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「フレキシブル・コラール集」を使った<br>《効果の出る練習》って??

「フレキシブル・コラール」をデイリー・トレーニングとして活用している現場の先生だからよくわかる!

実際に行われた講座の動画も交え、ご紹介!

参考動画:広島県吹奏楽連盟 第26回指導者セミナー
講師:修道中学校・修道高等学校スクールバンド班参与:大咲司朗先生
モデルバンド:広島県吹奏楽連盟 ディレクターズバンド

ふじの山(C dur 4/4)文部省唱歌 編曲:福田洋介

とにかく歌ってみよう / 生徒は意外と知らない!フレーズの秘密 / 位置エネルギー / 簡単な曲で感覚を学ぼう

赤とんぼ(Es dur 3/4) 作曲:山田耕筰/編曲:後藤洋

低音がメロディーの時は? / 楽譜は見よう / 打楽器こそメロディーが大切 / 急がば回れ / 役割を見極めよう

アメージンググレイス(F dur - B♭dur 4/4)讃美歌 編曲:八木澤教司

ここまで学んだことを活かして演奏してみよう

①先生のリコーダーに合わせて歌ってみよう

管楽器独特の「のばし」などの表現がピアノより表現しやすいリコーダーを使ってみましょう。 歌うことで楽器の発音も揃っていきます。ブレスの位置も気にしてみよう。

②メロディー譜を吹く

歌った通りに楽器で吹いてみよう。
歌った時はしなかったのに、楽器で吹くとつい高音の前に強く吹こうとしてブレスしてしまったりしていませんか? 弱拍にある「頂点」(一番高い音)は尖らせないで「優しく丁寧に」がコツ。 楽譜には書いていない大きなフレーズを大事にして、楽譜に書いてあるアーティキュレーションにとらわれすぎないようにしましょう。

③コラール譜を吹く

まずスコアの「主役」(メロディー)に色を塗って、主役は普通に、主役以外は「半分の力」で吹いて参加してみよう。できあがったバランスをみんなで話し合って、自分たちの色を決めていこう。
「役割の大切さ」を理解できるので、別の曲を演奏する時も、まず「自分の役割は?」と考える事ができるようになります。

まとめ:①~③を意識してコラールを演奏

できていた事、できていなかった事を発表しあい、モチベーションアップ。
※どんなバンドでもここまでで「自分がどう立ち回るべきか理解している」「発音が揃う」状態になるため、明らかに音がまとまります!

フレキシブル・コラール集シリーズはこちら

《収録曲》
日本と世界の「歌」によるコラール。吹くだけでなく、歌うことで表現とハーモニーの力が身に付きます。
≪第1弾≫
さくらさくら
b moll 4/4
日本古謡(後藤 洋)
野ばら
Es dur 6/8
H.ヴェルナー(後藤 洋)
荒城の月
c moll 4/4
瀧廉太郎(後藤 洋)
アニー・ローリー
B dur 4/4
J.D.スコット(後藤 洋)
朧月夜
Es dur 3/4
岡野貞一(後藤 洋)
新たなアレンジャーも加わり、さらにバリエーションが広がりました。
≪第2弾≫
ふじの山
C dur 4/4
文部省唱歌(福田洋介)
家路
B dur 4/4
A.ドヴォルザーク(和田直也)
いつか王子様が
Es dur 3/4
F.チャーチル(高橋宏樹)
グリーンスリーヴス
d moll 6/8
イギリス民謡(後藤 洋)
赤とんぼ
Es dur 3/4
山田耕筰(後藤 洋)
互いの音を聴き合う事を重視したアレンジで、これまで以上に立体的なアンサンブルを学べます。
≪第3弾≫
もみじ
F dur 4/4
岡野貞一(後藤 洋)
あら野の果てに
Es dur 4/4
讃美歌(後藤 洋)
故郷
F dur 3/4
岡野貞一(水口 透)
ケンタッキーの我が家
F dur 4/4
S.フォスター(八木澤教司)
アメージング・グレイス
F dur - B♭dur 3/4
讃美歌(八木澤教司)