♪詳細情報♪
演奏時間:4分00秒 (約)
グレード:3
主なソロパート:特になし(パート毎でのスタンド・プレーの指示あり)
Trp.最高音: 1st / G 2nd / G 3rd / D
最少演奏人数:28名
編成:吹奏楽(小編成対応)
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
▼楽器編成▼
1st & 2nd Flutes
*Oboe (opt. div.)
*Bassoon
E♭Clarinet
1st B♭Clarinet
2nd & 3rd B♭Clarinets
Bass Clarinet
1st & 2nd Alto Saxophones
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
2nd & 3rd Trumpets
1st & 2nd Horns in F
1st & 2nd Trombones
3rd Trombone
Euphonium
Tuba
*String Bass
* 省略可
1st Percussion
Suspended Cymbal
Wood Block
Triangle
Slapstick (or Whip)
Xylophone
♪楽曲解説♪
石川県吹奏楽連盟創立50周年の記念委嘱作品として、2010年に作曲されました。ご依頼をいただいた際の条件はただひとつ「アンコールに演奏できるような明るく楽しい曲を」。そこで私もごくシンプルに、誰でも理屈なしに楽しめる曲であることを目指しました。
ただひとつ、ご依頼の条件に自分で付け加えたのは、吹奏楽を構成するたくさんの楽器の魅力をアピールし、演奏する側にも、自分が手にしている楽器のすばらしさをあらためて感じていただくこと。そのために、この作品は「楽器紹介」的にそれぞれの楽器(またはセクション)がスタンド・プレイで聴衆にご挨拶をしていく、という構成になっています。スタンド・プレイの順番は、クラリネット・セクション(E♭クラリネットやバス・クラリネットも一緒)、ピッコロとフルート、ホルン、オーボエとバスーン、打楽器セクション、ユーフォニアムとテューバとダブルベース、トロンボーン、サクソフォーン・セクション、そしてトランペット。最後は全員があらためて起立して客席にご挨拶します。技術的には中級程度で、オーボエ,バスーン、ダブルベースなどがない場合は他の楽器で代替できるようにしました。
曲名は、もちろん「コンサートの最後に楽しく演奏して盛り上げよう!」という思いから付けられたものですが、“encore” は本来「さらに、もっと」という意味をもった言葉です。この曲を演奏し、聴いて下さる皆さんに、さらに音楽を楽しんでほしい、そして石川県の吹奏楽活動がさらに充実した、すばらしいものになってほしい、という願いも、実はそこに込められているのです。
たくさんの人がこの曲を通じてさらに、そして末永く吹奏楽を愛してくださるようになれば、それにまさる喜びはありません。
(後藤 洋)