♪詳細情報♪
編曲:杉浦邦弘(Kunihiro Sugiura)
演奏時間:4分00秒 (約)
グレード:3
主なソロパート:特になし
Trp.最高音:1st:F / 2nd:D / 3rd:D
最少演奏人数:26名
編成:吹奏楽
販売形態:販売譜(スコア+パート譜 参考CD付き)
▼楽器編成▼
Flute
Oboe
Bassoon
1st Clarinet in B♭
2nd & 3rd Clarinets in B♭
Bass Clarinet in B♭
1st & 2nd Alto Saxophones
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
2nd & 3rd Trumpets in B♭
1st & 2nd Horns in F
1st & 2nd Trombones
Euphonium
Tuba
Electric Bass Guitar *
(or Synth Bass)
* 省略可
Piano
1st Percussion
Wind Chime / Sleigh Bell
Tambourine / Cabasa
♪楽曲解説♪
◆演奏上のアドバイス
小さな編成の楽団でも対応できるように不足する楽器やバランス的に弱い楽器を想定してスコアとパート譜には代奏のためのキューが細かく指示してあります。必要と判断される箇所でためらわずに活用してください。なお9小節からのテューバのキューはエレクトリック・ベース・ギターがなく、バズーン、バス・クラリネット、バリトン・サクソフォーンの響きが不十分な時にのみ用いるのが良いでしょう。中~大編成の吹奏楽団の場合、ホルンは1st、2ndそれぞれ2本ずつ、合計4本で演奏する方が他のパートとのバランスがとりやすいでしょう。
ポピュラー曲を演奏する際、エレクトリック・ベース・ギターは欠かせない楽器です。是非、編成に加えてみてください。奏者がいない場合はシンセサイザーで代用するのもひとつの方法です。各パートが1本しかないようなごく小規模な楽団にとって、ピアノは大きな役割を果たすでしょう。また、シンフォニック・バンドではP.A.装置で音量を増幅するのも良いし、エレクトリック・ピアノやシンセサイザーで全体のサウンドをより色彩的にするのもバンドの個性が発揮できる方法のひとつです。
なお、小音符で書かれた左手のベース・パートは低音群が充実していれば省略して良いと思います。ピアノやベース・ギターの楽譜にはコードが書かれているので、ギターを加えても良いでしょう。(その場合ドラムやパーカッション群のリズム・パターンを参考にしてください。)イントロは広がりのある豊かなサウンドづくりが求められます。特に木管楽器は十分なレガートで、弦楽器のようなイメージで演奏してください。9小節から旋律を演奏するクラリネットは多少音を長めにし、落ち着いた雰囲気づくりが必要です。(36小節からのソクソフォーン、40小節から加わるフルート、ホルンも同様。)18小節目から旋律と伴奏を演奏する楽器が交互に入れ替わるので、バランスに注意してください。
《メドレーで演奏する場合》
メドレーで演奏したい場合は48小節目からの「Coda」を用いる。このシリーズの6曲全てを「Teresa Teng Greatest Hits(テレサ・テン・グレイテスト・ヒッツ)」として演奏する場合はストレート(1コーラス)または、1番カッコを省略して(1コーラス・ハーフ)52小節からの「Medley Ending」に進む。
編曲 杉浦邦弘(すぎうら くにひろ)
静岡交響楽団打楽器奏者。武蔵野音楽大学打楽器専攻卒業。打楽器を小林美隆、野仲啓之助、ドラム・セットを長谷川清司の各氏に師事。演奏活動のほか吹奏楽・管弦楽・室内楽を中心とする作曲・編曲、ラジオやテレビのテーマ・ソング、CM等を手がけている。