♪詳細情報♪
▼楽器編成▼
Soprano Saxophone in B♭
(Angklung or Japanese Bell)
Alto Saxophone in E♭
(Angkulng or Japanese Bell)
Tenor Saxophone in B♭
(Angkulng or Japanese Bell)
Baritone Saxophone in E♭
(Angkulng or Japanese Bell)
(Angklung or Japanese Bell)
Alto Saxophone in E♭
(Angkulng or Japanese Bell)
Tenor Saxophone in B♭
(Angkulng or Japanese Bell)
Baritone Saxophone in E♭
(Angkulng or Japanese Bell)
Percussion 1
Marimba
Suspended Cymbal)
Percussion 2 Suspended Cymbal)
Temple Block
Bell Tree or Wind Chime
Tam-tam
Vibraphone
Japanese Low Drum or Bass Tom or Small Bass Drum
Japanese Bell or Sleigh Bell
※Splash Cymbal
※Splash Cymb.は、なければ、両手の撥を叩き合せる。
Bell Tree or Wind Chime
Tam-tam
Vibraphone
Japanese Low Drum or Bass Tom or Small Bass Drum
Japanese Bell or Sleigh Bell
※Splash Cymbal
※Splash Cymb.は、なければ、両手の撥を叩き合せる。
Percussion 3
Timpani
Japanese Bell or Sleigh Bell
※Japanese Drum Set or 4 Toms
Suspended Cymbal
締太鼓 or Bongo
Hi-hat Cymbal
※Japanese Drum Setは、日本の太鼓(締太鼓/桶桐太鼓/平太鼓/やぐら太鼓)など用意できれば、音高を自由に組み合わせて演奏してもよい。なければ、Tomで代用する。Japanese Bell or Sleigh Bell
※Japanese Drum Set or 4 Toms
Suspended Cymbal
締太鼓 or Bongo
Hi-hat Cymbal
♪楽曲解説♪
日本神話に登場する神様の船…それこそが、作品のタイトルでもある『鳥之石楠船神』(とりのいわくすふねのかみ)です。
2006年、小鼓、ピアノ、マリンバ、打楽器の4人編成で基となる作品を完成させました。書き終えるだけで満足していたもので初演される事も無く、私の家の棚に眠らせていたのですが、4年後、福岡県・芦屋町立芦屋中学校吹奏楽部から委嘱のお話しを頂き、この作品をサックスと打楽器の編成で改定する事にしました。新編成にした事で、テクニック的な面で難しい箇所も生じましたが、これまでにはなかった新しいサウンドが生まれ、とても面白い作品に変わったように思います。新感覚の混合アンサンブルを皆さんの手で、躍動に満ちた演奏を期待します。
冒頭の指定テンポは、あくまで目安とし自由な流れで演奏してみてください。ロングトーンなども曲の雰囲気に合わせ、長い息でたっぷりとやってみましょう。Bからはザッツをしっかりと合わせて、各パートとの絡みを楽しみながら曲を作っていくと良いと思います。Gからの中間部は、打楽器の奥深い低音の響きの中からアルトサックスのソロが入ります。緊張せずに豊かな響きで楽に演奏してください。Hは、鍵盤のコラールを基に、サックス群がアンクルンや鈴(持続のあるキラキラとした音など)を用いて響きを作ります。空間をうまく利用して視覚的効果も得られるよう工夫してみてください。
(片岡寛晶)