある作品。冒頭メロディをモチーフに、音楽はダイナミックに展開していく。
どこか懐かしく郷愁を誘う、ムード漂う音楽。
原曲(フレキシブル版)がスケールアップ!「マカーム」の音階を使用した独特の世界観が楽しめます。
《懐かしさ》をテーマに、心の中に残る様々な情景・記憶・感覚を回想した作品。
荒々しくも激しいリズムとダークな和声感が相まって闇夜のような独特の世界観を映す。
雅な和の雰囲気の中に時折入るジャズの響きがギャップを生み出すユニークな音楽。
日本的な和の旋律の中に、時折入るジャズの響きが特徴的な作品。打楽器パートが活躍する。
怒りに満ちた前半部から一転、生きる事の美しさ、希望に向かう様子を描くドラマティックな展開となります。
ダイナミックな打楽器、中東の響きを取り入れたユニークな旋律、躍動感のあるリズムなど聴かせどころ満載。
多彩なパーカッションパートが圧巻!オリエント(東洋)の艶やかな魅力あふれる作品。
疫病の苦難を乗り越え明るい未来へ向かう音楽。「生命(いのち)のアマナ」の続編です。
キラキラとしたサウンド、雄大な海を思わせる旋律が印象的。アグレッシブに海へ繰り出す様子を表現した作品。
「鳥之石楠船神」の続編。日本神話にヒントを得て和テイストで書かれた今作は日本人の琴線に響きます。
マカーム(中東音楽)を用いた独特な旋律が、打楽器のリズムと相まって連符となり駆け巡る!躍動的な作品。
天照大神の孫を題材にした作品。和の楽器やリズムを用い、妖艶な冒頭、躍動的な後半、様々な表情を見せる。
オリエンタルな響き、ロシア音楽の躍動、中東や中国の音階、シンフォニックサウンドなど様々な音楽様式が魅力。
マカーム音階に加え、現代的な音楽様式、また中東のリズムパターンを活かしたエネルギッシュな作品。
コンテンポラリー風の前半と、伝統音楽を用いた和風な後半で構成。打楽器は見せ場も多く、頻繁に持ち替えがあるが、管楽器は比較的演奏しやすい。
管楽器を打楽器に見立てたようなリズミカルなオーケストレーションの熱くドラマチックな音楽。
音群を基に曲が展開し、繋がりもよくドラマチックな内容。コンクールや演奏会のメインとしてもおすすめ。
和の楽器やリズムを用い、妖艶な冒頭、躍動的な後半と様々な表情を見せる、和テイストの作品。
「鳥之石楠船神」「天之御中主神」に続く神話シリーズ。最強の剣を題材とした本作も打楽器が大活躍します。
「影」をテーマにしたシリーズが人気の片岡寛晶氏が、「ヒカリ」を表した作品をリリース!
作曲家の感性によりキリスト音楽を描いた作品。コラールは、神への祈りを表し、時折みせる16ビート鼓動。
喜怒哀楽の様々な表情を覗かせる。リズミックでエネルギッシュなフレーズがちりばめられた作品。
《オリエントの光芒》《オリエンタルラプソディ》に続くオリエント・シリーズ3部作の第3作目。

金山 徹

ブロードウェイ・ミュージカル風のオープニングで始まるクリスマス・ソング4曲メドレー。

兼田 敏

小編成でも演奏可能。曲はプレリュード[3:47]―ワルツ[2:47]―間奏曲[4:03]―終曲[3:48]からなっている。いずれも単純、明快な楽しい曲である。
部分転調を多用する、卓越した和声進行が特徴的な一曲。
曲は4つの楽章からなっている。中級程度の演奏技術で充分音楽の楽しみが得られる。
比較的聴きやすい構成とはうらはらに、演奏者にとっては相当な馬力と強靱な精神力を要する楽曲。

鹿野草平

実写版で書き下ろされた野獣のアリアというべき「ひそかな夢」も登場。感動のクライマックスは必聴!
「汎ヨーロッパ・ピクニック」の歴史的事件を臨場感あふれる音楽で表現。史実と音楽が深い学びに。
三国志に登場する名将、曹操の生き様と彼が残した漢詩「對酒歌太平時」にインスピレーションを受けた作品。
東日本大震災からの救済と復興を描写。壮大な響きの曲調が人々の力強さを表している。
東日本大震災で被災された全ての人々に献呈されており、救済と復興に向かう人々の力強い姿を描写した作品。
將棋の戦法を表す全3楽章ならぬ全3局からなる小組曲。諸戦法には物語の登場人物のようなキャラがある。
多彩に組み合わされた変拍子と鮮やかな音色。2013年、響宴、JWECCで演奏され大反響を得た。

上岡洋一

1996年吹奏楽コンクール課題曲として広く演奏された同名曲の原典版。
自然な美を音楽で表されることを願って作られた1曲。

亀井光太郎

エネルギッシュなハイテンポの部分と優雅なワルツが交互にあらわれ、フリギア旋法を用いたメロディーは、妖しげな空気を作り出す。

河邊一彦

深く豊かな叙情性や、ドラマティックかつ壮大な構成力を持つマーラーの音楽的魅力を吹奏楽で楽しめる作品。
言わずと知れたマーラー交響曲の代表作の一つ。近現代を代表する交響曲の1つであるとともに、交響曲史上重要な作品の1つと言っても過言ではない作品をぜひ!

菊池幸夫

原作をなるべく損なわないよう再構成し、朗読を中心としながら、そこに音楽が常に平行して加わるような形で書き進められている。
緩急の二部分からなる調和と協調が大切な作品。奏者それぞれが持つ役割を学べる。
曲は全4曲からなり、全体を通してD♭を中心音とし、調性感を意識しながら作られている。

木下牧子

熱を帯びた幻想的な音楽と奇妙なワルツが交互に現れる構成で、奥行きと厚みのある深い響きが不可欠の楽曲。

木村吉宏

ヴェルディの歌劇「アイーダ」の第2幕第2場より、アイーダの恋人ラダメスの凱旋の場面の曲。
豊かで美しい旋律の中に、悲劇的な結末を暗示する物悲しさが、かすかに漂う一曲。
原曲のオーケストレーションの魅力をうまく生かした、プッチーニの最高傑作。
「地の精=グノムス=Gnomidi」が登場人物となり、詩に基づいて書かれた作品。切れ目なく繋がっている4部構成です。

デイヴィッド・ギリングハム

輝かしい栄光への軌跡を描いた祝典音楽。すべてを包み込むような輝かしいクライマックスは圧倒的な高揚感!
シドニー(オーストラリア)の歴史と、オペラハウスを象徴とするその壮大な美を讃えた作品。

櫛田てつ之扶

日本の民謡を素材とし、西洋の管楽器で「和」の音空間を創り出す可能性を示した作品。
和のメロディを使用。「まほろば」「夢殿」「里人の踊り」「斑鳩の空」の4楽章構成です。
自然の美しさの中に、人との出会いに情けを知る、日本人が少し忘れかけている大切なものを音楽で表した作品。「形作られたもの」「比喩的な」という意味のフィギュレーションを表題にしています。櫛田氏の代表作の一つです。
曲は題名どおり、日本の旋律を主題にしたもの。演奏し易く楽しめる音楽に出来あがっている。
京都の年中行事「おけら火」「大文字の送り火」「鞍馬の火祭り」を描いた作品。
楽器の音色によって、虹色のファンタジーを表現する一曲。
現在の奈良県高市郡明日香村周辺、6世紀から7世紀にかけて繁栄した飛鳥地方の栄華を表現。
初演は大阪市音楽団「第75回定期演奏会」で木村吉宏指揮により行われた。
小編成の室内楽的な良さを生かせる楽曲として自身の協奏曲を改作した作品。
題名どおり「風」に託して日本人の感性を描いた曲の一つ。合奏の合間にカデンツァのソロを配置するという手法を使っています。

ジェリー・グラステイル

打楽器やピアノを含め、多彩な楽器が個性を際立たせるソロイスティックな音楽。
独自の物語や情景を思い描きながら、自由に演奏を。
自由な発想で希望に満ちた演奏を。

黒川圭一

シンガポールと日本の共同プロジェクトによって生まれた華やかなプレリュード。
小学校の教科書やコンピューターゲーム『テトリス』のBGMなどで使われており、誰もが耳にしたことのある旋律
小学校4年生―6年生の教科書に掲載されている曲で制作されたメドレー。お馴染みの曲を吹奏楽でかっこよく。
リズミカルな舞曲、抒情的な歌、バグパイプの牧歌的な音楽、3曲が切れ目なく流れ心に染みる。
場面ごとの音楽のスタイルの違いを意識してメリハリのある演奏を。
コンサートの場面転換の小品にうってつけ!フランス音楽の心地よい魅力が詰まった吹奏楽編曲をお楽しみください
クラシックとジャズとを融合した《シンフォニック・ジャズ》の草分けのガーシュイン5曲メドレー。
トランシルヴァニアの夕べ、熊踊り、メロディ、ほろ酔い加減、豚飼いの踊り の全5楽章収録。
この「ハンガリー農民の歌」(Sz79/BB71)は、まず、ピアノ曲として「15のハンガリー農民の歌」が1914年と18年の2つの時期に作曲された。
独特のデリケートな音の扱いの中に豊かな色彩を感じさせる演奏を。
軽快で華麗な楽想と、しばしば「東洋的」と形容されるロシア風の旋律が印象的な作品。版が異なりますがブリヂストン吹奏楽団久留米など全国大会で演奏されています。
ファンファーレに続き、レディネッツの街でおこる3つの奇跡が描写され、最後に組曲の冒頭でも聴かれるファンファーレのモチーフを伴った輝かしい終結部で幕を閉じます。版は異なりますが全国大会でも古くから演奏されています。
優雅なObのソロが有名。オペラファンも納得の原調アレンジです。
原曲はスペイン風メロディーの華やかなバレエ音楽。最低25名程度から演奏可能で、ピアノが不可欠。
作曲者の尾高尚忠は、昭和初期の日本音楽界の中心的存在として活躍した作曲家、指揮者である。

糀場富美子

前半は、神秘的な宇宙を流星が飛び交うさまを表現。後半は混沌とした世界を突き進む明るいマーチですが、時折それを壊すような衝撃的な響きは、宇宙の星々の突然の変化や、衝突する様を表現しています。

高 昌帥

朝鮮半島の代表的民謡「アリラン」と山田耕筰作曲の童謡「赤とんぼ」を使った作品。
曲は概ねソナタ形式で構成され、短いコーダが締めくくります。各奏者の名技性と、この人数ならではのアンサンブルを楽しんで頂けたらと思います。
消防士の活躍をテーマとした、マーチ風の曲。曲の最後は、実用的なマーチにも使えるように最後まで四拍子を崩さないエンディングと、盛大な印象を残すエンディングの二つを用意しました。
祝賀ムードの輝きを放つ3連符のリズムで書かれた楽しい音楽。中間部の儚く美しい場面が対照的。
西洋クラシック音楽の手法で4つの奄美島唄を行き来、民謡の魅力を美しく表現した作品。6分半にカットできる。
一貫性のある構成と色濃いオーケストレーションが魅力。力強いモティーフの展開に引き込まれる作品。
指揮者の裁量とバンドのアンサンブルとのせめぎ合いに音楽の重点が置かれた、「夜」と「響き」を描いた作品。
硬派なロマンチズムを感じる楽曲。大編成であり、尚且つ全セクションの音色が問われる楽曲だが、旋律の技術的難易度は高くない。全ての楽章は異なった性格を持っているが、共通のモティーフに基づいて作曲されており、終楽章のクライマックスで第1楽章が回想されるなど、組曲としての統一も図られている。
どの変奏も親しみやすい性格で、同時に全てのパートが技巧的でもあり、練習曲としても演奏会用小品としても相応しい作品。
委嘱団体OSAKANにちなんだ序奏と、快速部、またこれとは別にオオサカにちなんだ中間部旋律によって構成。
迫りくる音に圧巻の第1部と相反する性格の漂うように歌う第2部。体に染み渡るような音の波が聴衆を包み込む。
全体で一本の筋が通った構成が魅力。難易度は高いがよく鳴るオーケストレーションにもご注目。
吹奏楽の可能性を最大限まで引き出した意欲作!大胆、かつ細かいアナリーゼが求められるが感銘度も高い。
ロマン派の香りと民族主義的な傾向も感る、過渡的な作品。室内楽的な響きが楽しめるアレンジです。
冒頭のメロディーが展開を繰り返し壮大なコラールへと変貌する。和声展開と転調の手腕が発揮された作品。
曲の始めから終わりまで全て7拍子で構成される音楽。割り切れない拍子の表現を存分に楽しめます。
打楽器ソロ・フィーチャー。「とにかく打って打って打ちまくりたい!」というソリストの熱い思いに応えるダイナミックな協奏曲です!
東京隆生吹奏楽団による名演が記憶に新しい。5拍子で進行する独特のリズムに引き込まれる!
緩・急・緩・急の4部構成で、過去の氏の曲が引用されているのも特徴。
緻密で多彩な表情をもつ作品。序奏・第一主題・第二主題・中間部・第一主題・第二主題・後奏で構成。
「チャンダン(長短)」と呼ばれる韓国の伝統的なリズムを大いに活用し再構成させています。
テキサス州で最も歴史のある私立大学であり、名実共に全米を代表するベイラー大学ウィンドアンサンブル委嘱作品。
柔らかなクラリネットアンサンブルから始まる慈愛に満ちた楽曲。繊細なソロの響きとドラマティックなトゥッティのコントラストも秀逸。
朝鮮半島の伝統音楽に用いられるリズムの中でも、とびっきり複雑奇妙なのがこの“チルチェ”。アグレッシヴな作品です!
非常に限られた音楽素材(旋律断片・リズム要素・音階構造)のみを用いて、明瞭な三部形式で書かれています。
4楽章全て「ドレミ」もしくは「ミレド」で始まるモティーフを基に作られ、全ての楽章が緊密に結び付けられています。
パンソリ部分の怨念を感じるような雰囲気とチャンダンリズムの部分のエキゾチックな舞曲との対比が特徴的
数多くの沖縄民謡から3曲を選び、そこに自作の沖縄風旋律断片を加えながら組み立てた。2003年「第1回comines-warneton国際作曲コンクール」イブ・ルルー賞受賞作品
BbCl.、Hrn.、Euph.に自信のあるバンド向け、その他の管楽器も高いアンサンブル力を求められる。
韓国の伝統的な音楽を元に舞台芸術として再構成した「サムルノリ」と吹奏楽のコラボレーション。4つの民族打楽器をフィーチャーした一種の協奏曲ともいえる形式です。韓国の伝統的なリズムパターンである長短(チャンダン)に基づく複雑な曲調はインパクト大!
複雑な変拍子を身体に馴染ませた先にある独特のグルーヴ感が魅力。「真理」と「虚偽」のせめぎ合い、葛藤を描く。

後藤 洋

「きらきら星」の変奏曲をメインとし「星」にちなんだ他の旋律も登場!どの楽器にも主役が回ってきます!
「ずいずいずっころばし」「かごめ かごめ」「おちゃらか ほい」の3曲からなる組曲。
フォーレのピアノ連弾作品を吹奏楽の色彩的な魅力を生かすように工夫されたアレンジ作品。
特定の情景やストーリーを描写はなく、明るく爽やかな音楽が朗々と展開されます。
スコア上の編成はほぼ標準的なものだが、30―40名のバンドでも効果が上げられるようにしてある。(小編成対応曲)
函館の未来の吹奏楽活動への期待と、港町に横溢する国際的な感覚と進取の精神への賛美がこめられた作品。
楽器紹介的にそれぞれのセクションがスタンド・プレイでご挨拶をしていく構成の明るく楽しい曲。
大編成、小編成、金管バンドのいずれでも演奏可能。小学生から大人のバンドまで幅広く取り組みやすい。
6つの舞曲にバルトークの意図を損なわないよう、また「民謡」としても味わいのある編曲が施されました。
劇中の有名な3つの歌が、編曲者自身の創作部分も交え、巧みに接続されている。「ある晴れた日に」は繊細なFl.ソロが空気を創る。
すべての楽器が主役。たくさんのモチーフが次々と現れる楽しい「ファンタジー」となっている。
『フニクリ・フニクラ』は、今日では代表的なナポリ民謡として世界中で親しまれています。
明るく楽しい元気で前向きな曲を、吹奏楽らしい華やかでダイナミックなラプソディーにアレンジ。
チャイコフスキーの名曲「セレナード」。メランコリックなメロディーがCMでも有名に。吹奏楽版ではよりダイナミックな演奏が期待できる。
原曲からの抜粋箇所:第1幕 「ヤンキーは世界のいずこであろうと」~第1幕 「そら、やってきましたよ」(蝶々さんの登場)~「海の上にも、大地にも」~第2幕 第1場 「軍艦です!…」~「ある晴れた日」(後半)~第2幕 第2場 「いとしい、いとしいおまえ」の後半(蝶々さんの死)~フィナーレ。2004年に金沢市立工業高等学校が全国大会で演奏されたのは、こちらと《「蝶々夫人」ファンタジー》より構成されています。
セレクション内容:小ギャロップと客人たちの入場―行進曲―情景(子守歌)―戦闘の情景―情景(冬の松林)
ベートーヴェン生誕250年の2020年、コンサートにおすすめです!「月光」の通称で知られるベートーヴェンのピアノソナタの動機を分解・再構築した作品です。
曲は明瞭な形式に従ってはいないが「光」と「闇」を象徴するふたつのモチーフを軸に、闇からの光の生成と両者の拮抗が描かれている。
広大な亜熱帯の湿地帯エヴァーグレーズをモチーフにつくられた。
大阪市制120周年を記念して大阪市音楽団から委嘱されたこの作品は、悲しみの歌と、それとは無関係のように響く祝祭的な音楽の二重構造です。
交差した道のように、異なる旋律やリズムが同時に進行したり、拍子や調性も時に入り組んだり。
この作品はコンサートや行事の開幕のための大規模なファンファーレとして構想されています。
序奏とライオンの行進⇒雌鳥と雄鳥⇒象⇒カンガルー⇒水族館⇒森の奥のかっこう⇒化石⇒白鳥⇒終曲
スペイン生まれのヴァイオリニストであるサラサーテが作曲した管弦楽伴奏付きのヴァイオリン独奏曲。吹奏楽版はまさに後藤マジック!原曲の持つ魅力はそのままに見事なアレンジです。1999年に根上町立根上中学校が全国大会で演奏!
「原曲以上にドラマチック」と評された構成が魅力の決定版アレンジ。
劇的で美しい旋律と共に、登場人物のキャラクターとその関係が立体的に描かれた交響的作品。
シューベルトの有名な歌曲《魔王》を題材に、現代の吹奏楽表現を用いて再創造した作品です。
大きく分けて急-緩-急の3つの部分で構成されていますが、形式的にはきわめて自由で、またカデンツァ風のソロも多いため、即興性の強い音楽に感じられるかもしれません。

小長谷宗一

第15回国民文化祭のために一般公募されたテーマ・ソングを主題に構成された躍動感のある華々しいマーチ。

小山清茂

祭り囃子が表現され、Picc.や和太鼓が活躍する。「鄙歌」の第四番までは管弦楽のために作曲されているが、第五番は吹奏楽のために作曲された。

近藤久敦

オペラのアリアなので、感情の起伏が凝縮されており、表情豊かに歌い上げることができます。
バレエ音楽としての優雅さ、スペイン的な個性的なリズム、中盤でのフルート、アルトサックスのソロなどが、演奏する上での重要なポイントとなっています。
ヨハネス・ブラームスが1855年~1861年に作曲した4つの楽章からなるピアノ4重奏曲。近藤久敦氏が2011年に第3、4楽章を吹奏楽用にアレンジし全国大会で演奏されました。金管楽器や打楽器を多彩に用いるなどシェーンベルクのオーケストレーションを十分に生かした編曲となっています。

酒井 格

北海道の広大な地平線を望むセピアの冒頭から始まり、風が吹き渡るダイナミックなフィナーレへ。
かつては人々が暮らした豊かな地が、草木も育たない荒れ地に。ファンタスティックな音楽の旅へ。
美しい響きの主題と、ファンファーレ風の主題が印象的な親しみやすい作品。
太陽に照らされキラキラと光る波が洞窟を抜け真っ白なしぶきを上げ、岩間を流れていく様子を描く。
沖縄の旋律を素材とした作様々な表情を見せる作品。終盤へ向けて熱がこもってくる場面はバンドが一つに。
四国を巡る旅を音楽で。シンフォニックなサウンドと表情豊かな響きが楽しめます。
フルートのコンチェルティーノとしてはスタンダードな愛らしい曲。
ホルンの音色や奏法に焦点を当てたフィーチャリング作品!
龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部の2002年委嘱作品。美しい三角形をした開聞岳ですが、太平洋戦争の末期には多くの若者たちが特攻隊に乗り込み、遙か南へと飛び立っていくのを、この山は見送ってきたのです。この美しい山が見てきた悲しい出来事を忘れないで欲しい、そして二度と繰り返して欲しくない。そんな願いがこの作品に込めています。
B.バルトークのピアノ作品集「ミクロコスモス」より、「分かれたユニゾン」「ユーゴスラビア風に」の2曲の主題を元に展開、構成した作品。
グロッケンの可愛い女の子、バストロンボーンの男の子のラヴ・コメディーを想定して書かれたという洒落っ気たっぷりの楽しい1曲。
トロンボーンをフィーチャリングした、軽やかで感動的な金管5重奏曲!
様々な想いを抱きながら何度も通る慣れ親しんだ道。その時の心の風景を描いた繊細で美しい作品。
細切れに分解された主題が少しずつ姿を現し、最後に完全な形で現れる瞬間は圧巻!
12音技法(ドデカフォニック)を用いて作曲。近代管弦楽作品を思わせるクラシカルな響きをベースに酒井氏のエッセンスが光る作品。
楽器の特性を効果的につかった美しいメロディと終焉に向けて華やかに緊迫していくフレーズが酒井格らしい作品。
トランペットとユーフォニアムに極めて優れた奏者のいる超上級バンド向けの作品です。
好きな人のために頑張りすぎてしまうチューバ吹き。金管5重奏によるフィーチャリング作品!

坂井貴祐

曲想の変化に富む快作!共通テーマからの見事な旋律展開を楽しんで。
輝く星空を想起させる鍵盤打楽器やピアノが効果的に響く美しくダイナミックな作品。
百年戦争で国を救った少女ジャンヌダルクの輝かしい活躍から壮絶な最期、そして復権裁判…その生涯を描く。
鍵盤打楽器やティンパニは不要。コンパクトな打楽器による3重奏。
フランスを救った少女、ジャンヌ・ダルクの話を基にした作品で、テーマとなるモチーフは「Jeanned''Arc」の文字から導き出された音「E」「A」「E」「D」「A」「C(Cis)」で作られています。
百年戦争のフランスを救った少女ジャンヌ・ダルクの物語を題材にした作品です。「Jeanne d'Arc」の文字を音列にしたモティーフが主題に用いられています。
世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝をイメージした作品。コンクール用に作曲家自ら編集したヴァージョンです。
世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝をイメージした壮大なる3楽章!
冒頭に現れるホルンの旋律を全体の核として、ファンファーレー本編ーファンファーレと進みます。ファンファーレは華やかさ、本編は親しみやすさを意識して作られている。

佐藤正人

「秋」はロシアの自然を描いた「四季」の終曲にあたり、華やかなバッカナールでフィナーレを飾る。
原曲のエネルギッシュさをそのまま再現。まるで吹奏楽のために書かれたかのような自然なアレンジは原曲のもつ性格も重なって、演奏効果抜群!2015年に札幌日本大学高等学校が全国大会で演奏!古くからのレパートりーです。
佐藤正人氏の編曲で完全再現されたラヴェルの代表作「ダフクロ」全曲の決定版。
吹奏楽でも広く知られる作品。後半にE.Hrn.のモチーフが波となり、力強く押し寄せ、壮大なクライマックスへ。
ラフマニノフの最後の作品を打楽器などのパートを加えて第3楽章全曲を再現。
ギリシャ神話を題材にしたバレエ「バッカスとアリアーヌ」。第2幕にあたる第2組曲の全曲を編曲。野田中学校や川越奏和奏友会吹奏楽団が全国大会で演奏!
組曲の第2楽章のみを編曲、原曲の2台ピアノを1台の連弾で演奏できる。作曲者20代のみずみずしい感性と美しい色彩的な響きにピアノが彩を添え、多彩な音色が展開されます。

塩﨑美幸

ル・シッドは11世紀スペインが舞台のオペラ。スペインの伝統音楽が取り入れられた第2幕第2場冒頭のバレエ音楽のうち、明るく華やかな最後の2曲をアレンジ。
ピアノ曲集から吹奏楽アレンジに。アルベニスの代表作の一つで、スペインの情景が多面的に表現された作品。
ピアノ曲集のスペイン組曲第1集8曲から4曲を抜粋した作品。アルベニスの代表作の一つでスペインの情景を多面的に表現されている。ヤマハ吹奏楽団浜松や福岡大学が全国大会で演奏!

シシー

悪魔の行進。タイトルから騒動、混沌、大混乱、無法状態など様々な意味を想起させるコンテンポラリー作品。

宍倉 晃

繊細な響きを聴かせる前半と、吹奏楽の壮大さを持ち合わせた後半からなる、優雅で美しいアレンジ。
時間を越えて、ワーグナーの作り出した世界観に翻弄されていくような感覚が演奏者の間にきっと生まれてくる事でしょう。
『Gravement』の部分を編曲しており、バッハの音楽に不可欠である格調高さと深い精神性に包まれた作品になっています。
プッチーニの唯一のオペレッタ風作品をお楽しみ下さい。
中国の美しく壮大な風景をイメージさせる魅力満載のサントラから抜粋したシンフォニック・セレクション。
声楽家から愛され続ける「愛の妙薬」は陽気で軽やかな歌声が響く喜歌劇。歌の部分を担当するパートは旋律の美しさを味わえ、オーケストラの部分は吹奏楽の明るく爽やかな響きを生かして演奏できる。
小鳥のさえずりや朝の静けさ、そして雄大な自然を思わせるハーモニー・・・森や自然の雄大さに思いを寄せる作品です。
F.ショパンがピアノのために書いた24曲の練習曲から4曲を抜粋し、各曲のテーマを自由な形で表現し、ひとつにまとめた曲である。
4つの場面で構成。感動・鳥肌ものの主題歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド」も収録。
主軸となるパートを担当する木管楽器群にはとても重要な役割が与えられていますが、音楽の中に入り込んでいく事が、これらをひとつひとつ解決していく鍵となるでしょう。
「トスカ」の様々な人間模様が楽しめる本アレンジは第2幕を中心に構成されています。
全3幕から抜粋した超大作はコンサートのメインに。
歌劇の4場面で構成した編曲版。マスネの才能あふれるフランスオペラの世界が十分楽しめる!
鍵盤楽器中心の構成。「メロディーをいかに表現するか」にこだわって演奏を。
サン=サーンスならではの旋律と美しい和声が調和し、吹奏楽の魅力と可能性を引き立たせた新しいアレンジ。
100年戦争で活躍した「ジャンヌ・ダルク」の伝説に基づいて作曲された歌劇より抜粋。
ビゼーの隠れた名曲。アレンジではテノール独唱の「耳に残るは君の歌声」をOboeが切なく歌い上げる。
前奏曲とシチリアーナ、乾杯―泡立つ酒よ、祈りの歌の3つの場面を抜粋し編曲。最後は劇的に幕を閉じる。
3部構成の編曲版。情感たっぷりの第1部。重厚で強烈な第2部。プッチーニならではの美しさを紡ぐ第3部。
2007年版の続きの場面の音楽から始まる。悲劇のクライマックスに向かう、重厚なオペラの世界を堪能できる。
情感たっぷりの第1部、重厚で強烈な第2部、流麗かつ劇的な美しい音楽の第3部の3部構成で仕上げられている。
この編曲版では全曲の中での劇的かつ華麗で、そして美しい場面を抜粋しています。
第1幕と第2幕の様々な場面の音楽を組み合わせた編曲版。場面や音楽に合わせて"歌うように"演奏したい。
前奏曲とシチリアーナ、乾杯―泡立つ酒よ、祈りの歌の3つの場面を抜粋。劇的な終結部が設けられている。
1940年に作曲されたラフマニノフの最後の作品。第1楽章はリズミカルなモティーフを多様化した前半と後半、ラフマニノフ特有の暗みがかった、それでいて甘く切なく美しい中間部で構成されています。
イタリアのヴェリズモオペラの作風を残しつつ、優美な旋律と繊細かつ色彩感のある和声を吹奏楽で表現。
この曲はJ.S.バッハの作曲した“小フーガト短調”の旋律を使い、発展させ、1曲にまとめたものです。
クラリネット奏者にとって大切なレパートリーの中の一曲である。埼玉栄高等学校吹奏楽の定期演奏会のために編曲。
埼玉栄高等学校吹奏楽部がアメリカ演奏旅行でイリノイ州ネーパーヴィル市を訪れた時の想い出を曲にしたものです。

清水大輔

徐々に深みを増していく豊かな曲想、躍動感溢れる中間部を経て豊かなコラールと壮大なフィナーレを迎えます。
全体を通してゆったりとしたテンポで進み、途中8分の6拍子になりワルツのリズムも登場。
夢の生まれる場所=吹奏楽部。何かひとつの映画見終わったかのような感動で満たされるドラマチックな作品。
チューニングのような場面から曲に入っていく仕掛けはコンサートのオープナーとしても活躍します。
タイトルはラテン語で「もっと先へ」「更なる前進」。何かを予感させる冒頭から映画音楽のようにエキサイティングに展開する、リズミックで輝かしい作品。
全楽章アタッカ(途切れる事なく)で演奏されます。
4つの楽章から構成され、アポロ計画のスタートから人類が月に立つ壮大なエンディングまでを描いた作品。
アポロ計画のスタートから人類が月に立つ壮大なエンディングまでを描いた4つの楽章から構成されています。
架空の考古学者による壮大なアドベンチャー。ある日、財宝、そして不老不死の泉を示す地図を見つけた…
すべてが移り変わっていく、、、この作品は『今』を最大限に生きる人たちへの『讃歌』です。
清水大輔氏の代名詞とも言える華やかなオーケストレーション、そして幅広いジャンルの音楽を詰め込んだ45分に及ぶ超大作!
日本最古の書物である古事記を題材にした作品です。神話を客観的に描写する部分と作曲家自身が抱いた印象とが交錯しながら曲が展開します。
『鼓動進化』という邦題を持つこの作品は3つの楽章から構成されています。
人々に愛される歌という意味を持つ民族音楽とポップ・ロックが融合した壮大な作品。切れ目ない3曲からなる。
彼の芸が生み出す、暖かい笑いと早すぎる死・・・奇才、アンディ・カウフマンの生涯を音楽で表現。終盤の美しい旋律はまさに「優しく、温かい世界」
コルンゴルトの純音楽の傑作『ヴァイオリン協奏曲』よりいくつかの旋律、そして映画音楽のモチーフを断片的に使い、苦しみながら傑作を書き続けたコルンゴルトの作曲家としての苦悩が表現されている。

下田和輝

キラキラした波の情景、刻々と変わる空の色、そんな情景が目に浮かぶ、美しい和声進行が魅力的です。初心者が多くても演奏しやすいのも嬉しい!
センチメンタルな秋の空気を描いた作品です。中編成バンドの自由曲に。

ライアン・ジョージ

1600前のケルト民族と大自然の様子、彼らを取り巻く神や精霊の様子をダイナミックなサウンドで描かれた作品。
ケントン、リドル、グレティンガー、エリントンなどの作編曲家の作品、そしてバーンスタインの交響曲にも登場するジャズ風のサウンドから想起される「都会の反逆者」のイメージから発展した作品で、曲を通してジャズ色満載。中間部にはT.Sax.のアドリブソロが登場します。

ジュリー・ジルー

ジンギスカン(チンギス・ハーン)と彼の軍隊を描いた標題音楽。ジルーらしい美しいサウンドと壮麗なメロディが融合した注目作!
ジルーが日本を題材に書き下ろした6楽章で構成する曲。

榛葉光治

特に親しみやすく、かつ演奏効果の高い楽曲を抜粋し再構築。クラシック音楽の素晴らしさを味わえる。

杉浦邦弘

「鳩」の旋律に乗せて音楽の旅を。遊び心あるアレンジの元ネタ探しも楽しい♪楽器紹介にも。

鈴木英史

ケンタッキーの我が家、主は冷たい土の中に、草競馬、おおスザンナ、金髪のジェニー の旋律が登場!
ホルンソロから始まる美しい冒頭部、異国情緒たっぷりの速い部分と情景の移り変わりが楽しい作品。
「序曲」「中国風バレエ」「蒼い塔のサロンでは」「婚礼の行列の音楽」「君こそ我が心」等を、自由に構成。
リズミカル&コミカルに展開していく珠玉の恋愛オペレッタに登場する色とりどりの音楽を抜粋して再構築。
タンゴやアリアなど魅力的な劇中曲を純粋な器楽音楽として自由に再構成。明るく楽しい作品になっている。
変化に富んだ構成はどんなバンドにもお薦め!名アレンジで多少の編成の偏りでも再現力は高い!
オペレッタらしさを追求したアレンジ。かけ声や手拍子も加わり、リズムの軽快さが際立つ、明るく楽しい作品。
原曲は宗教的な詩を用いた合唱曲で、ゆったりとしたテンポの中でハーモニーの美しさを感じられる作品。
「ねんりんピック石川2010」公式行進曲として作曲。重厚さと人生の年輪を感じさせるイメージで発想された。
場面の変化が楽しく、打楽器が効果的に使用されているため、小編成ということを感じさせない編曲。
急-緩-急の3部構成。原曲に極めて忠実に編曲しながら、全体は自由な発想で巧みに構成されている。
小編成バンドでも十分演奏可能なうえ、練習にも本番にも取り組める「音楽的な」エッセンスがたっぷり詰まった名作!
原曲にきわめて忠実に、かつ全体の構成を自由に組み直してあります。
「メリー・ウィドウ・セレクション」とはまた違った豪華で落ち着いた趣き、技術的にも手応えある編曲。
原曲のピアノ独奏曲1月から12月までの全12曲のうち「2月 謝肉祭、6月 舟歌、9月 狩り」の3曲を編曲。
数々の名曲を生んだオッフェンバックの作品で、神話の世界を題材とした音楽はロマンティックな雰囲気が漂う。
ギリシャ神話の「イカルスの飛翔」を基に構成。前半部でイカルス神話そのもの、後半部では、イカルスを人間の意思に見立て、永遠に進みゆく様を描いている。
ギリシャ神話より、前半は神話そのもの、後半はイカルスを人間の意思に見立て、永遠に進みゆく様を描く。
色々な要素が詰め込まれていて、ポップス・ステージ全体を振り返るような感じでアンコールやラストナンバーとしても使えます。
2つの小品から成る作品で、小編成でも演奏可能。音色と和声の緊張と弛緩を感じられる作品。
この商品は鈴木英史先生の編曲作品2曲からなる小編成バンド向けの曲集です。収録曲・レハール作曲「《メリー・ウィドウ》ワルツ」(4分:30名~)ブラームス作曲「眠りの精」(3分:23名~)
バッハの「シチリアーノ」をジャズワルツのスタイルで。ジャズ的なナンバーを入れたいときは是非これを。
目まぐるしく変わる楽器の変化(音色の変化)が聴いている人を飽きさせません。演奏効果の高い編曲です。
モンゴルの民謡オルティンドー(長い歌の意味)と西洋4声体音楽が曲の中で出会う作品。
原曲(第1~3幕)から自由に選択。ハーモニーや対旋律の変更は極力少なく、原曲のイメージにそった編曲。
色彩豊かな構成だけでなく、各楽器の「鳴りやすい音域」で編曲されているから、演奏効果抜群。
第1-3幕から自由に選択された部分から成る。原曲の旋律の魅力を活かし、構成以外は原曲に近いアレンジ。
原曲の明るい雰囲気を大切にし、対旋律やハーモニーの追加され、自由に構成された楽しいセレクションです。
管楽器中心のオーケストレーションからなるⅡ,Ⅳ,Ⅵ楽章を編曲。小編成バンドでも十分演奏可能!
「音楽のサーカス小屋」となるよう各国の音楽スタイルが楽しめる人気のセレクション。
ロシアで繰り広げられる恋物語を原曲の一部を使用し編曲。純粋に音のドラマとして演奏したい楽曲。
原曲の寸法通りでないところや、ハーモニーを変えていたり、対旋律が加えられていたりと、かなり自由な編曲。
革新的要素が多く、神話に題材を求めるなど、おなじみのこの作品の新たな表情が見える。
クリスマスに上演されることの多いオペラ。ゆったりとしたテンポで丁寧に演奏したい作品。
愛と友情を描いた日本で最も有名なオペラの一つで、ダイジェストを見ているように原曲の順序に沿って抜粋。
南国をイメージしたタランテラのリズムや、ロッシーニクレシェンドのような繰り返しのフレーズ等が特徴的。
1920年代の中国の港が舞台。強制労働に苦しむ中国人労働者(苦力・クーリー)のもとにソ連の船が着く-。登場人物に合わせた民族音楽を使用したグリエールのバレエ音楽。のちに6曲を抜粋して「バレエ組曲」として発表された作品から、4曲を編曲。強烈な民族音楽は吹奏楽とも高相性!1990年代後半から2000年代前半にかけて全国大会で演奏されています。中編成から演奏可能な新アレンジです。
「マクベス」は、シェイクスピアの同名の戯曲を題材にした歌劇。
強風にもがく様や平和に歌い合う鳥の声の模倣(口笛で奏される)などを経て、希望に向かって進んで行くまでの心の動きが描かれています
奄美地方の歴史的な背景と「しまうた」の素材と西洋音楽の語法の出会い、を中心に作られた。
友人の思い出に捧げられたこの曲は、その友人の音楽性であった美しい響きと、衝動的な推進力とを併せ持った作品。
「小編成バンドでも演奏でき曲調を含め難解でない曲」という依頼の条件の元で作曲。
「モーニング・スターズ」は1993年に作曲され、1994年3月20日に宮崎県芸術劇場で開催された「県民吹奏楽の祭典」に於いて、中西徹博指揮、都城高校吹奏楽部により初演された。同ホールの開館記念を兼ねて委嘱されたものである。
モンゴルの民謡と西洋4声体音楽が音楽の上で出会う。切なく感動的な旋律を伴う圧倒的なエンディング。
日本で初めて西洋音楽を聴いた武将と言われる織田信長の激動の生涯を表現。日本人と西洋音楽という視点で構成。
楽曲を抜粋してつなげるだけでなく、ビゼーのメロディーをモチーフに展開させるなどの変化が加えられている。
名曲の間奏曲を堪能できる構成。豊かな表現が期待され、厚みあるオーケストレーションが魅力を際立たせます。
3幕すべてから選曲されており、歌に溢れたアレンジ。物語通りの進行で無理のない音楽作りが出来ます。
4つの部分はオペラの原曲から殆どそのままの構成ですが、終曲のみは自由に組み替えがなされています。
テンポ変化や精神の揺れ動く変化の多い楽曲に対して、敏感に反応する表現を期待される。
信長が初めて西洋音楽に触れたとされる「千々の悲しみ」をモチーフに、その人生を音楽的に表現。
4つの部分はオペラの原曲から殆どそのままの構成ですが、終曲のみは自由に組み替えがなされています。
冒頭のリズムパターンと続いて現れる金管による旋律が疾走するように進むこの曲には「喜び、将来へ進んでいく精神」という思いが極めてストレートに実際の音に表現されている。
セレクション内容:第1幕[おじいさんの踊り]―[戦争の情景]―[冬の松林]第2幕[トレパック]―[花のワルツ]―[パ・ドゥ・ドゥ]
原曲は、多くのサクソルン族楽器が含まれているが、通常楽器に置き換えた形のスコアがこの楽譜。
ハンガリー風の旋律以外にもルーマニア風、アラブ風などの民族的な色彩に彩られた華やかな作品。
「愛」をテーマとした連作(1ライフ・ヴァリエーションズ―生命と愛の歌、2カントゥス・ソナーレ)の第3作目。
この曲は厳選された要素の中から多様な精神を産むことを想定した、日本音楽と西洋音楽の関わりの考察である。
自然の力を讃えることで、佐世保の過去から未来に至る希望のオマージュを描こうと決意し作られた曲。
レエの再開-シーン・ミミック-ロマネスカへの前奏曲-ロマネスカ-コーダ-第3幕への間奏曲。2000年に安城学園高等学校、2002年に津山西中学校が全国大会で演奏!
原曲は1898年に作曲されたバレエ音楽。グラズノフのバレエ音楽は「ライモンダ」「四季」とこの作品の3曲。
冒頭部のトランペットとそれに続く木管のメロディーに、希望に満ちた前進感が歌い上げられています。
偉大な指揮者へのオマージュ。「短調のサンバ」スタイルになっているのは、追悼の気持ちと尊敬の気持ちの現れ。

鈴木輝昭

三善晃の系譜を継ぐ、鈴木輝昭の純粋器楽作品。1st mouvement〔Allegro con brio〕は、中間部に抒情的な緩徐楽節を配置しつつも、全体に渡って推進力の強い精力的な楽想で貫かれる「動」の音楽。対して2nd mouvement〔Maestoso〕は、前半、重厚なコラール主題がパッサカリアとなって拡大・発展する。

ジョセフ・スパニョーラ

トランペットで始まる力強い音楽からファンクに移行する特色のある作品。熱狂的な音楽で幕を閉じる。

クロード・トーマス・スミス

冒頭ホルンによる壮麗なファンファーレは音域が広く、軍楽隊を想定したソロのカデンツァ用意された難曲。
名手揃いのアメリカ空軍バンドのために書かれた高度な技術を要する華やかでエキサイティングな作品。
礼拝の際に栄唱としてよく用いられる「詩編旧100番」を変奏曲として新たなが生み出されました。

髙橋伸哉

星がまたたくようなスタッカートのメロディーがかわいらしい作品。「きらきら星」のメロディが雄大に現れる。
スイスのアルプスを走る観光列車「氷河特急」の爽快感や軽快さを描写したも作品です。
そよ風に揺れる初夏の色彩感を爽やかに描いた《急-緩-急》3部構成の作品。
ウェザー・ニュース番組を描いた作品。情景を描写した曲想(天気)の変化が面白い。
「宝の山」に群がった数多くの人々の泣き笑いを表現した親しみやすいメロディーの作品。急-緩-急で構成。
金鉱発掘に狂奔した人々をコミカルに表現した「聴いても楽しく、吹いても楽しい」作品。
ワクワクする日曜日の朝。いつもより早起きしてマーケットへお買いもの!フルートのソロを生かしたいバンドには特におすすめ。
渡り鳥をイメージした爽快なメロディーが印象的で、聴く人々を前向きな気持ちにさせてくれる。最低22名からの演奏が可能。
伝説の大陸をテーマに壮大に繰り広げられる世界。小編成ながらもスケールの大きさを感じられる。20名より演奏可能。
表題の「海峡」は対馬・朝鮮海峡を指し、音楽を通した日韓の交流を願った作品。韓国・朝鮮の音楽に特有の旋法やリズムサイクルが用いられている。
ホイッスルと和音の汽笛で出発進行!陽気な汽車の旅が始まります♪最少10名から演奏可能です。
さわやかに吹き渡る風をイメージして作曲したコンサート・マーチです。明るく軽快で躍動感にあふれる。
バリ島の音楽をモチーフに、独特の旋法が異国情緒を醸し出している、エネルギッシュな作品。
バリ島の音楽をモチーフにしたエネルギッシュな作品。独特の旋法が異国情緒を生み出す。
Fairytale=おとぎ話。パステルカラーのかわいらしい童謡の世界が目に浮かぶ♪
信州の大自然の美しさや豊かさを表現。楽器の音域に配慮し、編成も20名程度でも演奏可能。
人類初の動力飛行機ライト・フライヤー号を基に、大空を目指した男たちの夢と勇気とロマンを詰めた作品。
ドッグ・ランで遊ぶ犬たちの様子を描いた楽しくかわいらしい作品です。楽器を使わないちょっとした仕掛けが会場の雰囲気を優しく包みます。
数々の伝説を残した弁慶の生涯の中から、京の『五条』、加賀の『安宅』、奥州の『平泉』の3場面を選び、曲全体を構成しました。
「緩ー急」の2つの部分から成り、多調性や4度和声を用いて全体の音響が構成されている。音色については、各楽器の低音域の音色を意識的に多用した。
曲全体は「緩」と「急」の大きな2つの部分によって構成されており、4台の和太鼓の組み合わせから成るリズムが、時には静かに、また時には激しくバンド全体に躍動感を与えていきます。
夢と希望、そして喜びに満ちた輝かしい未来をイメージしながら作曲されたコンサートマーチ。
江戸の絵師・東洲斎写楽に曲想を求め、浮世絵の世界とその舞台となった歌舞伎の世界を吹奏楽の世界で表現。
キトラ古墳の石室内に描かれた四神(玄武、朱雀、青龍、白虎)の極彩色壁画に楽想を求めた吹奏楽作品

高橋宏樹

スウェアリンジェンのオマージュ。高らかなファンファーレ、爽快なメロディ、歌心ある中間部に溢れ出る。
可愛らしいマーチ、希望に満ちた間奏曲、民族的な舞曲から成る組曲。三つの異なる響きが魅力的。
「吹奏楽の定番」を目指して作られた、吹奏楽の魅力が詰まった楽しく感動的な作品。
真夜中の12時に時計の鐘と共におもちゃに魔法がかかる―どこを演奏しても楽しいおもちゃ箱のような曲!
心地よい穏やかなメロディーで幕を開ける、4部分からなる作品。
表情の異なる3つの森をテーマに持つ、ストーリー性の強い作品。各曲の多様な音楽の展開が楽しめる。
「これまで~そしてこれから」を明るい「現在」切ない「過去」不安と希望にあふれる「未来」で表現。
マーチ、古典的な要素、技巧的な部分を組み合わせ、1冊の小説のようなストーリー性にあふれた作品。
叙情的な歌や軽快なワルツ、マーチと様々な要素が詰まった作品で聴いても演奏しても楽しい。
ブルガリア民族音楽を使用。ルーマニア民族舞曲(バルトーク)やスラブ舞曲(ドボルザーク)のような類の作品。
耳馴染みの良いメロディーが印象的。中学生でも演奏できる人気作。
マリンバ1台3人、打楽器を加えて4人!「森」の様々な一面を表現。
抒情的なパヴァーヌと高雅なダンスを是非様々な編成でお楽しみください♪
6/8行進曲スタイルの「明るい未来へ向けて」というテーマのマーチ。
「前奏曲」「歌」「舞曲」の3楽章からなる“楽しく音楽が学べる”作品。
モーツァルトのエッセンスが詰まったメロディがちりばめられています。
人気曲「3つのわらべうた」新バージョン。琉球音階と和声が心地よい作品。
夜の雰囲気漂う、ちょっと大人な音楽。耳に残る特徴的な三連符が曲全体を引き締める。
古き良き吹奏楽の流れを踏襲する急-緩-急の序曲形式作品。各パートにメロディーがあり充実感に満ちる。
ドラマチックなオーケストレーションと、原曲に寄り添う歌心のこもったアレンジ!
再現部では旋律、対旋律のバランス取りが最重要。バンドカラーを発揮しましょう。
出雲神話と和歌のリズムを基に、オロチ退治の情景をドラマチックに表現。多彩な場面展開が魅力。
遊園地を描いた組曲。全5曲はそれぞれのエリアまたはアトラクションの表題がついている。
北海道の雄大な大自然が広がる大雪山連峰。アイヌ民族は「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と親しみを込めて呼びました。厳しい冬の寒さ、壮大な山々、深い森の情景、そこに集まる陽気な神様。そんなイメージで物語「曲」は構成されています。2018年小編成改作版。
著名な戯曲・小説の「ピーター・パン」に登場する国、ネバーランドを題材としたファンタジックな作品。
作品の雄大さや陽気さ、そして感動が詰まっています。音楽から勇気をもらおう!
4本のホルンをフィーチャーした楽しいワルツ!イベントなど演出つきでステージを盛り上げよう。

田川伸一郎

優雅なウィーンの香りに浸りながら、演奏の喜びを味わうことができるアレンジ。
木古内中学校が「日本管楽合奏コンテスト全国大会・中学校A部門」で最優秀賞を受賞し話題に!

侘美秀俊

大きく4つの部分から成りそれぞれに、九州北部4県(長崎、大分、佐賀、福岡)の各県にちなんだ伝承曲のフレーズを素材として引用しています。

田嶋 勉

四季折々の珠玉の唱歌6曲より、春は「朧月夜」ではじまり夏秋冬を巡り「ふるさと」て幕を閉じる。
バンドと歌と劇およびナレーションとで表現する音楽劇。歌とナレーションを割愛しても成立する作品です。
楽章を組み合わせて各種式典やコンクール自由曲でも演奏可能。

立田浩介

広く歌い継がれている名曲を、演奏会で一緒に歌って一体感を作りたいという想いで編曲された作品。

建部知弘

美しく郷愁漂う歌曲や躍動感ある舞曲など、様々な性格の民謡を組曲にまとめた作品。
アイルランドに古くから伝承されている音楽の中から3曲を選び、吹奏楽のための組曲として再構成したものである。
急速で躍動的な華やかな序奏に始まり、そのモティーフが管楽器によってテーマとなって現れ様々に受け継がれながらテンポを変えることなく進み、後半も一気に圧倒的に曲を終わります。
「原初の地球の夜明け」をテーマに描かれたエネルギッシュかつダイナミックな作品です。ビギナーの多いスクールバンドにもおすすめ!
全体を通して、内省的に曲は進行しますが、祈りや感謝を表す部分では広がりや昂揚(こうよう)を伴いながら、やがて静かに元の静寂に戻ります。
「原初の地球の夜明け」をイメージした民族的なリズムで幕を開ける
華々しい音楽祭の雰囲気、祝典の始まり、若い奏者達が共に演奏する喜びを分かち合う賛歌といった気分で書かれており、わかりやすく技術的にもあまり無理のない作品。
1986年度全日本吹奏楽コンクール課題曲のカット部分の復元とオーケストレーションの改定がなされた。
原曲に忠実なこちらの編曲は、コンサートだけでなく、卒業式等の式典BGMにも重宝します。
祝典の幕開けを告げる華やかな序奏から始まり、最後までテンポを変えることなく一気に駆け抜けていく曲。
親しみやすくロマンティックな旋律や軽妙なリズムの人気作品。原曲が持つ室内楽的な雰囲気が楽しめる。
すべての人間が、お互いに優しい気持ちを失わないようにとの願いを込めて作曲された。
エネスコの作品で最も有名なもの。版が異なりますが就実高校による演奏が良く知られています。1980代後半から1990年代後半にかけてコンクールでよく取り上げられました。
曲は、式典用らしく全体に華やかで荘厳な曲想。厳かなファンファーレに始まり、中間部の美しいコラールを経て、再びファンファーレで華々しく曲を閉じる。
テンポの早い部分はなく豊かな響きで歌い上げられる。
バグパイプの響く舞曲、胸を締め付ける歌曲風の曲など、個性豊かな5曲からなる。ケルト民謡の節回しとイタリアのバロック音楽がミックスされたよう。
曲はソナタ形式で書かれ緩-急-緩のシンプルな構造を持ち、後期ロマン派の薫りを色濃く残す作品となっています。
草競馬―おいで愛する人のまどろむところへ―ゲインブレイク・ジグ―金髪のジェニー―草競馬変奏曲―おお、スザンナ(終曲)。2002年に海田中学校、玉川学園中学校が全国大会で演奏!
演奏者1人1人の音程感やバランスの取り方、音色の選び方にはかなり繊細な作業が求められます。
組曲「惑星」の第4曲にあたる管弦楽曲“木星”の編曲版。吹奏楽コンクールで多くの名演が生まれた。
後期ロマン派の影響を色濃く反映し、巧みなオーケストレーションで圧倒的に終幕を迎える、人気の高い作品。
原曲の雰囲気を損なわないようオーケストラの響きを意識して編曲されている。
組曲『惑星』は、近年CM等に取り上げられたりしたこともあって一挙にポピュラーな存在となりました。「火星」はこの組曲の第1曲にあたります。
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の世界観や、作品から得た心象風景を綴られ、「星めぐりの歌」やドヴォルザークの「家路」の旋律を引用するなど、作品へのオマージュ、そしてイーハトーヴへの想いが感じられる作品です。
シャブリエらしい闊達なユーモアを感じさせる作品です。tuttiの豊かな音色が美しい、原曲に忠実なアレンジです。版は異なりますが大学バンドが全国大会で演奏されています。

田辺恒弥

理解しやすく易しい技術で演奏できるように作られています。「序奏」と「マーチ」に分かれており、別々でも演奏が可能。

田村修平

自然の美しさや厳しさ表情の変化を、カッコよく美しい旋律でドラマチックに表現した作品。
楽器チューニングが始まったかと思いきや。。面白い仕掛けのコンサートオープナー!
小編成ながらも迫力溢れるシンフォニックサウンド。楽曲を引き立たせる打楽器にも注目の作品。
最初に舞台上にいる奏者は2人だけ…? 次々とパートが入場し、華々しい全体合奏へ!
シカゴ(Chicago)の都市名に含まれるアルファベット[C-C-A-G]の音名をモチーフとしたファンファーレ
「光」と「闇」の相反するイメージを抽象的に表現。心象風景はシリアスで、様々な揺らぎが表現された作品。
困難を乗り越え、未来への光を描く感動作。光差すようなダイナミックなフィナーレが圧巻。
爽快感&美しい旋律で「感謝」と「歌」を表現した本作はファンファーレで始まり、感動的な終結部へ。
荒れる海や光が反射する情景をイメージし、大いなる海への畏敬の念から生まれた作品。
「生命力」「希望」といったテーマを力強く表現したシンフォニックな響きの作品です。
各地に存在する女性の鬼による伝説。嫉妬に狂う負の感情の中に見える美しい純粋性が音楽にも垣間見える。
「村上水軍」をテーマにしたダイナミックな作品。迫力を増して進むシリアスな曲調はコンクールにぴったり。
ミニマルなオーケストレーションを通じて島国で発展した海外文化の共存など日本文化の多様性を音楽で表現。
歴史上の英雄たちの語り継がれる面影を「フィルム」として表現したドラマチックな作品。
「鬼姫 -ある美しき幻影-」で人気を博した田村修平氏のフレキシブル最新作!変拍子や運指に配慮された作品!
金管楽器の可能性を追求した作品!

田村文生

古典イタリア歌曲集に収録されていることで有名な“Lasciach'ioPianga”。バロック期の演奏形式を発展させ、アレンジされている。
福島東高等学校の委嘱により編曲され、2001年8月喜多方プラザ文化センターにおいて、同校により初演。
ピアノ作品を吹奏楽に再構築。単なる編曲ではなく、田村氏のスパイスが効いた新たな作品となっている。
「ラメント・バス(嘆きの低音)」と呼ばれ、悲しみや嘆きを表現する場面で当時の多くの作曲家達によって使用されていたリストのピアノ曲を吹奏楽のために編曲。
室町時代の劇作家・世阿弥(ぜあみ)が、源氏物語の「葵上の段」に取材した謡曲(能)「葵上」に基づき、吹奏楽曲化したものである。
「幻想曲」と「フーガ」の二部からなるオルガン曲を一続きの吹奏楽曲に再構築。
原曲の色彩感を生かしつつ、吹奏楽ならではの音色の豊かさが際立つアレンジです。
G.マーラー作曲の交響曲第5番、第5楽章RondoFinaleを基本とし、再構成したものである。
16世紀半ばのイギリス女王メアリー1世をモチーフにした作品。
アントン・チェーホフの小説「かわいい女」を基にしており、主人公の女性が様々な男性によって性格を変化させていく様子を表現している。
2017年全国大会の演奏で話題!R.シュトラウスの華やかなオペラを、交響詩として巧みに再構築。編曲者によるカット案も記載されているので、コンクールにも。
リヒャルト・シュトラウス自身による交響詩ではなく、オペラを元に田村文生氏が交響詩として独自に再構築したものです。
仏の女優シャルロット・ゲインズブールの魅力をその「グロテスク」さにみた作曲家の印象を表した曲。
原曲の管弦楽部分は、オペラ史上最大の編成を持つものとされているが、その音響的ダイナミズムは、吹奏楽に置き換えられても殆ど色褪せることはない。
ヴィエルヌのオルガンソロ作品を壮大な吹奏楽へと変貌させた、田村氏の手腕の光るアレンジとなっている。
ピアノソナタの精神性は残しつつも、吹奏楽の色彩やダイナミックさが加わり、元のそれとは別の曲であるかのような豊かな表現が生まれている。

樽屋雅徳

ヴィクトリア女王の生涯をアイリッシュ音楽と感動的で壮大な旋律で表現。曲は厳かな響きのコラールで始まる。
学校創立記念で作られた華やかで輝かしい祝いの音楽!鳴り響くチャイムの音が、学び舎と爽やかな青春を思い出させてくれます。
仲間とともに音楽や活動を共にし、これからも仲間が一丸となり、明るい未来を育んでいって欲しいという想いが込められた作品!
看護師クララ・バートンの人生を映画音楽のように描き、世界中の医療従事者への感謝も込められている。
80年前に消息を絶った主人公は今もこの空のどこかに― 世界初の女性パイロットの挑戦をドラマチックに描く。
この曲は、誰でも一度は耳にしたことがあるでしょう。元々アメリカ合衆国の黒人霊歌(スピリチュアル)が起源の曲です。
古来より人々に幸福を運んできた巨大なジンベエザメが優雅に回遊できる蒼い海の繁栄を願った作品。
ファンタジーの世界観が感じられる、ドラマティックな1曲。豊かに歌う冒頭のメロディーが様々な形に展開されていきます。Trp.Hrn.のソロも印象的。
日本の古きよき歌である「おぼろ月夜」と「茶つみ」を新たなる手法による編曲でお楽しみ下さい。
ローマ神話に伝わる運命・幸運の女神を描いた作品。人々の運命をいつ何が起こるかわからない海になぞらえる。

土田豊貴

様々に絡み合う旋律が、夕焼け空のグラデーションをイメージさせる作品。

戸田 顕

広島市へ訪れた際の印象を元に、当初、ユーフォニアム・テューバ・アンサンブルの為に書かれた作品で、地球上に本当の平和が訪れる事を願って創作されました。
「おじいさんの古時計」をテーマに7つのバリエイションで構成されています。いずれのバリエイションも簡潔に書かれ、技術的にも比較的易しく、広い層の演奏者にも親しめる作品となっています。
グリューネヴァルトの絵画を題材とし、「キリストの磔刑」「天使の合奏」「聖アントニウスの誘惑」の順に、単楽章で構成されています。
タイトルは、作品の規模も大きくなく、独奏もアマチュアの方でも楽しめるようにと配慮され、理解しやすく、広く色々な方に演奏して頂きたいと願い、名付けられたものです。
構成は大きく3つの部分に分かれ、夏の静かで真っ青な日本海、海神の踊り、真冬の荒れ狂う日本海をイメージし、単楽章で書かれている。
作曲者自身が大変お世話になったDr.Bencriscutto(ベンクリシュート博士)の逝去を悼み、1999年1月7日に作曲されました。

内藤淳一

時代の息吹と未来への確かな夢や希望を描いておきたいと願い、作曲。コンサートのためのオープニング曲として仕立て上げてみました。
ファンファーレ・入場の音楽・コラールの部分に大きく分かれ、終結部で冒頭のファンファーレが形を変えて回想されています。架空の式典や祝祭の始まりをイメージした音楽です。

長生 淳

大人になった自分がかつての自分を見つめる― そんな心境を綴ったソナタ形式の作品。
照り付ける太陽のような激しい和音で開始される。技術的に難度の高い部分は少ないが、音域を広く取り高音楽器は高い音を、低音楽器は低い音を駆使したオーケストレーションになっている。
2014年JWECC委嘱作品。勢いよく走る馬のごとく、駆け抜ける青春。吹奏楽を演奏する多くの中・高校生になぞらえて、疾走感と瑞々しくも繊細な想いを表現した作品。
ミヒャエル・エンデの《はてしない物語》の登場人物・幸いの龍。作中で「決して望みをすてないもの」として描かれています。物語を題材にした作品ではありませんが、この「決して望みをすてない」ということに思いを寄せて作曲されました。
初夏の陽の光が一際輝き、緑が映え、爽やかな風が心地よい季節を描いた作品。
「波の穂」「蒼天の滴」「翠風の光」に続く4作目で、この曲は秋を描いた作品。らしからぬ部分にも注目。
「波の穂」「蒼天の滴」「翠風の光」に続く4作目で秋にあたる。委嘱シリーズ完結に伴うお別れの感傷がにじむ。
めぐる季節の中で、風にうねる一面の穂、穂波となる。いわば豊穣の予兆としての冬を、心象風景として描いたものです。
ジョルジュ・ルオーの版画集『ミゼレーレ』を題材とする「愛」をテーマにした作品。
厳しい冬の名残りのような激しい導入部に続いて、春らしい伸びやかな旋律が歌われます。
コンテンポラリーなが楽想と夢を抱えて歩む若者たちを応援する爽やかなメロディーが美しい。
各パート1人づつで演奏できるように、と考えていますが、その人数ならではの世界というよりは、その人数なのにより大きな編成で演奏しているかのような印象を与えられる、というあたりをねらっています。
2013年全国大会、2014年響宴で演奏。人類愛という壮大なテーマをもとに、確かな作曲技術から生まれる豊かなサウンドが響く。
楽譜に書かれていないことも感じ取って、演奏に反映させる。あるいは自然と演奏が変わっていく。それが「歌う」ということだと思います。感じて、考えて…歌ってください。
2013JWECCで紹介。名だたる団体が全国大会での演奏に選んだ注目の作品!
「決して望みをすてない」というところから思うところを、曲に託しました。
富山市八尾町の民謡「越中おわら節」から着想を得た作品。踊り手の秘めたる情熱を、繊細な音色や間合いで表現したい。

仲田 守

2001年愛媛県立松山西高等学校吹奏楽部によりコンクールで初演。原曲に近い編成で書かれているため、中規模の編成でも演奏可能な作品に仕上がっています。
1871年に作曲された12曲からなるピアノ・デュエット曲。仲田守氏による吹奏楽編曲版は12曲のうち5曲が編曲されました。ビゼー自身による管弦楽版は小さな編成で書かれていたため、この吹奏楽版も小編成で演奏できるよう考慮されています。
木管に高度な技術を要求するアレンジ。小~中規模の合奏で本格的な演奏が可能。
フランスの作曲家エクトル・ベルリオーズが1844年に作曲した管弦楽曲を吹奏楽で。
ラヴェルが1899年に作曲したピアノ曲。優雅でラヴェルらしい繊細さを持つ美しい小品です。
ハ短調4分の3拍子→変ホ長調2分の2拍子→変ホ長調8分の6拍子の3部分からなる単一楽章。
構成:前奏曲~真心を込めたる先導により~ああ、我らの幸福のすべては失われた!~万歳 ハインリヒ王!
レスピーギがオーケストラ用に編曲したバッハのオルガン曲を吹奏楽用に移調した作品。
急-緩-急の構成。アルト・サックスの音色が表情豊かに奏でられる名作です。
2001年吹奏楽コンクール全国大会で福岡第一高等学校吹奏楽部が演奏したアレンジ。ドイツの文豪ゲーテの代表作『ファウスト』から着想を得ているベルリオーズの代表作の1つ。「ラコッツィ行進曲」はオーケストラの世界で単独でもよく演奏されています。

中橋愛生

チープな響きがするよう作曲された「三文オペラ」を、編曲者の解釈により「豪華」な吹奏楽に仕立てられている。
大編成・上級バンドを想定して書かれており、それだけに演奏は他の版より比較的大変だが、それに見合う効果がある。版は異なりますが中村学園女子高校、ヤマハ吹奏楽団東京が全国大会で演奏しています。
いわば、一つの大きな変容体。様々な表情を見せる《水》の行く末を楽しんで頂ければ幸いである。
陽に照らされることで様々な色に輝く雲に、それぞれの輝きを放つスクール・バンドを重ねて作られた作品。
6回繰り返される主題。その上に雲とも言うべき音響層が被さっていくうちに、様々な断片が鳴らされる。だが、繰り返されるうちにやがて空は拓き、明るい響きへと徐々に変質していく。
吹奏楽のための、祝福された未来へ向かう序曲。新しい門出を祝う祝典曲として書かれた。
ピアノ独奏版から直接、吹奏楽に編曲したもので、吹奏楽でしか表現しえない色彩を目指した。
聴いている人には無意識のうちに桜の姿が感じられるはずだ。曲は「序破急」の三部から成る。
全曲版よりパートの内訳を再編し、ウインド・アンサンブル様式の繊細な表現が可能となった。
異なった時間の人の記憶たちのつながりを時を駆ける馬になぞらえて表現。
喜歌劇「軽騎兵」は、1866年に作曲・初演された3幕のオペレッタで、18世紀中頃の南ドイツを舞台に、華やかな軍人生活が描かれています。
旧作「科戸の鵲巣」の続編に当たる、聴きやすくも実験的な作品。
可変編成により、必要最低限の人数より多ければどんな編成のバンドでもバランスの崩壊がなく曲の意図を表出できるようになっている。
今や全国大会常連曲。“祝典”の意図が感じられる冒頭のファンファーレが印象的。
曲は主に2つの動機を中心として構成されているが、それらは無調と調性の世界を行き来する。このことにより、2つの音空間の狭間、即ち中有の状景を描くことを試みた。
使用している音階は、いわゆる琉球音階だが、「天と海の出会い」というテーマを反映させた「広い音域に渡るモード」も部分的に使用している。
日本の旋法を用い、ミニマルミュージックの要素を盛り込んだ。目指したのは「誤った京都観」と「ださカッコよさ」。
嵐のあと空を拓きゆく雲に、輝く未来へと駆けて行く若者たちの姿を重ねた前奏曲です。幾重にも重なる管楽器の響きとダイナミックな打楽器が印象的です。
日常と非日常の狭間。その曖昧な空間に浮かび上がる氷結の花を表現した作品。2022年の改訂で改めて完成。

夏田鐘甲

長年にわたり様々な吹奏楽団によって日本各地で頻繁に演奏され続けている1曲。

延原正生

大編成吹奏楽のシンフォニックで重厚なサウンドを追求し、高い緊張感の持続を特徴としています。

野呂 望

G-durによる爽快な主題部と広く歌い上げる中間部を経て、転調も含んだクライマックスへ駆け抜ける三部形式。
美しいメロディとハーモニーが随所に使われている叙情的な作品。 独特の哀愁のある雰囲気が印象的。
未来への希望を感じさせる朝焼けに思いを馳せるような表情豊かな和声が魅力の作品です。
爽やかな青春を表現した作品。ポップできらきらとした主題が印象的です♪
本人の過去・現在・未来をコンセプトとし、得意とする流麗な曲調と、新たな挑戦としてアグレッシブな曲調を 取り入れた作品。

芳賀 傑

「大切な仲間とまた同じ空の下に集い、音楽を通じて一緒の時間を共有できる」そんな想いと喜びを表現。
タイトルは「桜の木」を表すフランス語。春の訪れを告げる優しい桜を色彩感溢れる和声で表現。
美しい和声を伴いながらそれぞれのパートが呼応しあう事で生み出される研ぎ澄まされた音楽は、個々の演奏力を存分に発揮できます!

朴 守賢

済州島の有名な民謡『龍泉剣』(ヨンチョンゴン)を題材にした甘美でドラマチックな音楽。
朝鮮半島の伝統的リズム体系である「チャンダン」を採り入れた、生き生きとした躍動的な音楽。
朗々と奏でられる旋律とB.Cl.の躍動感溢れるベースラインの対比が美しい作品。
済州国際管楽祭20周年記念作品。韓国民俗音楽が融合した華やかな作品。3楽章から成り、2楽章(緩徐楽章)の美しさは秀逸。
2009年、国際現代音楽協会(ISCM)主催音楽祭「WorldNewMusicDays2009ListentotheWorld」に入選。
コンセプトである「コンテンポラリー・ファンク」を標榜した3つの楽章から成ります。
日本のお囃子と韓国朝鮮音楽の癒合!難易度の高い作品で内容的にも深い解釈が必要です。

八田泰一

吹奏楽指導者としても著名な八田泰一氏による編曲

林 大地

吹コン課題曲が小~大編成対応の改訂版(7:30)に。てまり歌が見事な変奏&感動的な展開を遂げる。
歴史的事故を題材に、個性的な場面展開と効果的な打楽器が印象的な作品。

ジェームズ・バーンズ

2021年は東日本大震災から10年。私は、未だに行方不明の方もいるこの恐ろしい出来事の全ての犠牲者への哀歌と厳粛な祈りとしてこの作曲に取り組むことに決めました。私は、あの波を観た恐怖を忘れることはできません。決して、忘れてはならないことでしょう。(J.バーンズ)
Tp.のファンファーレで始まる華々しいサウンドとポップなメロディーがオープニングにピッタリ。勢いのある曲。

日景貴文

『生きがいとはなにか』を考えるきっかけになるような作品。ピアノの演奏効果と感動的なメロディーにご注目。

平山雄一

木管三重奏でさまざまな秋風を表現。美しい響きと爽やかな雰囲気が印象的。

平原伸也

二部形式による主題に、14の変奏が続く、「エニグマ(謎)変奏曲」全曲を編曲。版は違いますがソニー吹奏楽団、名取交響吹奏楽団など全国大会で演奏されています。

広瀬勇人

ボストンの風景を描いたオリジナル・バラード。春の暖かな陽気の中、新緑芽生える小径を歩く様子を描いています。
大好きな音楽の世界に浸れるようにとの思いが込められた、気分が晴れやかになる、そよ風のような楽曲。
易しいグレードながらも、勇壮なメロディと厚い和音で豊かな響きを味わえる作品です。
北海道の厳しい大自然の中を生き抜いた、樹齢150年になる巨木の生命力を描いた作品。
16名から演奏可能で、壮大な冒険の始まりを感じさせる、ヨーロッパの城塞都市をモチーフにした作品。
悠々と広がる山の風景を描いたゆったりとした曲想で、楽器の音域・技術・編成の偏りなど考慮された作品。
明るくさわやかな序曲!オプション楽器の設定が多く、最少9名(工夫次第ではそれ以下)で演奏可能!
旅の出発を告げるファンファーレで幕を開け、ゆったりと宇宙旅行を楽しむ中間部を経て地球に帰還する。
金管はHrn.以下の中低音が主に活躍。日本の神話をテーマに作曲された、和風かつ勇壮な作品。
全曲を通じて躍動的で明るく、品格と重厚感のある音楽が広がる作品。
学舎を想い、思い出と共に力強く歩む前向きなメッセージの作品。
軍の港と造船業で発展した佐世保の街にちなんで、蒼く美しい海と、海に乗りだす船乗りたちを描いた作品。
孫悟空が三蔵法師と苦難を乗り越え天竺を目指す旅の様子を描いた作品。
空海(弘法大師)が最先端の仏教であった密教を学ぶため中国に渡る旅を描く。少人数でもよく響く。
神話の勇壮な世界、崇高な精神を表現。オプション楽器が豊富で、11名から大編成まで演奏可能な作品。
16世紀の地中海で繰り広げられたレパントの海戦。戦士たちの勇ましくドラマティックな様子が描かれている。
迫力あるダイナミックな演奏が可能。雄大で厳かな山脈の存在感と、山を越える達成感などの情景を自由に表現。
威厳ある和音や踊るような打楽器が組み合わさり、出雲の国で神々が集まる宴の様子が描かれた作品。
中東をイメージしたオリエンタルな響きや、決然とした意思を感じさせる勇壮なサウンドが魅力の作品。
学校を見守ってきた「アカシアの樹」をテーマに作曲された、和音の美しさを根幹にした力強い作品。
武田信玄の四女(松姫)がテーマ。戦乱の世のヒロインを描いたドラマチックな作品。
小編成の人気作品が大編成でも登場。物語のイメージが膨らむ、コンクールにおすすめの作品。
曲はゼウスの誕生から天空の神となるまでのエピソードを元に、以下の5つの楽章が切れ目なく演奏されます

福島弘和

津軽海峡に吹く風が夢や希望を運ぶ。未来へ向かう躍動的な様子が描かれています。
学び舎としての役目を終える100年の歴史の学校に贈られた作品。名残惜しいクライマックスは心に響く。
凛とした透明感のある響きが魅力。スピード感のある旋律と表情豊かな中間部の対比が鮮やかな作品。
桜が舞うような繊細なA.Saxソロで始まり、ダイナミックかつ賑やかにフィナーレへと向かう。
音楽は演奏者次第で印象が変わる。想像を膨らませながら演奏してほしい、そんな作者の思いが詰まった作品。
「津軽海峡」をテーマに大きなうねりへと発展。和太鼓との絶妙な調和が特徴の楽曲。
自然に囲まれた風景を描く。叙情的な雰囲気と美しいサウンドが特徴的な土俗的な神秘性と遊び心のある楽曲!
幻想的な雰囲気につつまれたドラマティックな作品。技術的には高くないが、内容は深い。
複雑なリズムが演奏しやすく変更されており、取り組みやすいものになっている。
うっそうとした森を抜けた場面で奏でられる豊かなメロディーは、爽やかな空気で深呼吸したような気分にさせる。
「風(=音楽)が、旅(=色々な調性)に旅立つ」ような表現が施された、柔らかさと力強さを併せ持つ作品。
沖縄民謡をジャズ風に表現した、とことん明るい作品。ゆるゆるとした感じで演奏を楽しめます。
聖歌のような優しく美しいメロディーが様々に変化。リズムや拍子の変化や、和音の移り変わりに趣がある。
宮崎県、高千穂地方の抒情的な民謡を使用した変奏曲♪
聖歌「主よ、あなたの道を」「めぐみのははよ」をもとに作曲。暖かい柔らかなサウンド感の作品。
漁火が波に反射して細かく揺れたり風に吹かれて大きく揺れたりする幻想的な光景を描写。
モチーフの展開や軌跡を追い易く、曲の構成感や展開を感じながら、楽しみながら演奏できる親しみやすい作品。
斎太郎節(さいたらぶし)は宮城県民謡で、元は松島湾一帯で歌われた大漁唄として有名な民謡です。
副題の「アザレア」とは「つつじ」の意。一面に広がるピンクの海を表現した、のびやかなメロディーが印象的。
強風、微風、季節、風景、など様々な表情の「風」が、青春の爽やかさと輝き溢れる音楽で壮大な展開を見せる。
冒頭の主題が、 緩急緩急のテンポの中で展開してゆく明快な構成に加え、技術的にも無理がない作品。
小編成で大人気の「百年祭」が大編成として登場。改作にあたりフレーズ数が増え、厚みが工夫されている。
コンクールは勿論、演奏会の冒頭にもぴったりな、琉球音階風の明るく温かなサウンドの作品。
虹に向かって歩き出すような爽やかで前向きな作品。Fl.,Cl.などにソロもあり、木管に自信のあるバンドに。
八戸市の風景やお祭りの謡いを元に、鳥が舞う美しい映像が浮かび上がるような、海の風景を描いた作品。
草原が広がる江戸時代の風景とその変化、そして移り変わる時代に想いを馳せ描かれた作品です。
2部に分かれたこの作品のは、穏やかなメロディーで幕を開け、にぎやかなお祭りが大団円を迎えます。
西洋人が仲間に伝えた東洋人を描写したアジア的なジャズ風の曲。譜面通りに演奏すればそれなりに曲になる。
画家・星野富弘氏の画集「風の旅」をイメージ。穏やかで柔らかな中に、力強さ、意志の強さを感じられる。
小編成ながら深い表現力が試される曲。高崎市立高崎経済大学附属高等学校委嘱作品
北海道の原野で、降り積もる雪の中で、力強く、神に祈りを捧げ、春を待ちながら力強く生きてゆく人々を描く。
宮澤賢治の詩「永訣の朝」に沿って音楽が表現される。最愛の妹への思いを綴ったこの詩は国語の教科書でも取り上げられている。スクールバンドの皆さんにぜひ触れてもらいたい一曲。
北と南の旋律が喧嘩、共存、対話する様子を描いた民謡風の作品。
曲の発想の原点は母校の周りにある田園風景を描写。四季を通じて移り変わる風景を基に作曲。
いつの時代も変わらずの笑顔で私たちを迎えてくれる神のやさしい愛を少しゆっくりな琉球音階の音楽で表現。
情熱的なコラールと歯切れの良いトッカータ。美しさを追求するバンドにおすすめの作品。
家庭的な問題を抱える子供たちの心の支えになるような作品を、そんな想いで書かれた作品です。
千利休の物語をモチーフにしたシリアスな作品。室内楽の繊細な響きがふさわしく、深い情感を表現。
道化師の悲しみを描くオペラ全体から印象に残った部分をつなぎ合わせた編曲です。
若き日の福島氏の情熱が詰まった「シンフォニエッタ・シリーズ」の原点ともいえる作品。
「ジプシーの踊り」「ドンキホーテの夢」「スペインの踊り」と《急・緩・急》の構成で選曲。
ロマンティックなメロディーのアリア「深々と空にかかっているお月さまよ(月に寄せる歌)」も抜粋され、繊細で幻想的な原曲のイメージをアレンジしている。
原作は複数の版があり、ピアノ譜を基に管弦楽版にとらわれる事なく編曲されました。
アイヌ伝統の子守唄が様々なスタイルで彩られ、テンポ設定なども変化があり、楽しめる作品。
ラフマニノフのピアノのための練習曲「絵画的練習曲」を吹奏楽へ編曲をしました。
美しいアリアや迫力ある合唱の宝庫であるこのオペラから厳選された4曲が抜粋されている。
作曲家としての原風景ともいえる麦の穂が風に揺れる様子と、同じく氏の音楽的原点であるドビュッシーの「海」を重ね合わせた、色彩感溢れる作品。
透き通る空に飛び立つような爽快感を感じられる作品。Trp、Hrnの音色が印象的だが、どのパートも個々の力量が試される。
「物語を題材に美しい所とグロテスクな所があり、最後には天に昇る様に」と委嘱先の先生から意向を承り、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を題材に作曲しました
音楽の展開力と吹奏楽を知り尽くしたオーケストレーションが魅力。
鹿児島県の民謡を題材にした曲です。
本作は、五つの山車が来年の再開を誓い合って、また元の町に戻って行くこの「五車別れ」の感動的な光景を描きました。
主題のリズム音価を変化させたり、反転させたりしていますが、分かりやすい展開になっています。
「蝶々夫人」の中の「ある晴れた日に」の1部フレーズを使いジャズ風にまとめた、ありそうで無かった面白い作品。
歌劇の中から「予言、異教徒の踊り、聖剣、戴冠式」をセレクト。中学生でも十分に演奏できる。
この曲は管弦楽編曲「ハンガリー狂詩曲第1番」としても有名ですが、ピアノの演奏を聴いた時に編曲したいと思ったので、あえて「14番」とさせて頂きました。
揺れ動く変拍子が心地よい。丁寧にサウンドを作りたい、祝典的な情緒あふれる作品。
アイヌ民謡のイヨマンテ(熊の霊を送る儀式)の中の歌を主題とした変奏曲。第12まで表情豊かに変奏していく。
《僕らのうた》のメロディーを主題にした吹奏楽作品。11の変奏とコーダから構成されており、特に後半の目まぐるしく色とりどりに変奏していく様は圧巻。
交互に歌う聖歌の形式を発展させ、「対比」をテーマに作曲。35名程度でも演奏可能。
水爆実験に巻き込まれた漁船を題材にした絵本「ここが家だ」にインスパイアされた作品。
めくるめく響きの中を駆け抜けるような緊張の幕開けから、優美な中間部を経て、感動的なクライマックスへ。
「鐘」の音とOb.ソロの厳かな空気から始まる。「ラッキードラゴン」と並び、福島作品の人気曲。
シリーズ第5弾は、戦禍の街に舞う不死鳥を描く。主題の変化する表情を楽しめます。
東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部委嘱作!もし2020年吹奏楽コンクールが開催されていたら演奏されていたであろう、シンフォニエッタ・シリーズ第4弾!生徒の皆さんが命名!
G-B♭がこの曲の主題的な動きで、その間をすり抜けるように、もう一つの主題と和声が展開して行く構造。
変拍子で不協和音が多くグロテスクな印象で、1枚の地獄絵の変屏風を眺めているような楽曲。
どことなく哀愁を感じさせる福島県民謡「相馬流山」を主題にした、8つからなる変奏曲。
冒頭からの主題と、その後に続く主題が、展開してゆく曲です。
各楽器のソロを生かした交響曲。全てのパートが緻密に組み合わさり、緊張感のある音楽を生み出している作品。
福島県民謡「相馬流山」を主題にした、8つからなる変奏曲です。
この曲は、プレリュード、トッカータ、ポストリュードの大きく3つの曲から構成されています。冒頭のFl.Ob.のソロに始まる、木管楽器のフレーズがこの曲の主題になっており、展開してゆく構成になります。2017年の全国大会で松戸市立第四中学校が演奏!
曲は緊張感を表現する為に不協和音や変拍子を多用。
パッサカリアは、低音の主題(この曲では冒頭の8小節)が、絶えず繰り返されその主題に他の楽器が対旋律的に自由に変奏してゆく、古い器楽形式の1つです。
西郷隆盛をテーマに作曲。短調と物悲しいメロディで紡がれる、14分のドラマティックなストーリー。
劇付随音楽として作曲された「マテオの息子」。吹奏楽のサウンドを生かした福島先生ならではの1曲。
天空には琵琶の音が舞い、色とりどりの天女や動物たちの歌が聴こえてくる・・・棟方志功の鮮やかで幻想的な版画をイメージした作品。
編曲はオペラの曲順ではなくプロローグの第2場「戴冠式」をベースに間にプロローグ第1場や第2幕、3幕から抜粋した曲を挟む構成になっております。

福田洋介

課題曲版より小編成から大編成までさまざまな編成で演奏できるように改訂されています。
浮世絵師「写楽」の世界を架空の歌舞伎舞台と音楽で演じます。
打楽器の表現力と金管の厚みが演奏の要。土俗的で力強い神楽の舞台が描かれている。
春桜をめでる「花見をどり」の爽快かつ艶やかな世界。シンコペーションの効いた「調子」と「唄」が魅力。
思春期を冬から春になぞらえた作品。重い響きのコラールで始まり、華やかなファンファーレで終わる。
「年に一度の月夜にしか花を咲かせない」白い花と白い月を描く。
ファンファーレのモチーフとしっかりしたリズム、透明感あるフレーズが交叉し、荘厳なる自然を讃美する。
架空の歌舞伎の演目。3つのモチーフをリズミカル&メロディックに展開して、絢爛かつ颯爽とした音世界へ。
「午前0時の時計の音とともにガイコツが現れ踊り始める…」アンリ・カザリスのユーモラスな世界を描く。
1管編成の室内楽に仕立て、色彩感を豊かに表現しようと試みた作品。空に映し出された様々な自分の心を表現。
海上自衛隊東京音楽隊2013年委嘱作品。今作品は「美しき海」への讃歌である。
オシャレで賑やかな都会の日常を組曲に。ジャズのさまざまなスタイルを取り入れて、ポップな街並みを表現。
ファンファーレのモチーフがテーマになる、ゆったりとした行進曲風の作品です。
母なる海をテーマにした作品。船上で奏されるラッパのモチーフや波のうねりのような音型がどこまでも広がる海を想起させます。コンサートのメインに。
個々の清らかな音楽が重なりあうことで新しい絵を描き出すような、しかしいたずらに情景描写に溺れない響きの音楽を創ることを企画して、タイトルに交響詩と冠した。
福田洋介氏による1924年ジャズバンド版も参考にしたオーケストレーション。ピアノ独奏なし・吹奏楽バージョンです。ピアノソロの部分はサキソフォン・カルテットに書き換えられていますが、高度なテクニックを要しますので状況に応じてカットしても良いでしょう。[H]の部分はVer.A(スローバージョン-中間部ピアノソロのイメージ)とVer.B(オケバージョン)の両方が用意されていますので、どちらかをご選択ください。
和風の響きが風流な作品。全体では小編成バンド向けだが、各楽器のソロが活躍する。マリンバのカデンツァが特徴的。
「世界の踊り」をテーマにした5曲ずつからなる組曲で、アクティブな音勢とスピリチュアルな表現が魅力。
リズムとテンポの演出で一味もふた味も変化する一曲。
情熱的・圧倒的かつ妖艶に、爆発的な演奏を。
ノリノリで遊びのある演奏を。
土臭くシャープでパッションなタンゴへの憧憬が強い作品。情熱的に演奏を!

スティーヴン・ブライアント

空軍が持つ高度な技術を描写。クライマックスへ向かってエネルギーが蓄積されるような力強い作品。

鋒山 亘

精華女子高等学校委嘱作品。華々しい超絶技巧の散りばめられた難曲かつ名曲です!

星出尚志

アメリカが生んだ偉大なる作曲家、フォスターの素朴で心温まるメロディーがメドレーになりました。
コンサートのオープニングやアンコールを華やかに盛り上げます。
どんな場面でも大活躍間違いなしの使いやすいパワー・ポップ・ナンバー。
ソロ・アルトサックスまたはソロ・トランペットをフィーチャーしたロッカバラードです。
広く一般的にも演奏していただけるように、演奏も平易にかつ親しみやすい作品に仕上げられています。
ショパンの代表曲がポップで明るいボサノヴァ調の音楽になりました。
オプションにオルガンも加えた大編成で書かれているが、工夫をすれば通常の編成でも演奏可能。
スリリングな大人のムードを感じて。16ビートのフュージョン。
南国の太陽のもと、マンボのリズムに乗せてクールにダンスを踊っているイメージで書かれた作品。

保科 洋

ほろ苦い青春を回想する老人の心境を綴った作品。走馬灯のように繰り返されるテーマが若き日の幻想を暗示。

堀 滝比呂

日本の行進曲には珍しく8分の6拍子で書かれており、がっしりとした構成を持つ英気充実の軍隊行進曲です。

堀内俊男

この作品は、黒人霊歌「スウィング・ロウ・スウィート・チャリオット」を主題とした変奏曲です。大きく5つの部分に分けられます。

ジョン・マッキー

タイトル通り「唸る」演奏を!グレードは低く設定されているものの「マッキー節」は健在!
美しくも抒情的なスロー・ピース。マッキー作品ながらグレードは控えめのフレキシブルアレンジ。
コンサートを美しく彩る、抒情的なスロー・ピース。マッキー作品ながらグレードは控えめ。小編成もOK。
底抜けに明るく楽しい雰囲気が漂うウキウキ・ナンバー。フランク・ティケリからインスパイア。
アメリカで人気沸騰中!見つけたものを打楽器にするという、とてもユニークな作品。
雷の音が印象的な作品。
ギリシャ神話の悲哀の物語に登場する美しい海の女神「カリュプソー」の歌を表現した、心を揺さぶる作品。
交響曲「ワインダーク・シー」の第2楽章「儚い永遠の糸」を改作した作品。
マッキーが初めて中級バンド向けに書いた作品。マッキーの特徴である、不協和音や変拍子、重量感のある打楽器は随所に現れます。
ジャンベ(西アフリカ起源の太鼓)が印象的な作品。変拍子が登場しますが比較的取り組みやすい。
中東地域独特の音階による旋律、アフリカの太鼓の打撃音を生かした伴奏と、2つの音楽文化が融合された作品。
アンコールにピッタリのド派手なサーカスマーチ。
いわゆる「マーチ」に反旗を翻した、暴君クセルクセスの時代を題材にした怒りに満ちた激しいマーチ。もちろんマッキー節は健在!!
遊牧民のキャンプの野性的な踊りを表現した作品。クールな3分ほどの短い作品です!
他のマッキー作品とは一味も二味も違った、シンプルで抒情的な曲。
翡翠は光り輝く美しい色の羽を持った鳥で、太陽の光に照らされたその姿は、あたかも燃えているようです。
ローマ神話の夜明けの女神「オーロラ」はよく美と光を連想させる神話の人物である。
レッドライン・タンゴ、翡翠に続く名作。マッキー節炸裂の曲は、コンクールにも演奏会にもおすすめ。
演奏会のスパイスになる、深みのある秀作。じんわりと感動します!
ワインダーク・シーなどのヒット作を手掛ける人気作曲家ジョン・マッキー注目の新作!2019年7月初演、アメリカ陸軍野戦部隊バンド委嘱作品。
サスパリラは、昔のアメリカ西部で飲まれていた酒の一種。酒場での物語を思い起こさせる曲調。
タイトルの通り、夜の庭を思わせる幻想的で、コンテンポラリーな作品。 典型的な21世紀の曲というよりは、目に見える筆さばきで色鮮やかに風景を描いた印象派の絵画のような作風でマッキー独自の和声が光っています。
綱渡りを題材にした、演奏会にスパイスを効かせてくれる話題の作品!
古代ギリシャのディオニュソス神話とその神秘的な祭儀をテーマにした、超技巧的トロンボーンコンチェルト。ゲストプレーヤーとの競演の際に是非!
変拍子が続き、勢いを増してクライマックスを迎える一曲。
肉体や魂の様々な動きを連想させることで、変化と変容の瞬間を祝福する一曲。
ギリシャ神話「オデュッセイア」を取り上げた全3楽章にわたる一大抒情詩。いかつさと美しさを併せ持つ。
「エンジンの最大回転」と「タンゴ」と、異なる曲想が最終的にはじけるというワイルドさが魅力。
ニューヨークの街をハイスピードで駆け巡るタクシーを思い起こさせるクールな作品。
I. Infiltrate/II. Incubate/III. Incinerateの3楽章からなるコンチェルト。マッキーならではの美しい旋律も随所に聴かれる。
際立つオリジナリティで絶大な人気を誇る作曲家の感性が活かされた、ソプラノ・サックスフィーチャー。
冒頭の3分間は、荒々しくて、ズキズキするような緊迫感があります。
「ターニング(turning)」というタイトルにしたのは、その言葉があらゆる現象を意味するからです。実際、この曲の中でもさまざまな「turning」を感じとってもらえると思います。
「暴力」をテーマとした挑戦的な作品。
ジョン・マッキーの壮大なファンファーレ!
憧れとこの世の物とは思えない美しさに満ちたワルツ。
「ワインダーク・シー」第1楽章の改作版。難易度を下げ、演奏時間も短くしています。
日本に古来より伝わる物語。物に宿る妖怪の話をJ.マッキーの音楽世界でユーモラスに描く。
コンサートのプログラムに面白いアクセントをもたらすジョン・マッキーの底抜けに明るい作品。

槇 尭史

子供が元気に遊びまわるような楽しさと、その無邪気さに憧れる大人の哀愁さを兼ね揃えた作品です。

真島俊夫

日本マーチングバンド指導者協会30周年記念委嘱作品
軽快でノリの良い8ビートの曲に荘厳なイメージの序奏が付いています。
早いテンポの軽快なマーチです。全体にうきうきするような感じはコンサートの幕開け等にもおすすめ。
甘さとほろ苦さの混じった親しみやすいメロディーのラテン系フュージョン。
終始、軽快なサンバのリズムで演奏します。オープニングにピッタリ、ワクワク感を高めてくれます。
装飾音符を伴った軽やかなメロディーや変化に富んだリズム、官能的な和声など、ドビュッシーらしい音楽満載。
この曲は、人生の中で何回か訪れる心からの喜びや感動を感じる瞬間(とき)への讃歌です。
版が異なりますが1995年に就実高校が吹奏楽コンクールで演奏。ガーシュウィンがキューバへ訪問した際に感じた現地の音楽と陽気な雰囲気に影響を受けて作曲された作品です。
カリブ海の島々の美しい海岸や、太陽の光を感じて。めずらしいスティールパン・フィーチャーの曲。

松尾善雄

若々しいバンドにふさわしい、力強く、そして颯爽とした行進曲を目指しました。コンサートのオープニングにおすすめ!
3つのテーマはそれぞれ調性は違うが、短音階上の同じ4音で開始される。それぞれの音楽の性格や雰囲気の違いも味わえる。

松下倫士

神秘的かつ幻想的な空気感漂う音楽で、能「羽衣」の物語を描く。
モーツァルト最後のオペラ!有名なアリアが多く、耳に馴染みやすいメロディが沢山登場します。
源氏の武将、木曽義仲に仕えた女武者の生き様を描く。壮大で感動的なクライマックスが待っている。
能「桜川」の物語が題材。激しさだけでなく、桜のような儚さや切なさも感じられる。
美しい人魚と、老夫婦と、人間の心を映し出すような音楽による物語。
悲しい恋の物語を歌った民謡。コンテンポラリーな部分と抒情的なメロディーの対比が揺れ動く人の心を表現。
姫路の成り立ちを伝える「播磨国風土記」を描いた作品。曲名は姫路城の別名「白鷺城」にちなむ。
能を題材とした音楽物語。化け物退治を想起させる不気味な雰囲気の中に一縷の美しい音楽が垣間見える。
感動的な旋律あり、迫力のサウンドありの変化に富んだ本作。ソロがなく金管の音域も配慮されている。
愛する人を想う気持ちや苦悩、葛藤といった様々な心の変化をドラマチックな音楽で表現。
壮大な「宇宙」に挑む探査機「はやぶさ」。その壮大なサクセスストーリーを表現した大作。
技術的に演奏しやすく中編成でも演奏可能。東日本大震災への追悼と、復興への祈りが込められている作品。
スペイン・カタルーニャの歴史や芸術的な街並みを表現した作品。
愛する人を待ち続ける女心、裏切られた思い…劇的なストーリーを描く!
戯曲『夜の来訪者』を題材にした作品です。人間の内面・本質に迫る物語を様々な楽器にスポットを当て表現。

松代晃明

三浦秀秋

オーネット・コールマンの作曲したオーケストラ曲「アメリカの空」に感動し、自分もこのような曲を作りたいと思い作曲された。

三澤 慶

ガリレオが発見した木星の4つの衛星をテーマに作曲。遠く離れた衛星に想いを馳せた壮大なサウンドの作品。

水口 透

「ソーラン節」をロックのリズムで編曲した作品。ぜひオリジナルの「ソーラン節」を!
古典の楽曲を体験できる秀逸な楽曲。3曲で構成され、若い演奏者にとっては演奏を通じて多くのことを学べる作品です。
「かごめかごめ」「あんたがたどこさ」「とおりゃんせ」「ずいずいずっころばし」を幻想曲風にまとめた4曲からなる組曲です。

明光院正人

ドラム・セットを加えればポップス風になり、リズム・セクションを外せばクラシックのアレンジに。
熊本民謡をボサノヴァにアレンジ。トランペットの名手がいるバンドは是非。ステージ前面に出てきて吹いて欲しいですね。
ジャズの原型であるデキシーランド・スタイルからモダン・ジャズのスタイルに発展します。

森田一浩

音楽はシンプルでわかりやすく、その解釈に近代音楽以降の特殊な知識はまったく必要としない。
耳に馴染んだメロディを軸に作品全体の構成を整え、シンフォニックにまとめ上げられた名アレンジ。
序章|元老院広場にて|輪舞|踊りの情景|偉大な都市への賛歌の5曲を再構成した濃厚アレンジ。
登場人物が歌う有名なナンバーに偏ることなく、クラシカルかつシンフォニックな流れになっています。
第2幕全体がコンパクトに縮小され、曲の最後には原曲にないエンディングが選択できるように書き加えられています。
サルスエラとしてつくられ、13年に2幕のオペラに改作された〈はかなき人生〉は演奏時間が1時間ほどの小粒な作品だが、そこには驚くほど豊かなスペイン情緒が盛り込まれている。版は異なりますが、1990年代から2000年代前半にかけて全国大会で演奏されています。
タイトルは「十月に宿る超自然の力」という意味。
曲は夕暮れ時の不穏な心理を象徴するような、揺れ動く楽想が全体を支配しているが、最後には、すっかり陽が暮れて再び心が落ち着いていく様子も感じ取れるだろう。
童話をモチーフとしたピアノ連弾全曲を吹奏楽に編曲。本アレンジでもピアノは不可欠なものとなっている。
埼玉県立伊奈学園総合高等学校吹奏楽部の依頼で編曲。各部分は流れをこわさない範囲で短縮してある。
「パガニーニの主題」として有名な24番を含む、パガニーニ《24の奇想曲》の数々をモチーフに作られた優雅で華やかなディヴェルティメント
スペインの哀愁漂う名曲から5つの楽曲を抜粋しコンパクトな組曲に。
ピアノ協奏曲としての性質をもつ原作から独奏楽器を取り払い、合奏だけで作品の魅力の再現に挑んだ編曲。
サロメが薄布を脱ぎ捨てながら踊るシーン。9分半の演奏時間の内容は驚くほど充実している。。
20年の時を超えて完成した組曲版の全曲編曲
パイプオルガンを聴いているかのような荘厳さ、ヴァイオリンの繊細さなど様々な表情を見せる。
全3幕のオペラ「ばらの騎士」は、上演時間約3時間20分。そこからほんの一部分を抜粋した約22分の組曲。
演奏には高度な技術が求められる作品。各楽器間のバランスとコントラストの妙が吹奏楽版にも活かされている。
吹奏楽コンクールでも古くからよく演奏され、バッハの数多いオルガン作品の中で最も親しまれている作品。
全曲をアレンジした決定版。吹奏楽ならではのダイナミックさを利用し再構築されている。
管楽器の透き通った音色が似合う、まるで吹奏楽オリジナル曲であるかのようなバランスのとれた名アレンジ。
ピアノ曲は、オーケストレーションの選択肢が多く編曲難易度も高いが、素晴らしい音楽にまとめられている。
流れるように繊細な叙情性と力強い躍動感といった、対照の妙が確かな技術で表現された秀作です。版は異なりますが、川越奏和奏友会吹奏楽団をはじめ、全国大会で演奏されています。
スペインに特別な想いを抱く作品。吹奏楽コンクールでは第4曲「Feria(祭り)」が取り上げられることが多い。
レスピーギ作品の中では「シバの女王ベルキス」についで大きい編成の管弦楽曲。ノーカット全曲のセットです。

八木澤教司

大航海時代の“伝説の地”を冠した作品。グレードに配慮されつつも抒情的な旋律・ドラマティックな展開が魅力的!
エチュードとしても素晴らしい、美しいコラールです。
壮大で感動的なコラールと喜びに溢れた旋律が印象的。闇を払い光を与え、人々に希望をもたらす暁のような音楽。
奇想曲⇒カプリッチョ(気まぐれな)に示される、軽快かつ陽気な作品。中間部の美しく温かい旋律が印象的。
スクールバンドの自由曲におすすめ。壮大な自然風景に思いを馳せて楽しく演奏できる作品。
岩上にそびえ立つ修道院と厳しい修行に精進する修道士を描いた作品。
人生で背中を押された先達に感謝を込めたコラール。「不滅」の花言葉を持つ《アマランサス》を曲名に冠す。
フルート4重奏の「テルミニ」を再編した作品。ローマの街角を散策している様子を楽しいスキップのリズムが表現します。
吹奏楽とソロトランペットのための「耳馴染みやすい曲調」の協奏曲。中間部に感動的なコラールあり。
管楽器のハーモニーを重視し、優しく心から奏でるコラールアレンジ。
真っ青な空・エーゲ海・白壁の家々…ギリシャのサントリーニ島を描く。
仲間と1つの音楽を作り上げる喜びを味わえる友情の行進曲。明るく楽しく、気持ちを鼓舞する音楽です。
世界中の人たちにシンガポールという素晴らしい国を音楽として紹介したいという想いで作曲された。
定期演奏会のミュージカルステージのために作曲し、ダンスを加えた総合パフォーマンスとして2009年12月に初演された。
「子供たちが多くの困難をも乗り越え、希望のある未来へと向かってほしい」という想いが込められた作品。
前半の重厚なサウンド、コミカルな中間部、感動的なコラールと変化に富んだ曲調が存分に楽しめる作品。
山梨の美しい自然を描写。勇壮な山並みが感じられるダイナミックな作品。20名程度より演奏可能。
キラキラと輝く朝の海」「荒れ狂う嵐の海」「優しく包み込むような雄大な海」を表現。
山梨の美しい自然を描写すると共に、委嘱楽団の団結と歴史を表した作品。心を込めて演奏したい曲です。
親しみやすい曲調、明快な様式で、聴き手にも親しみやすく、初級バンドも演奏可能な作品です。
八木澤教司氏が自発的に好きなように書いた特徴的な作品。
美しいメロディ・心地よい和声がパート間で“受け継がれていく”。
大型楽器不要!音律がなくとも色彩感が美しい教育的3重奏作品。
「外国人から見た日本の四季」をテーマに、紅葉の舞い散る風景や花火の風景が描かれた華やかな作品。
神々しさを感じさせる、パイプオルガン風の響き。小編成ながらも歯ごたえがあり、迫力ある作品。
キラキラと輝く朝の海、荒れ狂う嵐の海、優しく包み込むような雄大な海 を表現。きらびやかな響きが人気。
美しく壮大な風景や、断崖や奇岩怪石の渓谷といった自然の厳しさを、小さなコロポックルの視点から描写した冒険ストーリーです。
「今までの八木澤作品と傾向の違う楽想かつ、多くの吹奏楽愛好者に親しまれる作品を」という依頼で作られた。
エネルギッシュな作風で書き上げられた作品。
ポーランドの情景・戦い・ドイツポーランド軍へのレクイエムの3場面で構成された一曲。
謎多き空中都市を描くドラマチックな作品。神秘的かつ壮大なスケールのオーケストレーションに引き込まれる。
八木澤氏による原調かつ大編成の編曲。原曲オーケストラを意識した厚く荘厳な響きで今までのイメージを覆す。
「稜線の風」は、作曲者が直接肌で感じとった北アルプスの印象を、空から鳥になった視点で描写した冒険ストーリー
チンギスハンの人生における苦悩、勇敢に戦い栄光を勝ち取る生きざまを、モンゴルの大草原の壮大さと重ね併せながら描写した作品。
この作品は多くの謎を秘めたアフ・アキビのモアイ像をテーマにして、絶海の孤島「イースター」の情景と共に描写したものです。
アジアを舞台にした4楽章からなるエネルギッシュな大作です。
《ペル・ソナーレ》(Per-Sonare)とはラテン語で[通りぬける響き]という意味合いを持つ言葉です。
火山の噴火により、一夜にして消滅した古代遺跡ポンペイ。その壮大な歴史を伝えるドラマチックな作品です。
高度な文明と美しい緑に囲まれたレムリア大陸が滅びていく描写で、「平和であることに感謝するきっかけになってほしい」という願いの込められた作品。
古代マヤ文明の人々の繁栄と滅亡をテーマに作曲されている。八木澤氏ならではのドラマティックで壮大な作品。
習志野ウィンド・オーケストラ創立20周年記念委嘱作品
東北福祉大学委嘱作品として2011年の全日本吹奏楽コンクールで演奏された。暖かさと壮大さが八木澤氏ならではの言葉で表現されている。
まだ発見されて100年も経っていない神秘的な“マチュピチュ”。今回は空中に眠るこの壮大な遺跡、そして過去に封印された多くの謎に迫る作品を目指しました。
サルバドール・ダリの代表作の1つ「ナルシスの変貌」の見る者を圧倒する緊張感のある緻密な作風に心を奪われ、曲のテーマとした。

山里佐和子

難易度は高すぎず、かつ演奏し甲斐のある譜面となるよう意識して選曲・アレンジされている。
ジャズに影響を与えた軍楽隊の奏でる音楽をイメージした「パレード」誰ともなく自然と口ずさむ「バラード」そして夜がふけてからの楽しみ「レビュー」の3曲から成ります。
「誰も寝てはならぬ」など、有名なアリアをいいとこどり!原曲の良さを残しつつ出来る限り難易度を上げずに書かれています。
「闘牛士の歌」が「ハバネラ」などの印象的なリズムスタイルに乗っ取って展開していく作品。
アイーダ、トロヴァトーレ、椿姫のオペラより合唱曲を中心に抜粋、構成しました。
30人前後でも演奏可能なオーケストレイション。ダブルリード、ストリングベースはオプション。打楽器は4名で演奏可能。
金管楽器の重々しいリズムが印象的な前奏曲から始まり、広く親しまれているアリアや4重唱を中心に選曲・アレンジしています。
『ファルスタッフ』のエッセンスを詰め込んだセレクション。30名前後の編成で演奏可能。
華やかなオペラの雰囲気だけでなく、ソロイスティックな部分も楽しめるなど、若い演奏家が古典に触れる機会として編曲された、教育的な意義の高い作品です。
全体の構成は明るくわかりやすい、歌心あふれる一曲。
グランド・オペラ形式版「トロヴァトーレ」第3幕に追記されたバレエ音楽の1,2,4曲目より抜粋しました。
ユーフォニアムの最大の魅力である叙情的な音色を生かした、親しみやすい1曲です。全編にわたって易しく書かれています。

山内雅弘

変拍子を多用した難曲。変拍子を活かした、快活で緊張感のある演奏を目指したい。
約7分という短い演奏時間の中に性格の異なる様々な場面を詰め込んだ作品です。

吉野由紀子

和田直也

ヨーロッパで「永遠の幸せ」の象徴とされる花かんむりを描いた作品。
「古代の海の生物が水族館にいたら、、、?」そんなユーモア溢れる組曲。
ヨーロッパで「永遠の幸せ」の象徴とされる花かんむりを描いた作品。吹奏楽編成向けにリアレンジ。

渡部謙一

コンサートに華を添えるチャイコフスキーの名曲。原曲に忠実なアレンジです。

和田 薫

曲は2つの章からなり、静と動、陰と陽の二局対立の構図を計り、海が見せる無限の表情を企図している。2つの章は連続して演奏される。

チェックしたアイテム